2010年 山荘の畑から

 8月 今年は例年にない暑さです。ここに山荘を建ててから初めてではないでしょうか。異常気象は年々深まっているようです。

 春に植えたジャガイモがすべてイノシシに食べられてしまいました。こんなことも初めてです。まわりの畑ではすべての人が柵で畑を覆い獣除けをしていました。そんなこともあり、我が畑に集中してしまったようです。一様その畑には上からネットをかけてネットの上を歩けば足が絡むようになっていたのですが、敵もさるものその下でゆうゆうと食べていたようです。本当にほとんど残らないほど食べつくしていました。

 今年は早稲の大豆を蒔きました。おかげさまで7月後半から枝豆を食べることができました。通常の豆はまだ花の状態です。8月下旬から9月上旬が食べごろでしょうか。

 果樹にも異変が・・・。桃がすっかり実を落としてしまいました。花はいっぱい咲いたのに残念です。ブルーベリーも苗によって実付きが悪くなっています。ブドウも昨年は10房以上取れたのに今年はひとつもなっていません。珍しいのはリンゴが5つ実をつけています。このまま大きくなるといいなあ。スモモも3年ぶりにいっぱい実をつけています。もう少ししたら収穫です。前回はスモモ酒を作りましたが今度はどうしようかしら。

 今年は、いままでもらったパイプだけでハウスを利用していましたが、ビニールももらったので全面を覆うことにしました。雨がかからないので、雨の苦手な作物を作っています。トマト、キュウリ、ピーマン、ニガウリなど順調に収穫しています。ただ、ハーブが管理が悪かったため枯れてしまいました。どうも暑すぎたようです。

2009年 山荘の畑から

 6月 山々はすっかり濃い緑色に覆われ力強さを取り戻しています。山からはウグイスやホトトギスの元気な鳴き声、田んぼからはカエルのにぎやかな声が聞こえてきます。草たちも一気に成長します。1回目の草刈りをする季節です。
 今年はインゲン系、ダイズ系を合わせて20数種類の苗を定植しました。そして、いま主力のエゴマやタカキビが苗床で大きくなっています。下旬には定植します。
 小麦、大麦、ライ麦が順調に成長し、少しずつ色つき始めています。小麦やライ麦はパンやクレープに、大麦は麦茶にして食べます。自家製のこれらの味は最高です。収穫は7月の予定です。
 ジャガイモも順調です。ただ、今年もイノシシらしきものが現れ、まわりの人の畑は荒らされてしまいました。私たちの畑は竹の枝や竹酢液で防御しています。いまのところ被害はありませんがこれから食べごろになった時が心配です。

 8月 7月中旬以降天気のすぐれない日が続いています。すっきりとした青空が長く続きません。田んぼの成長が止まってしまったようにもみえます。日照不足による農作物への影響が心配です。
 そんな中でも、確実に気温は上がっていて、私たちの畑の作物は水分をいっぱい吸い、エゴマや豆たちはグングンと大きくなっています。そのためときどきは雨に打たれて倒れた茎を土寄せして起こしてあげなければなりません。
 ジャガイモを雨が止んだ時にやっと収穫しました。それが思った以上に良い出来でうれしくなりました。これはジャガイモの成長期に晴天が続いたからかも知れません。ミニトマトは長雨に打たれてほとんど枯れてしまい、つけた実も赤悪ならず黒くなって落ちてしまいます。がっかりです。
 昨年から作り始めた「縄文キュウリ」(地元では昔キュウリと呼んでいる)はとても元気です。きっとこの土地に会っているのでしょう。しゃきしゃきとしてとてもおいしいです。また、種から簡単に育てられることが魅力です。



2007年 山荘の畑から

 7月 ジャガイモが順調に育ち、少しずつ収穫。小麦も上出来。手刈りしてさおに掛けて干す。雨が当たらないように軒下などに干す。大麦もまあまあのでき。春にタネを蒔いたエンドウが実を付ける。キヌサヤやいわゆるグリーンピースで食べる。ブルーベリーも色づき始める。

 
6月 苗の定植。丁寧に2本ずつ移す。移植時期がちょうどよい。ほとんど枯れずに育つ。ただ、えごまはしばらく雨が降らないとすぐ枯れてしまう。追加の補充を2度3度と行う。

 
5月 苗床に大豆系、インゲン系などの種、20数種を蒔く。10日ほど間をあけて、えごま・アワなどの雑穀の種を苗床に蒔く。畑に自家製の堆肥を入れる。コンポストトイレの糞が予想以上にさらさらと仕上がっていた。

 4月 畑づくりが始まりました。借りている畑にミニ耕運機を入れて土お越し。また今年から借りたハウスと新しく畑にする土地を耕す。
 
 3月 今年は冬に雪がなく、早く春がやってきました。でも雪がないということは水が少なくなるということ、田んぼや畑に影響がないか心配です。


2006年 山荘の畑から

 春、種まきの時期までは落ち葉を一生懸命集めます。ここの畑は落ち葉と糠を混ぜた堆肥が中心です。約2年ほど寝かせます。だから、4〜5箇所ほど堆肥場を作ってあります。でも今年11月に屋根付きのちょっと大きめの堆肥場を作りました。
  
