タバコ病判決を歌う

「うそ」 歌:不条理 紀久雄
     詞:筒井筒 康隆

遅れたタバコの 判決で
紀久雄の嘘が わかるのよ
国の圧力 あったのね あったのね
あー 5年あまりの 裁判に
あー 喫煙姿が よく似合う
あいまい表示で 十分と
タバコの被害者 泣かすよな
冷たい判決 書ける人

紀久雄の見せた わるいくせ
御用学者に 頼るくせ
頬づえついて 裁くくせ 裁くくせ
あー 訴え聞く気も ないくせに
あー 多くの被害者 どうするの
ニコチン依存は 酒よりも
軽いと JT喜ばす
哀しい判決 書ける人

あー 世界の流れに 逆らって
あー 因果関係 目をつぶり
販売責任 ないなんて
今どき 国とJTに
優しい判決 書ける人

*これは「分煙社会をめざす会」の会員が、2003年10月21日のいわゆる「タバコ病訴訟」の判決を聞いて、新年会・忘年会・歓送迎会・披露宴などの場で歌っていただきたいと思い、精魂込めて作詞しました。

この判決を下した裁判官は下記の3名。東京地方裁判所民事第26部所属

裁判長裁判官 浅香紀久雄
裁判官 水野邦夫
裁判官 内藤由佳

なお、裁判長は判決6ヶ月前に突然交代した。



もう1曲歌いたい人は、こちらもどうぞ。

「アンコ椿は恋の花」の替え歌で「アサカ裁きは故意の業(わざ)」
作詞:筒井筒 康隆

三十年遅れの 判決出して
紀久雄が ぬくぬく 東京地裁
いくら説いても あなたは遠い
ヤニのかなたへ 行ったきり
アサカ裁きは アサカ裁きは
ああ〜 ああ〜 ああ タバコ寄り

最高裁から 噴き出す指令
国へなびけば 身は安堵
勝たせちゃならない 被害の人に
歪む思いが 火と燃えて
アサカ裁きは アサカ裁きは
ああ〜 ああ〜 ああ 正義なし

風にひらひら 「不当」の文字が
舞えば 恥ずかし 五十一
患者の訴え バッサリ切って
見返りJTに 求めたや
アサカ裁きは アサカ裁きは
ああ〜 ああ〜 ああ 故意の業



ついでにもい1曲
「タバコやんなっちゃった節」
作詞:ぶんちゃん

朝の通勤 駅まで歩く
ところが前行く サラリーマンが
盛んに煙を 撒き散らす
追い抜きゃ 前にももう1人
ああ〜やんなっちゃった ああ〜おどろいた(*以下繰り返し)

成人男性 吸う人減って
女性のタバコは 横ばい示す
ところが減らない 売り上げは
じゃんじゃん吸ってる 未成年
*繰り返し

1本1円 値上げとなって
マスコミ盛んに 騒いでいたが
まだまだ安いよ 日本のタバコ
こんな値段じゃ やめません
*繰り返し

タバコ裁判 判決ひどい
そのわけいろいろ 探ってみたら
ニコチン中毒裁判長だ
負かすわけない JTを
*繰り返し

病院 自治体 禁煙となって
日本の社会も 変わってきたが
抵抗してるよ 文化人
タバコやめない バカの壁
*繰り返し

アメリカ カナダは 本腰入れて
タバコの会社と 対決してる
日本の政府は できません
大株主だよ JTの


まだあるよ!
「タバコ屋の女」  原曲:「さそり座の女」(歌:美川憲一)
  替え歌作曲:花島 直樹

いいえ私は タバコ屋の女
お気に召すまま 吸うのがいいわ
あなたは 嗜好のつもりでも
地獄のはてでも 吸っている
思い込んだら いのち いのち
 いのちがけよ
そうよ私は タバコ屋の女
タバコの毒は おとで効くのよ

いいえ私は タバコ屋の女
お気の毒さま やめられないわ
他人の気持ちを 知らないで
煙で汚して 傷つけた
ばかな男は あなた あなた
 あなたなのよ
そうよ私は タバコ屋の女
タバコの毒は あとで効くのよ

