Sunday, 2006-05-14

LOVE STORY





『 猫になりたい 』

もし私にひとつだけ何にでもなれる力があるとしたら猫になる
貴方の足元へ ぴんと立ったさんかくお耳をからませて
甘く切ない声で「まうーっ」と鳴きたい
足もとでじゃれて離れない私を貴方は困ったように見守るの
そして「しょうがないなぁ」と抱きあげて 一緒に歩き出す
そして 私のお気に入りの貴方の膝の上で
「うにーっ」って 背伸びをしながら
深い深い眠りにおちていく・・・




 『 NEVER FUTURE 』

いつまでもこのままで
なんてことはありえない
いつも何かが変っていくのだから
この気持ちが
この瞬間が
永遠に続けばいいなんて思わない
1日がもうすぐ終わることが

わかっているのだからこそ 
今がこんなにも楽しいのだから・・・



『 なりたい 』

小さな微笑みや小さなやすらぎ
あのひとにとってなくてはならないものになりたい
なくてはならないものってなんだろう
私がこの世の中からいなくなったら
困ると思ってほしい
でも私はあの人がいなくなっても
困る自分にはなりたくない





『 冬の雲 』

真っ青で澄みきった透明な冬の
空に 雲をのせた
するとゆっくりと風に乗り動き出した
私たちはこれからどこへ行くのだろう
どこへ向かって進んでいるのだろう
もしかすると進んでいるのではなく
戻って行くのかもしれない
でも決して不安にはならない
なぜなら私はあなたの風に乗り
流れている優雅な雲だから



『 幸せの中・・・ 』

いつからあなたを愛したのかわからない
気がつくと
いつもあなたが側にいた
いつからあなたと心が通じ合ったのかわからない
気がつくと
いつも二人は幸せの中にいた



『 そんなふたり 』

お互いの良いところや悪いところが
全部わかってて
それでいて私にないものをあなたがたくさん持ってて
貴方にないものを私がたくさん補っている
そんな二人でずっといようね



『 すきになる 』

好きになるって気持ちがいい
体中のエナジーがふつふつと
音をたてて涌き出てくる
今から小説を書こう
登場人物は私とあなただけ
完全なるハッピーエンドで





『 あげる 』

あなたを目覚めさせてあげる
あなたに力を与えてあげる
あなたの気を晴らしてあげる
あなたの心を開放してあげる
そして時には打ちのめしてあげる



『 お気に入りの場所 』

わんこのような愛くるしい目
私の倍はあるぱきっとした肩
私をくるると包み込んで放さない腕
ふわふわした話し方
いつも笑っている口もと
おおきくてかしっとしたあったかい大きな手
これが私のお気に入りの場所



『なりたい』

甘さだけでなく
苦さや辛さも楽しめる
そんな二人になりたいな





『雨の音』

雨の音が聞こえる日と
眠れない静かな夜は
遠い記憶の彼方に
忘れかけていた愛が
よみがえってくる



『好き』

好きと言う気持ちを
言葉に出して伝えたら
どこかへ消えてなくなりそうなので
両の手の中にその気持ちを
ぎゅーっとつめこんで
あなたの着ている服の
ポケットの中にそうっとしまっておきました
手を入れたとき
ちゃんと気づいたでしょうか



『 恋 』

朝のちょうど6時を過ぎたところ
部屋から見える二等辺三角形の空が夜明けを告げる
外気は冷たく夏の終わりと秋の気配を感じさせる
風はサラサラと音を立ててそっと頬を撫でる
今、透き通るように透明な鯨を乗せた雲が通り過ぎた
金色のキャンバスの上を深いBLUEの絵の具が重なり合っていく
あてもなく 流れるままに そっと身を任せて