89巻 夢魔の王子 

THE SAPLING OF SATAN

第一話 雲の明日
第二話 パロスの戦い
第三話 赤い月
第四話 夢魔との戦い

登場人物

人名 備考
リンダ 神聖パロ王妃 ナリスの棺とともにサラミスへむかっている
ルナン 【ルナン聖騎士侯の棺だけは、蓋つきの馬車のなかに安置して、リギア聖騎士伯がつきそっていたのだったが。】
ヴァレリウス 神聖パロ宰相 ナリスの馬車のなかにつきそってサラミスへむかっている
マリウス 【マリウスこと、王子アル・ディーンも喪服によそおいをかえて乗っていた。】
アル・ディーン 【マリウスこと、王子アル・ディーンも喪服によそおいをかえて乗っていた。】
ボース サラミス公 ナリスの葬列を迎えるべく、ひと足先にサラミスへ帰還した
イシュトヴァーン ゴーラ王 二万二千の軍勢をひきいてケイロニア軍と合流するべく出陣した
グイン ケイロニア王 ケイロニア軍をひきいて、赤い街道をダーナムへむけて北上している
アムネリス もとモンゴール大公 ゴーラ王妃 王子の誕生とひきかえに死去した
ドリアン ゴーラの王子 ゴーラ王妃アムネリスの死去とひきかえに誕生した
マルコ 【うわさを、マルコがちょろちょろと流しておいたために、】
アドリアン カラヴィア公の子息 クリスタル・パレス内に人質としてとられている
カラヴィア公 アドロン アドリアン子爵を人質にとられてクリスタルと交渉していた ケイロニア王グインと神聖パロ女王リンダに親書を届けた
ダルカン 【ダルカン騎士団など、指揮者を失ったものたちが、】
ワリス 神聖パロ側の最後のおもだった武将としての生存者 聖騎士侯 「神聖パロ義勇軍」をひきいて出発した
レムス 「レムス王自らが率いる本隊三万がジェニュアよりロバン方向へ移動を開始。」
ベック 聖騎士公 二万を率いてレムス軍の先鋒としてダーナムを目指している
タラント 聖騎士侯 タラント候騎士団を含む二万を率いて進軍している
ガウス ケイロニアの准将 グインのかたわらに馬を並べてつきしたがっている
ヤンダル・ゾッグ 「ヤンダル・ゾッグは、レムスをいったん見捨てたのではないか、という気がしてならん」
トール ケイロニアの将軍 自分の部隊を副将にまかせグインに馬を並べてともに進んでいる
ランゴバルド候 ケイロニア宰相 長老選帝侯諸侯とはかりあらたな援軍をサルデス国境よりグイン軍に合流させることを決定した
ハゾス 「陛下よりの経過報告を受けて、宰相ランゴバルド候ハゾス閣下は長老選帝侯諸侯とはかり、」
アキレウス ケイロニア皇帝 グイン軍にあらたな援軍を送ることを許可した
サルデス侯 ケイロニア十二選帝侯 「──サルデス侯もずっと待機していただいたので、そろそろ動かれたほうがいいいだろう。」
ホルムシウス ケイロニア巨象将軍 大長老 高齢 ケイロニアの援軍の司令官
ゼノン ケイロニア軍の先鋒 「ただちに、先鋒にたつゼノン将軍に停止、応戦準備の指示を出せ。」
リュース ケイロニア≪竜の歯部隊≫の若い中隊長 グインについてゆく≪竜の歯部隊≫を率いるように命じられた
スニ リンダの侍女 黒い小さなお仕着せの喪服をまとい、リンダの世話をやいている
グラチウス 「ぼくは……<闇の司祭>グラチウスという悪党に拉致されて……」
シルヴィア 「シルヴィア姫……つまりはグインのいまの妻ともども、キタイでぶきみな塔のなかに幽閉されていたんです。」
オクタヴィア 「ぼくが結婚したのは、そんな、ケイロニアの皇帝の息女オクタヴィア姫、なんていういかめしいものではありはしなかったんです。」
イリス 「彼女はぼくには、謎の魅惑的な美剣士イリスとしてあらわれ──」
タヴィア 「強くて朗らかで頼もしく、家庭的な女タヴィアとしてあらわれてきた。」
マリニア マリウスの娘 「彼女がぼくに生んでくれた、目にいれても痛くないほど可愛いマリニアもろともね。」
ルナン 「…ルナンも殉死したし、小姓頭のカイも、小姓たちも──みんな、あのひとのあとを追って自害してしまった。」
カイ 「…ルナンも殉死したし、小姓頭のカイも、小姓たちも──みんな、あのひとのあとを追って自害してしまった。」
リギア 「リギアだってお父様を亡くされて、その心痛で手一杯だし…」
フェリア グインにしか乗りこなせない巨大な草原の名馬 黒竜将軍時代以来何代かを重ねる愛馬
蛇(イーラー) 「蛇(イーラー)の頭をおさえるのさ」
ファーン ベック公 「ベック公ファーンどの!いずれにおられる。これはケイロニア王グイン、」
