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水路跡
  [2005/03/26新規]
 

八幡東区の河内貯水池は、1919(大正8)年、官営製鉄所の用水確保を目的に計画され、工事が始まりました。そして1927(昭和2)年、完成しました。八幡東区天神町の鬼ヶ原配水場までは、水路と鉄管で導水していました。その水路は1953(昭和28)年の水害で損壊し、応急工事で使用されていましたが、1965(昭和40)年、トンネルによる送水管が完成し、導水路としての役目は終わりました。
現在は、水路の上部は全て蓋をされ、舗装されてサイクリングロードになっています。勾配をほとんど感じない、平坦なコースですが、景観の変化を堪能できます。

 

八幡東区中央町から出発します。高速道の大谷インターに近い所に市水道局の山ノ神ポンプ場があります。その横、大谷2丁目を山手に上って行きます。この坂道がこの行程の中で、一番きつい所です。坂道の先の所に小さな太鼓橋が見えてきました。そこが水路跡です。

 

サイクリングロードは西にまだ伸びていますので、たどって行きますと、八幡東区神山町の山手になります。
左手のトンネルは都市高速の大谷トンネルです。中央の高い建物は八幡駅付近です。遠くは若松の山です。

水路跡に上ってきた所まで戻ります。太鼓橋の側に小さなコンクリートの標識が立っていました。3500Mと刻まれています。水路の出発からの距離でしょう。
先に進んで振り向くと、皿倉山が見えました。水路跡は、現在は普通の道路のように見えますが、車が通ることはありません。下は空洞です。

 

水路が谷あいを通る所は橋になっています。この橋の下を下って行くと、丸山町になります。

 

そこからの眺めです。手前は中央町で、その先は東田です。スペースワールドが見えます。風に乗って、ジェットコースターの音が聞こえてきました。そして洞海湾が見えます。

 

その先の眺めです。手前白い低層の建物は八幡東区役所です。その先の空地は東田です。小山に赤白の煙突が見えるのは戸畑区牧山です。その右に見える赤い橋は若戸大橋です。

道は右に曲がり、上りになります。水路があった頃は、ここは階段状になって水が流れていました。水路で目立って勾配があるのはここだけです。只越の切通しという切通しなっていて、上に只越歩道橋と呼ぶ鉄橋が架かっています。大蔵から皿倉山への登山道の橋です。ここを過ぎると、大蔵谷の景観になります。

 

峠を過ぎた所に、水路があった頃は円形の池になっていて、そこから大蔵水源地に分水されていました。下に伸びている道路は大蔵水源地に下っていた水路の跡です。写真を見るより実際は急勾配です。

 

その先からの眺めです。手前右手、左手は大蔵谷です。その先左手は八幡東区高見です。右手の遠くは小倉北区の市街地になります。

 

大蔵谷に入ってきますと、水路は林の中を歩くようになります。所々で視界が開けます。ここは景勝町の山手です。中央は市営の勝山団地です。
勝山・景勝町は「八幡のまちかど」の「勝山・景勝町」をご覧ください。 

 

 

 

 

 

 

大蔵谷を奥に入って行きます。左上、大蔵谷に都市高速が高架橋で通っています。高架橋の向こうが大蔵、勝山で、手前が勝山、景勝町になります。右上から豊町になります。谷が一番狭い所です。左下は更に奥になり、棚田が見えます。

 

 

左のように、水路跡から一般道に出ます。大蔵と河内貯水池を結ぶ道路です。右の空地は上重田の西鉄バスが転回する場所です。バスは八幡駅方面と到津方面があります。八幡駅方面は1時間に2本程度はあります。歩ける水路跡はここまでですが、水路の出発点まで行ってみます。
右のように、河内貯水池に向かって上って行きます。道路に沿った崖に水路跡はあります。道路が右に曲がる所があります。そこで、水路は道路の下を通るようです。

道路の下をくぐった水路は、その先は道路の左側の下にあります。蓋をされてない水路が先の方まで続いています。先の方に道路の橋の下に水路の橋があります。この辺は水路の上を歩くことはできません。

 

 

左の河内貯水池の堰堤の下に、水を曝気して臭いを取っていた噴水がある、亜字池があります。亜の字の形をしているので、この名が付けられました。池までは堰堤から下りて、川に架かった吊り橋を渡って行けます。水路はこの池が出発点になります。左に伸びているのが水路です。

 

堰堤からしばらく貯水池の側の道路を進みますと、サイクリングセンターがあり、学校の休みの日に自転車の貸出を行っているようです。河内貯水池一周、貯水池の更に奥の田代まで、そしてこれまで歩いて来た水路跡がサイクリングロードとして整備されています。貯水池周辺は「北九州のみどころ」の「河内貯水池」をご覧ください。

 

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