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<最終更新日2002年7月25日:原書房より新刊・『ムガール宮の密室』刊行!!!>


 
小森健太朗(こもりけんたろう)

<略歴(1999年9月現在)> 



1965年、大阪に生まれる。 

1982年、史上最年少の16歳で、処女作『ローウェル城の密室』が第28回江戸川乱歩賞最終候補作となる。 

1986年よりコミケットに参加。幻想・推理文学サークル「それぞれの季節」を主宰する。 

1989年、東京大学文学部哲学科を卒業。同大学教育学研究科博士課程に進む。 

1994年、『コミケ殺人事件』で本格的にミステリ作家としてデビュー。異色の推理小説作家として現在にいたる。


★★★小森先生のホームページ★★★
<http://homepage2.nifty.com/kkomori/>

「大きなお茶屋さん」
小森先生がいままでニフティの日記などで発表してこられた書評、下で紹介しているエッセイなどをてづから公開されておられます。
先生のミステリー作家としての顔以外の、著述・解説・評論等の活動に触れることの出来る得難い場所です。
 

<新刊>
(解説は著書の紹介文等からの引用。青字は小森先生からのコメント。赤字は私の感想など)


『ムガール宮廷の密室』

  原書房            2002年8月 
                     ISBN:4-562-03530-7 
                                                定価1600円+税 
                              (装丁:スタジオ・ギブ)

ムガール帝國の重臣が衆人監視の中で殺された。誰にも逃げ出せないはずのエリアにいたのは王位継承者の王子。次代の王が殺人容疑者となる異常事態のなか、宮廷に出入りしていたひとりのスーフィーが異議を唱える。彼の示した“道”をたどり、不可能状況に光がさし、王子の容疑は晴れたのだが、皮肉にもそのために帝國は闇に向かってゆく……。本格ミステリーとムガール帝國の王位継承権にまつわる史実を融和させた書下ろし長編。(紹介文より)

 あの異色作「神の子の密室」に続く、17世紀のインドを舞台にした歴史ミステリシリーズ第二弾です。今回のトリックはこの時代この文化ならではのもので、かなり秀逸だと思いました。しかし、せっかくのトリックが話の展開に流されてすぐに埋もれてしまうのが非常にもったいない…。史実に忠実であることを追求されている小説に、カタルシスを求めてはいけないかもしれませんが…。
 サルマッドという偉人の本邦初の紹介となる、という意気込みからか、全体の1/3近くが歴史解説文にあてられていて、おかげで楽しみながらムガール帝國の爛熟期の歴史理解は深めることが出来るのですが、そのぶん小説としてはいささか物足りないかなあ、という印象です。
 登場人物の思考やしゃべりやしぐさに、その当時の人間らしさわ出す脚色が少なかったのも寂しいですね。あえて過多な修飾を避けているのかもしれませんが、もうちょっと生活感がするような描写があれば…といっても、ほとんど王族と宗教家しか出てこないのでそういうの求めるのも無理なのかもしれませんけど。第二章の王女のエピソードなんか、文字通り華があって面白かったんですけどね。
 小森さん一押しの聖者探偵サルマッドは、かなり超然としているというか、ほとんどロボットじゃないかっていうくらい我を見せませんね。宗教者としては偉大なのかもしれませんが、その実頭はよくきれるけど融通のきかない頑固者でしかないような。本当に神の御心のままなのかなあ…これがマハトマ・ガンジーなら、目的が明確なだけまだ受け入れられるんですが…。歴史にifはないとはいいますけど、こうも現世に執着がなさすぎると無常感が感じられないような。
 神の子の密室といい本作といい、個人的には娯楽に傾いてほしいところですが、小森さんの目指す方向は違ってそう。うーん。歴史概説書、好きなんですけど…。
↓以下ネタばれ含みにつき伏字
 最有力後継ぎ候補に罪をおっかぶせて穏当に失脚させるための非常に用意周到なこの絹と光のなトリックんですが、それだけ苦労して遂行したのに、いざことが露見するやいなや二段構えで父親と長兄の暗殺にきりかわって、しかもそれがあっさり成功(死ななかったけど)するものだから、最初からこうしていたほうが早いんじゃ?とか思ってしまって。
その後どのように歴史が推移したか丁寧に解説されているのですが、これを読むとまた、紹介文とは裏腹に名探偵サルマッドの推理があってもなくてもあんまり大勢に影響なかったように見えてしまい、結果トリックの衝撃が薄れてしまったような気がします。でも史実だから仕方ないんだよなあ…。

