公開質問状

平成18年10月26日

小林市立小林中学校

    校長 佐藤芳信 殿

     小林中学校体罰被害者の会

 

 

小林中学校の体罰について

 

 小林中学校において、8月1日(登校日)に発生した体罰事件は、新聞(8/23宮崎日日新聞)等でも報道されましたが、詳しい経緯は未だに明らかにされていません。体罰が起こった詳しい経緯は次のとおりです。(この経緯については、学校側が認めているものです)

【体罰が起こった経緯】

全校集会が終わった休み時間(10:40)に2人の男子生徒が傘を持って遊んでいて、友達に押されて1人の男子生徒の持っていた傘の柄が偶然に女子生徒の目の下に当たってしまった。座って泣き出した女子生徒に、「ごめんね」と謝ったところ「うん」と言って大丈夫そうだったので、2人の男子生徒は教室で遊んでいた。友達4人は女子生徒を担任の先生のところに連れて行った。女子生徒の担任(男性教諭)は女子生徒を保健室に連れて行ってくれるように頼むとともに、男子生徒2人に自分のところへ来るように伝言を頼んだが、女子生徒は「男子生徒の1人の担任が呼んでいるよ」と1人の男子生徒に伝えてしまった。

1人の生徒が職員室に行こうとしたら、廊下で担任の姿が目に止まり、担任から手招きされた。近づいたところ、担任から女子生徒を怪我させたことで怒られた。もう1人の男子生徒は、教室に戻ろうと2人の近くを通り過ぎたら名前を呼ばれたので戻ると、服装を直すように言われただけで他のことは何も言われなかったので、自分の教室に戻った。1人の男子生徒も始業のチャイムが鳴っていたので、担任の先生から教室に入るように促され、教室で学級活動をしていた。

女子生徒の担任の男性教諭は、2人の生徒を両方の学級担任の許可を得て廊下に連れて行き(10:55)、廊下で1人の男子生徒の頬を2回平手で叩いた。次に、もう1人の男子生徒の頬を平手で右2回左1回叩き、教室の角に押したり、突いたりして移動させながら、頬を平手で1回、ゲンコツで腹部や胸を併せて5〜6回叩いた。教室の角で胸ぐらをつかみ、2〜3回体を壁に押し付け、その後美術展示パネル前に押したり突いたりして移動させながら、頬を平手で1回、ゲンコツで腹部や胸を併せて5〜6回叩いた。次に、もう1人を窓の方に押しながら、ゲンコツで腹部や胸を併せて5〜6回叩いた。次に、腹部や胸をついたり、頬を平手で叩いたり、腹部を膝蹴りするなど合わせて10回くらい叩きながら、展示パネルに移動させた。更に、平手で2人の頬を交互に3回ぐらい叩いた。次に、「なぜ言いにこなかったのか答えろ」と行って、2人の生徒を交互に額を2・3回こづいた。2人の生徒は何を聞かれているのか分からずに体罰が続くので、このままではもう1人の生徒が死んでしまうのではないかと思って、1人の男子生徒がとっさに「怖かったからです」と答えたところ、最後に2人の生徒の頭を2回鉢合わせにして、ようやく体罰が終わった。

【体罰を受けた生徒の症状】

酷い体罰を受けた1人の生徒は、打撲の他に右耳の鼓膜が破れる怪我を負った。この生徒は、体罰を受けたことを親に一言も言わずに我慢していたが、8月2日の夜になってとうとう耳の痛みを我慢できず、母親に体罰を受けたことを訴え、体罰が発覚した。翌日の午後、耳鼻科の医院で診察を受け、側頭部打撲による鼓膜の破れ、低音障害型感受性難聴を伴うめまいと診断された。8月4日の朝に2度嘔吐したが前日の晩から食欲が無くてほとんど食べていないため、胃液しか出てこなかった。外科の病院に診察にいったが、病院では歩ける状態ではなく、車椅子で診察を受けた。診察の結果、股部打撲、頭部打撲と診断され、吐き気止めの点滴を2時間してもらったが、一向に良くならなかった。母親は耳からくる吐き気ではないかと思い耳鼻科の医院へ連絡し、医院に到着した時には、この生徒は過呼吸状態、吐き気、耳鳴りなどの複合状態に陥り、とても診察室までいけず、止む無く待合室で診察を受けた。診察時に医師の優しい言葉掛けなどで今までのストレスと緊張が次第にほぐれて気持ちが楽になり、この後ようやく診察室に移動し、耳の検査や治療などを受けることができた。

