中学校の回答に対する被害者の会側のコメント

         ※小林中学校の回答はここをクリックすると見られます


 さる11月6日、小林中学校における8月1日(登校日)に発生した体罰事件について小林中学校へ公開質問状を出し、11月6日付けの消印で小林中学校から回答が郵送されて参りました。

 ただし、今回も相変わらず、弁解に終始し、まともに回答してない不誠実な回答が多く見られましたので、被害者の会としてのコメントを載せております。

 

回答へのコメント

1.の回答について

〇報告について

校長先生が8/17の経緯説明会で「昨年度に起こった体罰については教育委員会へ報告してある」と説明されましたが(テープ記録)、今回は「表沙汰にしたくないという保護者の要望で報告していない」と全く逆の回答をされています。学校教育法を犯す体罰については、校長先生はきちんと教育委員会へ報告する姿勢が体罰の根絶に繋がると考えています。それがきちんとできないようでは、学校の体質を改善することは難しいのではないでしょうか。

また、昨年度の体罰を教育委員会に報告したとしても、守秘義務のある教育委員会が表沙汰にするはずがありません。このことは校長先生ご自身が良くご存知のはずです。従って「表沙汰にして欲しくない」という保護者の要望で教育委員会に報告しなかったというのは、詭弁です。

さらに、5月23日の体罰は、修学旅行の集合時間に5分遅れたというだけで、座って待っていた生徒達が見ている前で、遅れた理由も聞かず見せしめのように頬を2回叩いたのが事実です。決して「指導の一環という甘い考え方」に基づく理由ではないことは明らかです。

また、校長先生は体罰した先生にどのような指導をされたのかが全く書いて無く、質問にまともに答えていません。

 

2.の回答について

 学校の管理者である校長先生は、体罰をした教諭を直ぐに校長室に呼んで事情聴取をすべきであり、「会いに行ったけど会うことができませんでした」、「体罰を加えた教諭本人が自ら報告をしてくれるのを待つという気の緩みができてしまった」など、体罰をした教諭からの報告を待つのは可笑しなことです。体罰した教師からの報告を待つという姿勢のために、他の多くの体罰が報告されないままになっているのではないかと思われます。

3.の回答について

 1.校長先生は「2・3発職員が殴ったようで済みません」とは言っていないと主張されます。しかし、はっきりと母親が聞いているのです。根拠の無いことを質問致しません。

 

4.の回答について

夏休みの課題の宅習が終わってないという理由で、一緒に残された女子生徒に体罰を受けた男子生徒が「顔が痛い。頬が赤くしてない?」と聞いたら女子生徒は「ううん、紫色をしているよ」と答えたそうです。したがって、外見上の変化ははっきり分かったはずです。また、20〜30発も殴ったりけったり頭を鉢合わせにしたのだから、万一外見上怪我が分からなくても、念のために養護教諭や学校医に診せるなどすべきであり、この体罰した男性教諭は、無責任この上ありません。

 

5.の回答について

 学校の管理者としての校長先生は、最悪の事態を考えて行動すべきであるはずです。しかも、「体罰がやりすぎだ」という報告まで受けておりながら放置し、養護教諭や学校医に診せる等の措置を取られなかったことについては、学校の管理者として責任が問われます。また、体罰が発生したら、外見上の怪我が分からなくても、念のために養護教諭や学校医に診せるという姿勢が体罰の根絶に繋がるのではないでしょうか。

 

6.の回答について

 体罰の報告をした学年主任が「2人の名前を言った」と答え、2人の生徒とも「2人が職員室で反省文を買いている時、校長先生から声をかけられた」と言っております。従って、校長先生が「2人とも体罰を受けたことを知っていたのは明らです」。このように証拠を並べても、「1人の名前しか聞いていない」、「1人の生徒しか見ていない」というだけで校長先生は間違いを決して認めようとはされません。事実と違うことを言って逃げようとされ、誠実に答えられていません。このような態度から、校長先生は本当に中学校から体罰を根絶しようとされておられるかが疑わしい。

 