 作っている雑穀の種はすべて前年取れたものです。自家採種で貴重な種の命をつないでいます。種は直播にしたり、苗を育ててから移植します。
 今年は6月に「スローツアー」ご一行様が9人もやってきました。普段は静かな畑も大勢でワイワイ、にぎやかに活気づきます。みんなでやると本当に早いものです。大助かりの一日でした。

 今年はインゲン系の豆の出来が悪く、大豆系はよく取れました。茶豆(ダダチャ)が過去最高で、黒豆もそれなりに取れました。例年よく出る大豆の紫紋も少なく大変よい出来です。
 小麦もよくできました。ライ麦と大麦は種分程度、ちょっと場所がわるかったようです。やっとそれぞれの畑の正確がわかってきました。野菜も場所(日当たりや日光)を選ぶようです。

 当山荘の中心作物であるエゴマは収穫時期に風雨を伴った低気圧に襲われ、かなりの損害を受けました。作付面積は前年より増やしたのですが、収穫量は前年の7割程度。天候に左右される農業の辛さを実感しました。

 秋には、援農者が何人か来てくれました。豆の調整や竹切などをしてもらいました。若い人たちと一緒に働くのは楽しいものです。みなさん気持ちよく働いてくれます。これからも若い人たちをどんどん受け入れていこうと考えています。


2005年 山荘の畑から

山荘のある福島の畑からの報告です。場所は標高約650メートルのあぶくま高原の中にあります。

・2005年、今年作った主な作物は次のとおりです。

 エゴマ、アワ、キビ、ヒエ、タカキビ、アマランサス、ソバ、黒もちとうもろこし
  (アマランサスは赤と白があり、白はエクアドルのキヌアが変化したような・・・?)

 大豆(大粒、小粒)、小豆(赤、白、黒)、ささげ、黒大豆、青大豆、茶大豆(だだちゃ豆)、えんどう豆、秘伝豆
  (秘伝豆は岩手県で手に入れました。大豆系です。ささげは16ささげのようにさやの長いものです。))

 白いんげん、モロッコいんげん、うずら豆、金時豆、紅絞り金時、とら豆、白花豆、赤豆、シャチ豆
  (豆の呼び名は地方によってまちまちです。赤豆とシャチ豆はここでつけました。)

 南部小麦、ライ麦、大麦

・一般的な野菜でここで路地でおいしく作れるのは次のとおりです。

 ジャガイモ、ダイコン、カボチャ、ニンジン、キャベツ、カブ

私たちが上手に作れるのはこれくらい。近所の人はハウスがあるのでその他、トマト、ナス、ニガウリ、ネギ、ゴボウ、ハクサイなどいろいろ作っています。いつもおすそ分けをもらっています。

<今年の特徴>
・ジャガイモは前年に比べて出来がよかった。昨年はかなり腐ってしまった。
・黒もちとうもろこしは、昨年同様何者かに食べられてしまった。いろいろ対策をやったにもかかわらずほぼ全滅。よっぽどおいしいのだろう。
・黒、青、茶の大豆もかなり食われる。来年は対策が必要。
・花豆は12月まで実をつけた。ただ大粒なので全体の量はそれほどではない。
・エゴマ、アワ、タカキビは例年より出来がよかった。
・昨年の春に種付けをしたホダ木から10月になって初めてシイタケが出てきた。もうかれこれ7年も経つホダ木からは春になるとまだシイタケが顔を出すので、これで春と秋にシイタケが採れることになった。

わが家の畑は斜面を切り開いたところにちょこちょことあります。これではまとまったものは作れないのでお隣さんから借りている畑もあります。もう何年も借りているのですが、今年初めて「返してもらおうかな」と言われてしまいました。どうしてかと聞いてみると、「畑が荒れている」というのです。私たちの農法はあまり耕しませんし草もとりません。だから見た目が悪く何を作っているのかわからないといった感じ。そんなのが気になったのかもしれません。これには本当に困りました。どうすれば貸してもらえるのかと聞くと、「機械を入れてきちんと耕せばいい」というので来年からはそうすることにしました。ここは地主さんのやり方に従うしかないようです。そのための思わぬ出費が・・・。ミニ耕運機を買うことにしました。

果樹もいくつか植えています。

 ブルーベルー、桃、梅、柿、さくらんぼ、栗、梨、りんご、すもも、ぶどう、いちごなど。

・2005年豊作だったのは、ブルーベリー、さくらんぼ、梅、柿。ブルーベリーはジャムに、梅は梅干、柿は干し柿と柿酢にしました。
・りんごと梨は花は咲くのですがまだ実を結びません。
・ぶどうはやっと少しだけ実をつけるようになりました。
・桃は昨年はいくつか食べれたのですが今年は実がすべて落ちてしまいました。