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吉祥寺藤まつり     八幡西区吉祥寺町  [2006/05/06更新]

 

毎年4月27〜29日の3日間吉祥寺(きっしょうじ)藤まつりが行われ、香月の町は多くの見物客で賑わいます。
4月下旬から5月上旬にかけて、吉祥寺本堂前の大藤棚いっぱいに薄紫の藤の花が咲きます。吉祥寺の裏山や隣の小山は吉祥寺公園として整備され、藤棚が設けられ、藤の花が咲きます。この時期、この辺り一帯に甘い藤の花の香りが漂います。

 

藤まつりの期間、吉祥寺の門前には多くの露店が出ます。
吉祥寺は「きちじょうじ」の呼び方が普通のようですが、このお寺は「きっしょうじ」と呼びます。地名も「きっしょうじまち」になっています。

 

吉祥寺は鎮西上人が開山された寺で、上人を出産後、難産のため亡くなられた母の菩提を弔うため、産屋の跡に建てられた庵がそのもとだといわれています。
鎮西上人(聖光房弁長、1162-1238)は、平安時代末期、筑前国遠賀郡香月の領主香月氏の一族として生まれました。

 

参道の階段の横に井戸があります。鎮西上人の誕生水との石碑が立っています。
吉祥寺の山号は誕生山といいます。

 

山門の前の銅像は上人14歳の折の修行に旅立つ姿をあらわしています。筑紫の観世音寺や比叡山延暦寺で学びますが、鎌倉仏教の幕開けである浄土宗を開いた法然上人と出会い、その門に入り、その法灯を引継ぎます。後、九州に戻り、多くの寺を創建します。その中で大本山といわれるのが、筑後の善導寺で、ここで上人は亡くなります。

 

本尊の木造阿弥陀如来坐像は鎮西上人が亡くなった母の菩提を弔うために彫ったものと伝えられ、安産子育てに霊験あらたかといわれ、信仰をあつめています。まつりの間開帳される秘仏とされます。

 

 

樹齢150年の紫野田藤3本は北九州市の保存樹に指定されています。1904(明治37)年に樹齢50年の藤をここに植えたものといわれています。

本堂前に大藤棚があります。薄紫の花から甘い香りが漂います。

藤棚から長く垂れた藤の花が風に揺れる様はいいものです。

本堂から山門までの大藤棚が藤の花で埋まっている様子を、裏山に上る階段の上から見ることができます。
左の本堂は1834(天保5)年に建築されたものです。

 

 

吉祥寺の本堂前から裏山に上る階段が吉祥寺公園入口の一つになります。裏山の左手、西側は紅葉の森になっていて、この時期は若葉で、秋は紅葉が見頃です。

 

紅葉の森とは反対に、右手、東側に行くと、隣の小山との間の谷に木の歩道橋が架かっています。歩道橋の先に藤棚があり、三重塔が見えます。

三重塔は実は公園の展望台です。その横に大藤棚があり、藤棚の前に芝生広場が広がっています。

 

吉祥寺の大藤棚に比べると、公園の大藤棚の藤はまだ若々しいです。

 

展望台から北東の眺めです。近年小嶺から香月にかけて開けた住宅地が望めます。緑の屋根と隣のコンクリートの建物は千代小学校です。先方の一番高い山が皿倉山です。手前は公園の大藤棚とその前の芝生広場です。

同じく南東の眺めです。手前は公園の入口の藤棚のある階段が見えます。はるか遠くに福智山がかすかに見えます。

 

 

左は展望台と大藤棚を公園入口方向から見てます。右は吉祥寺公園入口です。階段の上に藤棚があります。公園入口の左右に駐車場があります。

 

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