もう1人も打撲を受けたにも関わらず、初めは痛みを我慢していた。しかし、我慢できずに8月2日の午後11時半頃に祖母に痛みを訴えて体罰が発覚したが、深夜のため患部を冷やすことしかできなかった。後日、外科の病院で診察を受けたところ、右頬骨打撲、頭部打撲と診断された。また、8月23日になって右顎に痛みを覚え口が開かなくなり、口腔外科の病院を受診したところ、下顎打撲と診断をされ、1週間の安静を求められた。

【担任の先生の行動など】

 このような酷い体罰を受けたにもかかわらず、周りで見ていた担任の先生3人は、誰も体罰を止めようとしなかった。今回の体罰について中学校が市教育委員会に報告した8月16日付け職員の事故報告書(以下は学校の事故報告書と省略)によれば、3人の担任の先生の様子は次のように書いてあります。

生徒の担任の1人の先生は廊下で生徒と面談中であり、体罰を見ていた。もう1人の担任も体罰を見ていたし叩く音も聞こえていたが、止めようともせず、クラスの生徒が気を散らさないように「今廊下で指導されているのは、怪我させたからです。怪我させられた親の気持ちがわからないといけない」などと話し、学級活動を続けた。別の先生(生徒指導主事)は、何かを叩くような音を聞いて廊下に出て、生徒の頬を平手で3回叩くところを見た。それ程、激しい叩き方ではないように思えたので様子を見た。(これらの3人の担任の先生の行動から、体罰は日常行われており、別に驚くようなことではないような様子が伺えます。)。

体罰を止めるどころか、「先生、止めなくていいんですか」と生徒の問いかけに対して、もう1人の男子生徒の担任は「いいのよ、悪いことをしたんだから」と答えたそうである。また、別の先生(生徒指導主事)は、2人の生徒に近づいて「鼻血が出るまで殴って相手の親に見せていいんだぞ」と言ったことを2人の生徒がはっきり聞いています。

また、「大丈夫か」と心配して2人の生徒に声をかけてくれる先生が1人もいなかったなど、本来の中学校なら考えられないような状況であり、体罰を受けた生徒2人は心身共に深いダメージを受けた。少年期の生徒の心身に測りしれない影響を与えたことは間違いなく、今後どのような影響が出てくるか心配です。また、学級活動中でのことであり、周りで体罰を目撃したり、体罰の音を聞いたりしたクラスメイトや他のクラスの生徒達にも多大なショックを与えたはずです。

【公開質問の趣旨】

体罰が起こった原因を知りたいと思い、中学校側に経緯説明会(8/17)を求めました。しかし、中学校側は体罰をしたこと、周りの先生達が体罰を止めなかったこと、体罰の連絡や謝罪が遅れたこと等は認めたものの、保護者の質問に対して「したことを軽く言う」、「言ったことを言ってない」、「してない説明や謝罪をした」など弁解に終始し、真相を明らかにしようとする姿勢は全く感じられませんでした。

「今後同じような犠牲者を出してはいけない」、「小林中学校から体罰を根絶しなければならない」と思い、保護者側から開催依頼をして実現した臨時PTA総会(8/24)に臨みましたが、残念ながら「質問は一切受け付けない」、「過去のことに触れてはいけない」、「名前や時間を出してはいけない」という一方的な総会が行われ、何も事実が明らかにされず、全く期待外れに終わりました。この問題は、体罰の被害者と保護者だけに留まらず、全生徒・全保護者に関わる重要なことですので、本来ならPTA総会などの公の場で質問すべきことですが、総会や保護者会等の場を再び設けてもらうことも難しい状況です。