7.の回答について

 体罰を受けた1人の生徒とその母親は、8月10日の夕方、夜、2回も、学校に呼ばれて出て行った。2回目に母親だけで学校に出向いた時に、生徒の担任と会うことが出来ましたが、8月1日に学校で言われた内容と全く違うことを担任から言われました。その上、体罰を見ていたのになぜ止めなかったかということに関しても悪びれた様子も無く、全く反省の色が見えなかったので、退席してもらった。学校からの帰り際、校長先生から「男性教諭に会いますか」とは言われたが、「お詫びをさせて下さい」とは一言も言われませんでした。母親は「会いません」とは言いましたが、「私に合わせないようにして下さい」という言葉は一言も言っていません。なぜこのような嘘をつかれるのか驚いております。

この頃はまだ、校長先生は誠実な方だと信用しており、会話を録音しておらず、言っていないという証拠が出せないのが悔しいです。

8月12日の男子生徒の宅へ訪問の際にも「関係職員を謝罪のため訪問させて欲しい」、「絶対に会いません」などという会話は一切ありませんでした。ただ、校長先生は「男性教諭が一緒に行きたいと言っていたのですが、私の判断で連れて来ませんでした。」と帰り際に言われたのが事実です。

 

8.の回答について

8月2日の夜以降の事しか答えておりません。8月1日〜8月2日中に、なぜ報告しなかったかを説明になっていません。体罰が起こったのは8月1日の午前中のことですから、教育委員会に報告する気があれば、8月1日中、遅くても翌日の8月2日には報告できたはずです。これまで体罰を全く教育委員会へ報告しなかった校長先生ですから、鼓膜が破れていなければ教育委員会へ報告されなかったはずです。

 

9.の回答について

 この質問にもまともに答えておられません。1人の生徒の下校が明らかに15時過ぎだといっているのに回答しておられません。また、13時30分まで体罰を受けて怪我をしている生徒を治療も受けさせず、且つ昼食もさせずに学校に残さなければならなかった理由としては、甚だお粗末です。もっと誠実な回答をして欲しいものです。

10.〜11.の回答について

 「2人の生徒の言い分を信用しないわけではありません」と言っておきながら、体罰をした男性教諭の言い分だけ教育委員会への報告書に載せておられます。ここでも校長先生の言われることとされることが違っています。「2人の生徒の言い分を信用しないわけではありません」と言われるのなら、今からでも生徒の言い分も報告書に載せるべきです。

 

12.〜13.の回答について

 こちらは、小林中学校の校長先生とは違って、有りもしないことを書き並べたのではなく、被害者の会として全ての体罰についてきちんと裏を取った上で書いております。体罰をした加害者は忘れていても、痛い思い、悔しい思いをした被害者は忘れられないのです。

 

14.の回答について

 体罰についての項目が含まれているかどうかを書いているのに、肝心な点を答えていない。体罰の項目が無いのであれば、理由を求めているのに、理由も書いていない。不誠実としか言いようがありません。

 

16.の回答について

 質問にまともに回答していません。「体罰したことを親に言わないのはなぜですか」と聞いているのに、回答になってません。また、「校長先生を初め、体罰関係者が嘘をつく、なぜ正直に本当のことを言わないのか、自分の間違いを認め、素直に謝罪しないのか」について、校長としてどう思われるかを質問しているのに、回答になっていません。まともな回答をして欲しいものです。

 

体罰が起こった経緯について

@について

体罰が起こった経緯について、学校側が認めていると書いただけで、他のことを認めていると書いているのではない。学校側は、質問状を良く読むべきです。

 

Aについて

2人の生徒とも、服装を直すように言われただけだったと主張しております。この生徒は担任ではない先生から服装を直すように言われただけなので、用が済んだと判断し教室に戻ったのか事実です。先生から怪我させたことなどを話かけられたわけではない。指導したいのであれば、きちんと呼んで指導すれば良い。

Bについて

 勤務状況を調べたところ、病院へ行ったのは午後だったことが判明しました。これについては、公開質問状の方も訂正いたします。

Cについて

 この発言についても、裏を取ってあります。ただし、私共が直接聞いたわけではないので、「答えたそうである」という表現を取っております。

Dについて

教諭の発言についても、2人とも言われたと主張しております。もし、生徒指導主事の発言が正しいと判断されるのなら、なぜ学校が市教育委員会へ提出した事故報告書には、その記載すべきです。

Eについて

 「趣旨に反する意見・個人に対する質問は受け付けない」ということは、具体的に言うと、「質問は一切受け付けない」、「過去のことに触れてはいけない」、「名前や時間を出してはいけない」ということでした。

以上