アルド・ナリス 「亡き神聖パロ国王アルド・ナリス陛下のご依頼により、クリスタル・パレスの奪還をはかるべく参ったもの」
ギール ヴァレリウスがグインづきとしてそばに派遣していた魔道師
ロルカ (ヴァレリウスどのに、同時にディラン、ロルカといった上級魔道師をも同行させ、)
ディラン (ヴァレリウスどのに、同時にディラン、ロルカといった上級魔道師をも同行させ、)
イェライシャ (いざというときにはイェライシャ導師にご質問になることもお出来になりますので、)
アルミナ 「あのレムスの奥方、アルミナ王妃か、あの女性のかけられていたものとよく似ているように思われる。」
ヤンダル・ゾッグ 「平たくいえばキタイ王ヤンダル・ゾッグの命令でしか動かないようになってしまうのですが、」
イシュトヴァーン 「…イシュトヴァーンの場合には、≪魔の胞子≫を植え込まれたわけではなく、」
カラヴィア公 二万の軍勢を率いて敗走するベック軍の退路をたつようなかたちであらわれた
アドリアン カラヴィア公の子息 子爵 クリスタル・パレスに人質にとられている
クィラン カラヴィア公騎士団第一大隊長 カラヴィア公軍の使者としてグインに親書を手渡した
リンデル 「カラヴィア公騎士団第一大隊長、クィランと申すものでございます。こちらは副官リンデル、こちらは伝令要員シェムでございます」
シェム 「カラヴィア公騎士団第一大隊長、クィランと申すものでございます。こちらは副官リンデル、こちらは伝令要員シェムでございます」
アルラン カラヴィア公弟 伯爵 クリスタル郊外に残った部隊一万五千の指揮をとっている
カラヴィア公 パロ最大の軍団のあるじ パロの最南部、ダネインの大湿原を含む「パロのなかの南国」と呼ばれているカラヴィアを統べる大貴族
アドロン カラヴィア公 大柄な、がっしりとしたからだつきの端正な目鼻立ちの初老の男
スニ 「リンダ殿下がもう一人だけ連れて脱出できるというのに、スニをお連れになって、アドリアンを残してしまった、」
ザダン カラヴィア公につきそってきた副官 「わが騎士団もすべてその心構えです。そうだな、ザダン」
マルティニアス 聖騎士侯 レムス軍の本隊の先鋒をひきいて南下してきた
タラント 聖騎士侯 レムス軍の二万をひきいてクリスタル郊外を進発した
ディモス 【ガウス、ディモスら主だった武将ともども夜営前の軍議を行わせていたのだが、】
オヴィディウス 【戦ってきたのはオヴィディウス、マルティニアス、タラント、ベック公、といった武将たちだし、】
トール グインの副官からいでて、いまや堂々の黒竜将軍として大群をひきいている
イシュトヴァーン ゴーラ王 ケイロニア軍に追いつき、グインにレムスからの手紙をみせた
アモン 「レムスに味方し、かの呪われた王太子アモンが成人するまでの短いあいだ、頼りないレムスにかわって、」
ユーライカの瑠璃 グインの手のひらの半分ほどの大きさの、無数の青い炎をとじこめたようなあやしい宝玉
≪犬≫(バウ) 【中原で≪犬≫(バウ)として知られているオオカミの子孫によく似た四つ足の生物だ。】
アマリウス 人間の顔をもつ犬 「私は、クリスタル・パレスの文官アマリウスと申すものです」
レムス・アルドロス一世 「パロ聖王国第三王朝第十二代聖王、レムス・アルドロス一世陛下より、ケイロニア豹頭王グイン陛下への御伝言。」
豹頭王 「パロ聖王国第三王朝第十二代聖王、レムス・アルドロス一世陛下より、ケイロニア豹頭王グイン陛下への御伝言。」
アルミナ 「わが手元にはカラヴィア公アドロン子息アドリアン子爵あり。またアグラーヤ王息女アルミナ王妃あり。」
タリナス 「…由緒正しいアマルのタリナス家の末裔アマリウスともあろうものが、こんなすがたをさらしながら」
アモン ほっそりとしたすばらしく美しい十二、三歳の少年 グインの前にあらわれた
ユリウス 【まだ、かの淫魔ユリウスのほうが何百倍も人間くさいし、かわいげもある、】
スナフキン 【用がすめばすみやかに消え失せる黒小人スナフキンの魔剣は、】
ダルカン候 【ヴァレリウスもダルカン候、のちにルナン候を司令官とする聖騎士団をダーナムにとって返させて応戦したが、】
ルナン候 【ヴァレリウスもダルカン候、のちにルナン候を司令官とする聖騎士団をダーナムにとって返させて応戦したが、】
グラチウス 「一人ではたとえ<闇の司祭>グラチウスでも無理でしょう。」
≪竜の門≫ キタイ王に重用されている竜頭の一族 ケイロニア軍の前にあらわれた