 その後、3回にわたって中学校側に質問状を出して、それぞれに回答(8/31付け回答 9/25付け回答 10/18付け回答)がありましたが、保護者側が一番知りたい肝心な所になると「回答を控えさせていただきます」、「前回に回答したとおりです」という答が目立ち、自分達の責任を逃れることに必死で、まともに答えようという態度は全く見られません。体罰から2ヶ月が経過しましたが、体罰の起こった背景や原因、体罰時とその後の事実関係、保護者へ体罰の報告・謝罪が遅れた理由など未だに明らかになっていないことが多いのです。

 そこで、小林中学校体罰被害者の会を代表して、公開質問をさせていただくことにしました。この質問状は一般にも公開し、体罰の被害者の会のホームページ等にも掲載しますので、そのつもりでご回答下さい。尚、11月6日までに回答していただくようお願いいたします。

質問

1.校長が小林中学校に赴任された1年目(昨年度)に大きな体罰があり、2年目の(今年度)にも体罰が少なくとも2回(5/23 7/6)発生していることは、校長先生自身が認めておられます(10/18付け回答)。「体罰はあってはならない」と新聞やPTA総会などでも校長先生は述べておられますが、体罰が発生した時点で教育委員会へ報告されましたか。昨年度の大きな体罰については、市教育委員会へ報告をしたとはっきり答えられています(8/17経緯説明会の議事録、テープ記録)。しかし、小林市教育長は「校長が報告したことについては知りません」と断言されました(9/12小林市議会)。本当に教育委員会に報告されましたか。本当に報告されたのであれば報告された月日を、されていなければその理由をお答え下さい。今年の2回の体罰についてはいかがですか。また、体罰をした先生にどのような指導をされましたか。さらに、どのような再発防止対策をされましたか。3回の体罰についてそれぞれ明らかにして下さい。

 

2.体罰は8月1日の午前10時55分ですが、校長先生が体罰をした男性教諭から事情聴取をされたのは8月2日の午後8時30分でした(10/18付け回答で校長先生が認められた)。しかも、それは、体罰を受けた2人の生徒のうち鼓膜が破れた方の生徒の保護者から「息子が耳を痛がっている。先生から体罰を受けた。」という抗議の電話があった後のことです。体罰をした先生への事情聴取が遅れた本当の理由は何ですか。

 

3.体罰を受けた後、2人の生徒は帰りの会の後に残されて反省文を書かされました。子供の帰りが遅く心配して母親が学校へ行くと、校長先生は「職員が2・3発殴ったようで、どうもすみません」と謝罪されました。この「2・3発殴ったようで」という根拠は一体どこから来たものですか。

 

4.学校の事故報告書によれば、男子生徒の持っていた傘の柄が左目の下に当たった女子生徒については、男性教諭はすぐに保健室に連れていくように手配した。ところが、2人の男子生徒にそれぞれに20〜30発にも及ぶ酷い体罰を加えておきながら、この男性教諭は養護教諭や学校医へ診せるなどの措置をとっていません(10/18付け回答で先生自身が認めた)。診察・治療が早ければ、痛みや症状が少しでも軽減されたはずです。体罰を加えた男性教諭は養護教諭や学校医へ診せるなどの措置をなぜ取らなかったのか、女子生徒にした措置を男子生徒にしなかったのはなぜか、男性教諭から本当の理由を聴取して回答して下さい。

 

5.学校の事故報告書によれば、養護教諭から報告を受けた校長先生は女子生徒を眼科医に診てもらうよう指示されておられます。ところが、学年主任から「体罰がやりすぎだ」という報告を受けられた(9/25付け回答)校長先生は、体罰を受けた2人の生徒を呼んで、体罰の様子を聞いたり体の様子を心配したり、念のため養護教諭や学校医に診せるなどの措置を取られませんでした(10/18付け回答)。

また、学校の事故報告書によれば、子供の帰りが遅くて来校した母親に「体罰を加えてしまったことを謝罪し、何か体に異常があったら、連絡をしてくれるようにお願いした」とあります。そのような認識を持たれていた校長先生が念のため養護教諭や学校医に診せるなどの措置をなぜ取られなかったのですか。女子生徒にされた措置を男子生徒にされなかったのはなぜですか。

