| 「ななしま通り」と呼ばれる小さな商店街の裏手に、ひっ そりと佇んでいたお稲荷さんです。すぐ近くには「七島不 動尊」という大きな稲荷があるのですが、この稲荷社には いままで全く気が付きませんでした。 ななしま通りという名称はたぶん、このななしま稲荷社に 由来するのでしょう。 |
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| ・ | 商店街の一角にある駐車場の 奥に、なにやら赤いものが見 えます。紛れもない神社の鳥 居ですね。それもお稲荷さん の匂いもぷんぷんします。 うっかり見過ごしてしまいそ うなロケーションです。 |
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| 神社へ続く石の階段です。そ の上り口には両側に石柱があ り、「ななしま稲荷社」と記 されています。その他の記述 内容からすると、この稲荷は 昭和初期に創られ、ここから 少し離れた一宮神社の管轄の ようです。 |
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| 最初の鳥居にある神額を見る と、この稲荷社は伏見稲荷か らの勧請を請けたもことがわ かりますね。 |
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| 階段を上りきったところにあ る鳥居の手前両脇に、真っ白 な石狐がいます。ちょっとわ かりにくいですが、見えるで しょうか? |
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| これは右側の狐です。全体的 にふっくらしており、表面は 最近塗られたようで、真っ白 です。足元には太いたっぷり とした尻尾が巻きついていま す。 |
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| あまり見たことのない造形で す。顔は長くなく、鼻から口 元にかけては、もっこりとし ています。狐特有のシャープ なイメージではなく、むしろ おっとりした印象を受けます |
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| 足元には宝珠が押さえられて います。こちらから見ると、 なんだかカタツムリみたいで すね。 宝珠に乗せられた前足の爪は けっこう鋭く描かれていまし た。 |
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| こちらは左手の狐です。足元 には子狐がじゃれついている ところを見ると、メスなので しょうか? |
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| でも、こちらの狐の方がとて も厳しい表情をしています。 目つきも鋭いし、口をあけて 鋭い牙を見せていますね。 やはり、女は怖い?? 口元が赤いのは口紅でしょう か? |
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| おもしろいのは、この子狐の 格好です。母狐の足元にじゃ れつく子狐はよく見るのです が、このように正面にお尻を 突き出しているのは初めてで す。なんともひょうきんな感 じがしますね。しっぽを両足 の間にまるめているのは、け っこうなびびりなのでしょう ね。 |
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| これがななしま稲荷の祠です 通りから数段の階段を登って きただけなのですが、とても しんとした空気に囲まれてい ます。 小規模ながら神社独特の雰囲 気を十分に出しています |
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| 祠の前にある鉢には、青々と した榊が供えられいます。 |
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| 祠の子らの中には一通りの神 社セットがしつらえてありま す。 |
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| こんな小さな祠なのに、ここ には伏見稲荷から勧請された ときの「神璽授与の証」が保 管されてありました。となり の布に覆われたのが、その神 璽なのでしょうか? この稲荷は、小規模ですがき ちんとした由緒があり、地元 住民にきちんと祀られている ことが感じられます。 |