いまから4,000年前(縄文時代中期後葉)に大きなムラがあった!
 
 北代遺跡は富山県富山市北代にあります。
 
 この遺跡は東西280m、南北200mに広がり、1000年も続いたムラのあとです。
これまでに高床建物(たかゆかたてもの)4棟以上、竪穴住居(たてあなじゅうきょ)75棟以上が見つかっています。これだけの建物は同時に建っていたのではなく、約1000年の間に何度も建てかえられた結果です。同時に建っていたのは5〜6棟と考えられます。
 
 ムラの中心には広場があり、そこに高床建物が建てられ、その広場を囲むように竪穴住居が建てられていました。

 北側には谷があり、水が湧き出しています。この水は飲み水としたり、ドングリのアク抜きをしたりと大事に利用されたと考えられます。

 ムラからは、縄文人が使った道具がたくさん出土しています。道具は土や石、動物の骨を利用してつくられています。
 なかでも土偶・三角とう形土製品・タカラ貝形土製品といった、おまじない・お祈りに使ったと思われる遺物がいくつもみつかっています。
 
 北代遺跡のように、竪穴住居と高床建物が同じ頃に建てられ、たくさんの道具が見つかる遺跡は北陸地方では少なく、昭和59年に国の史跡に指定されました。
2008年2月29日現在の北代縄文広場の入場者数は
85,725人です