 

6.体罰(8/1午前10時55分)を受けた2人のうち鼓膜が破れた方の生徒の保護者への連絡・謝罪は、8月2日の午後9時30分です。直ぐ保護者への連絡・謝罪をされなかった本当の理由は何ですか。

 学校の事故報告書には「学年主任が校長室で、校長、教頭に男性教諭が1人の男子生徒に体罰を振るった事実を報告」と記載されています。また、これまで校長先生は、「学年主任から体罰があったとの話を聞いたとき、職員室にいた1人の生徒だけを該当者と思い込み、話しの先取りをしていまい、もう1人の生徒のことが分からないままになって、的確な指示が出せなかった。」と答えておられました(8/31付け回答)。

私共も校長先生の説明を信用していましたが、校長先生に体罰の報告した学年主任は「2人の生徒の名前を言ったつもりです」と明確な答えが返ってきて(10/18付け回答)、校長先生の説明に疑問を持ちました。また、2人の男子生徒も職員室で反省文を書かされている時に校長先生から「どうかしたのか」と声をかけられ、「女子生徒を怪我させて反省文を書かされています」と生徒が答えたと主張しています。学年主任の回答と2人の生徒の主張から、校長先生は女子生徒を怪我させた2人の男子生徒が体罰を受けたことは知っておられたのは明らかです。

 

7.校長先生は、「この度は、決して学校であってはならない体罰を起こしました。それも、常識では考えらないほどに激しい体罰でありました。」と今回の体罰の酷さを認めておられます(8/31付け回答)。それ程の体罰と認識しておられながら、今回体罰をした男性教諭を生徒の保護者宅へ謝罪させるために連れて来られたのは22日後の8月23日の夜(8/24臨時PTA総会)です。なぜこんなに遅いのですか。

 

8.校長が今回の体罰事件の報告を市教育委員会へ電話で報告されたのは8月3日の午後5時で、体罰から2日以上も経過しています(8/3耳の鼓膜損傷発覚)。教育委員会への報告が遅れた本当の理由は何ですか。

 

9.体罰を受けた生徒の1人は、帰りの会の後に書かされた反省文に加えて、夏休みの課題が済んでなかったという理由で、13時30分頃から15時頃まで教室で居残り勉強をさせられ、食事もしていません。【これについて学校側は認めていませんが、母親が心配して友達や父親に電話した時間とNTTの通話記録、母親が中学校に出向いた時間に学年会(13:30〜14:40)が丁度終わっていたこと、中学校から父親の職場に来た時間が15時丁度だったこと(中学校から父親の職場まで車で3分)、また14時前まで一緒に残って課題をやっていた級友の証言等の一連の証拠があります。中学校側の主張するこの生徒の母親の来校時間(13時15分)、この生徒の下校時間(13時30分)は全く根拠の無い嘘です。】

 この生徒を下校させた時間は、明らかに午後15時頃です。万一、中学校側の主張する下校時間の13時30分としても、他の生徒は12時過ぎに下校しています。体罰を受けて怪我をしている生徒を治療も受けさせず、且つ昼食もさせずに、13時30分まで残さなければならなかったのはなぜですか。

 

10.学校の事故報告書にある体罰をした男性教諭の発言と2人生徒の主張と全く違っています。

 

報告書

 次に、「女子生徒が病院から帰ってきたら、保健室に謝りに行こう」、「学級担任に報告するように」、「帰りの会が終わったら、職員室に来るように」と話した。

 

2人の生徒の主張

 「帰ってもいいぞ。帰りの会が終わったら直ぐ来い。たらたらしたり、職員室でニヤニヤしていたら病院送りにしてやるぞ」

 

体罰をした男性教諭は、「帰りの会が終わったらすぐ職員室へ来い。」「たらたらしたり、職員室でニヤニヤしたら、暴れるぞ」は使ったかも知れないと回答しています(8/31付け回答)。また、「暴れるぞ」という言葉は、以前別の場面で「怒るからな」という意味で使ったことがあると回答しており、2人の生徒の主張をほぼ認めています。それなのに、どうしてこのような報告になっているのですか。きちんと事情聴取されましたか。加害者の男性教諭の言い分だけを信用して、被害者である2人生徒の言い分を信用できないのはなぜですか。