ニコチン切れるは さあどうぞ
それのは毒とは 書いてない
強がり 言っても 依存 依存
 依存なのよ
そうよ私は タバコ屋の女
タバコの毒は あとで効くのよ


まだまだあるよ
「無害のたばこで出ています」  原曲:「昔の名前で出ています」(歌:小林明)
  替え歌作詞:望月門 唄:ラーク小林

秀吉いるときゃ 薬と呼ばれたの
明治にゃ 天狗と名乗ったの
民間会社に 戻ったその日から
あなたを迷わす 広告出すわ
「無害のたばこ」で 出ています

アメリカいるときゃ 警告ついてたの
日本じゃ警告けずったの
街のたばこ屋 並んだその日から
あなたが探してくれるの待つわ
「無害のたばこ」で 出ています

好かれたことなど 一度のなかったわ
いろんな警告 出るたびに
たばこ離れで 最後の標的の
あなたを狙って ここまできたわ
「無害のたばこ」で 出ています


もう一つ出ました。
「禁煙・嫌煙かぞえ歌」  作詞:文ちゃん

1、ひとつとせ ひどいぞタバコの宣伝は
  ヤングと女性を 狙い打ち
  そいつぁ犯罪だ そいつぁ犯罪だ

2、ふたつとせ 夫婦で吸ってりゃ赤ちゃんは
  頭も身体も 犯される
  そいつぁヒドイこと そいつぁヒドイこと

3、みっつとせ 見るに見かねて注意する
  洋モク片手の 女子高生
  そいつぁオドロイタ そいつぁオドロイタ

4、よっつとせ 夜の酒場はケムだらけ
  アタマもセビロも 臭くなる
  そいつぁごめんだね そいつぁごめんだね

5、いつつとせ いっぱい出てくる研究で
  タバコは有害 他人にも
  そいつぁ大変だ そいつぁ大変だ

6、むっつとせ 無理に吸ってりゃ肺がんに
  やがてはアノ世が 近くなる
  そいつぁやめときな そいつぁやめときな

7、ななつとせ 泣いてお通夜で叫んでも
  命は戻らぬ タバコ病
  そいつぁ悔しいね そいつぁ悔しいね

8、やっつとせ 安いタバコが自販機で
  いつでも買えるよ 未成年
  そいつぁ問題だ そいつぁ 問題だ

9、ここのつとせ 子供のうちから教育を
  タバコは吸わない 吸わせない
  そいつぁ重要だ そいつぁ重要だ

10、とーとせ とうとう来ました日本でも
  「禁煙・嫌煙」新時代
  そいつぁ嬉しいね そいつぁ嬉しいね

禁煙・嫌煙辞典   作:望月門

一寸先はヤニ・・・ケチケチしてタバコを吸うと、ヤニを多量に摂取してしまうので、一寸(約3センチ)ほど残して吸うのがよい、という古人の戒めをいう。

エゴロジスト・・・タバコの煙を撒き散らしながら、環境問題を熱心に論ずる人。

煙い者には巻かれろ・・・日本の職場で嫌煙権を主張したりすると、煙たがれて、のけ者にされてしまうので、黙っているのが得策という教訓。

煙が通れば道理引っ込む・・・ニコチン依存症になている喫煙者には、どんな正当な理屈を言っても通じないという意。

職場・・・無料でタバコの煙をかがせてくれ、お金まで貰えるありがたいところ。

吸いすぎ・・・タバコの煙を愛するあまり、吐き出すのを忘れた状態。タバコの煙に含まれる様々な有害成分の影響をもろに受けるため、体によくないとされている。

昔とった金蔓・・・一度覚えた喫煙習慣は年月を経てもなくならないので、昔タバコを売り込んだ相手が、いまだにいい金蔓となっていること。

目は口ほどにモクを吸う・・・タバコの煙は口だけでなく目にも入り、ヒリヒリ刺激する状態をいう。

もく飛権・・・タバコをポイ捨てする権利は、いかなる場合でも保障されている基本的権利であるという学説。千代田区が「路上喫煙禁止条例」なるものを施行し、この権利の先行きに暗雲が漂い始めた。

病高校に入る・・・ニコチン依存症は、今や大人社会だけでなく高校生にも広がってきている社会現象を指すもの。