 

11.臨時PTA総会における校長説明で、次の件は体罰を受けた2人の生徒の主張と全く違います。

 

校長の経緯説明

男性教諭は、2階校舎の東側階段を上がった所の廊下に2人を立たせまして、「廊下で傘を振り回したら危ないじゃないか」とか「どうしてすぐに怪我をさせたことを言いにこなかったのか」とか「怪我させたらちゃんと保健室につれていくなりしないとだめじゃないか」とそういうことを言いながら指導しているうちに、つい手がでてしまいまして、(省略)

 

2人の生徒の主張

 先生は、「何様か」と言って1人の頬を2回叩き、次にもう1人に「なぜ来なかったのか」と言って、頬を3回叩いた。言葉による指導は無く、最初から叩いた。

 

 なぜこのような説明になったのですか。加害者である男性教諭の言い分が事実で、被害者である生徒の主張が事実と違うと判断した根拠はどこにあるのですか。

 

12.今回体罰をした生徒指導部の男性教諭は、生徒2人に初めて体罰をしたわけではなく、1人に対しては、今回が4回目です。このうち3回については、8月17日の経緯説明会で本人が認めています。また、もう1人の生徒に対しても今回が3回目です。しかも体罰した理由は、自転車に2人乗りをした、修学旅行の集合時間に5分遅刻した、遠足の集合時間に少し遅れた等で、忘れ物をしたなど言葉で注意すれば済むものばかりです。

この男性教諭は、私どもが把握しているだけでも次のような体罰の報告がありますが、校長先生は把握しておられますか。把握しておられなければ、真否についてすぐ調査して回答して下さい。

体罰の報告

・昨年度、ある生徒には出席簿で頭部を叩き、付いていた金具を当て、頭部から出血する怪我を負わせた。

・昨年の12月、ガラスを割った2人の生徒を足げりし、ゲンコツを食らわした。

・昨年度、教科書やノートなどの勉強道具を学校に残したまま帰った1年3組の生徒全員に対して、残した数だけ頭部にゲンコツを食らわした。

・今年の1〜3月頃ガラスを割った2人を給食前に外のトイレ近くに連れ出し、ゲンコツを頭に2〜3発食らわし、頬を1〜2発叩いた。

・今年の3月、学年遠足の集合時間に少し遅れたことで、持っていたハンドスピーカーを使って7人の生徒の頭を3回ずつ殴った。

  ・今年の5月、修学旅行中に体罰をした。

・今年の7月頃、生徒を蹴って怪我させた男子生徒の腹を殴った。

  ・昨年度から今年度にかけて、授業で忘れ物をした生徒の頭を出席簿の角や大きな定規で叩いた。

 

13.体罰を目撃しながら体罰を止めようとしなかった3人の教諭は、小林中学校で体罰をしたことがあると答えています(8/17経緯説明会)。また、私共が把握しているだけで、次のような報告があります。校長先生は把握されておられますか。把握されていなければ、真否について直ぐ調査して回答して下さい。

体罰の報告

@今回体罰を受けた1人の生徒の担任の先生(学年主任)

・昨年度から今年度にかけて忘れ物をした度に生徒の頭を長い木の棒で叩いた。

  ・今年7月、2人の生徒の頭を10発ずつ叩いた。

 ・今年9月の登山遠足(9/29)で、水が無くなって自動販売機でジュースを買った生徒を人気の無いところへ呼び出し、頭を1発叩いた。

A今回体罰を受けたもう1人の生徒の担任の先生

・昨年度の大きな体罰をした(生徒の頬を叩いて目を怪我させたことを10/18付け回答で先生自身が認めた)。反省の様子も見せず、その後も体罰を繰り返した。

・今年、清掃時間に3人の生徒の頬を両手で叩いた(10/18付け回答で先生自身が認めた)。

 ・トイレに行っていて給食当番に遅れてきた2人の男子生徒の頬を1発ずつ叩き、頭を鉢合わせにした。 

 ・他の先生に2人の生徒を「どんどん殴っていいですよ」という体罰を推進する発言をした(8/17経緯説明会で先生自身が認めた)。

・笛を忘れると、自分の脇の下の汗や匂いを笛につけて生徒に貸し、笛を吹かせた(8/17経緯説明会で先生自身が認めた)。

3年前、先生の口紅が赤いといった生徒を追い回し、ワイシャツに口紅を付けた。

B別なクラスの担任(生徒指導主事)

・今年の7月、職員室で生徒2人を2〜3発叩き、別な生徒2人に4、5発以上の体罰をしていた。

 

14.安全であるはずの学校で、無抵抗な生徒を殴る・蹴る・頭を鉢合わせさせるなどの暴行を加え、死ぬかと思うような恐怖感も生徒に与えた。これを見ていた生徒の中には、助けに行こうと立ち上がった生徒もいます。しかし、隣の席の友達に腕をつかまれ「いくな、お前もやられるぞ」と止められたそうです。こういう現場の声を聞かれましたか。これまでに、この小林中学校で何が起こっていたかを把握されておられますか。

今回たまたま男性教諭が起こした体罰が問題になっていますが、上の12.〜13.のように、私共が把握しているだけでこれだけの体罰があるのですから、実際はもっと多くの体罰が小林中学校で行われているはずです。

体罰を受けて泣き寝入りしている生徒・保護者も数多くいます。最近起こった福岡のいじめによる自殺でもアンケート等の調査をしています。8月12日、私共は校長先生に正確な体罰の調査をするために、生徒や保護者に対して無記名アンケートの実施をお願いしました。校長先生も「子供達からも体罰を受けた状況を調べて実態を把握する必要もある」とはっきり言われておられます(8/17経緯説明会)。また、2学期当初、全校生徒を対象に調査すると回答されておられます(9/25付け回答)。近々実施される全校生徒を対象とした調査は無記名で、且つ体罰に関する項目が含まれてしかるべきだと思います。念のためお聞きします。近々実施予定の全校生徒を対象とした調査は無記名で、且つ体罰に関する項目を含ませる予定ですか、そうでなければ理由をお答え下さい。

 

15.校長先生ご自身も「体罰に軽重を付け、自分勝手に暴力の程度に目盛を付けていたことに気づかされました」と答えられています(8/31付け回答)。また、生徒指導部のトップである生徒指導主事も「体罰を容認した」、「即効性を求めてしまい、体罰を容認するような指導に、時々頼っていたことがそもそもの原因です」とはっきり答えています(8/31付け回答)。このような考えに基づき、暴力で押さえつけるような指導がなされ、どれだけの子供達が深く傷ついてきたか考えられたことがありますか。実際に小林中学校で体罰によって引きこもり状態になった例を幾つも聞いています。校長先生は、体罰で引きこもりになった生徒の数や傷ついた生徒の気持ちを考えたことがありますか。これについても調査項目に付け加える考えはありますか、ないのであればその理由を書いて下さい。

 

16. 子供達は、叩かれたことを親には決して言いません。言ったとしても、「絶対学校には言わないでくれ」と言います。今回20〜30発叩かれた子供も「学校には言わないでくれ」と言っていたのです。なぜでしょうか。小林中学校は、叩かれたことを親にも言えないような怖い学校なのでしょうか。

 また、保護者は先生を信頼しているのに、今回の体罰事件で校長先生を初めとして、教頭先生、その他の体罰関係した先生方は平気で嘘をつかれます。証拠を揃えた上で間違いを指摘しても、言い訳や弁解に終始し、「すみません。私が間違っていました。」と自分の間違いを認め、素直に謝ることができない人たちばかりです。子供達は全てを見ています。なぜ正直に本当のことを言われないのですか。そして、心から謝罪しようという気持ちになられないのですか。こんな先生達が子供の教育ができるのでしょうか。校長先生は、学校の責任者としてこれらのことをどう思われますか。

以上