 もうひとつ、ラストでサルマッドが、神を自称する者がムガールを滅びに導くだろうという予言が、アクバル大帝のことをさしている、その証拠が貨幣に刻まれたアッラーフ・アクバルに隠されている、とぶちあげますが、アクバル大帝はその治世の間ずっとイスラムとヒンズーの融和につとめた人なのに、なんでそういうこというかな、と思いました。
 神を自称したというのも、もともと在世中に諸宗教の融合をはかるために、皇帝を神として崇拝する神聖宗教(ディーネ=イラーヒー)を創始していたそうなので、割と公然の事実だったんじゃないだろうかと思ったり。サルマッドの意図がいまいちつかみかねるのですが、単純に子孫であるアウラングゼーブへあてつけだった、ということなのかな…。

 アバン・チャイドとサルマッドの関係は、サルマッドからすると、弟子=後継者というよりは翻訳させたりBGM流せたりと重宝していただけに見えるし、アバンも師の教えを理解していたというより、ただ盲目的に慕っているような、むしろ父親的な存在としてとらえているような印象ですね。そこらへんの関係をもっと見せてもらいたかったです。実の親子が殺しあっているのと対照的に、本来赤の他人である彼らの絆の深さを、たとえば一緒に食事しているようなエピソードなんか入れたりして見せてもらえれば、ラストももう少し泣けたかなあ。というかなんでアバンがサルマッドを助けるためにあそこまでするかっていうのが、ただ弟子だからじゃ弱い気がするのですよね。まさか本当にお稚児さんだった…とか。
 蛇足ですが、所々にサルマッドは同性愛者と噂されていたというくだりが出てくるんですけど、そのせいで「アナー・アル・ハァーック(我は真理なり)」という言葉が出てくるたび吹きだしてしまいました(笑)。アフォですいません。(冬珠)


 
 
『スパイダー・ワールド
         神秘のデルタ』

  講談社              2001年12月 
               ISBN:4-06-182224-1 
                                              定価1400円 
                         (装丁:熊谷 博人 装画:若菜 哲)

コリン・ウィルソン著 小森健太朗 訳

巨大化した死蜘蛛が支配する二十五世紀の地球。覚醒した少年ナイアルは、蜘蛛に隷属することを拒み、<神秘のデルタ>へ旅立つ。そこは、獰猛な植物達が血で血を洗う危険なエリアだった。学び、悟り、ナイアルは、過去に人類が到達しえなかった高みへ登りつめる。コリン・ウィルソンの思想の核となる部分がすべて入った『スパイダー・ワールド』サーガ第二巻。ナイアルの冒険の結末が終に明らかに!(紹介文より)

一体どうなるんだろうかと考えていましたが、予想していた混沌とした方向には流れず、きれいにまとめましたね。いささかきれいすぎるぐらい・・・小説と思想が融合してここに一つの神話が生まれた、という感慨です。神話的なSF小説というのはいくつもあるでしょうが、虚構ではじまりながらも虚構に終わらず、人間の生きるビジョンを示しているという点で、本当に神話を作ってしまったんですね。もちろん近年は新興の宗教団体が自家製の神話を作って出版してたりするのですが。この「スパイダー・ワールド」は一巻を読めばわかるとおり、もちろんSF小説としてもきわめて優れた物になっています。特に人間型以外の異星生物とのコンタクトを描いた小説として、このジャンルの新たなを一歩を踏み出したといえるでしょうね。私の狭い読書知識で申し訳ないですが、「地球の長い午後」「宇宙の戦士」「エンダーのゲーム」と来てこの「スパイダー・ワールド」に進化したように思えました。
ウィルソンさんの評論は、歴史上の人物・事跡をとりあげ解析することで、自らの思想を証明しようとされていますが、小説もまた、史実か虚構という違いがあるだけで本質は同じです。そういうわけで主人公超人すぎ、登場人物が類型的すぎ、とか話が都合良すぎ、とか思いますが、それぞれが寓意を持たされているがゆえのことなのですね。いっそそれぞれが何を体現しているのか、ウィルソンさんの意図を考えながら読むと面白いです。
訳文のほうは、原文に忠実に、ということで、簡潔で読みやすいと感じました。今後もこの「スパイダー・ワールド」の続きを訳されるご予定のようですが、他の海外作品なども見てみたいですね(冬珠)


 
『スパイダー・ワールド
         賢者の塔』

  講談社              2001年3月 
               ISBN:4-06-182175-X 
                                              定価1600円 
                         (装丁:熊谷 博人 装画:若菜 哲)

コリン・ウィルソン著 小森健太朗 訳
 

意識の在り様を問うSF(スピリチュアル・ファンタジー)の代表作。本邦初訳!コリン・ウィルソンの思想の集大成。キー概念が全て盛り込まれた最長・最大の冒険譚(帯より)。

もともとウィルソンさんの文章は、評論はわかりやすいのですが小説はどうも読みにくいような印象があり、ましてやこの本は分量が600ページに及ぶうえ、思想の集大成ということもありかなり読むのに苦労するのではと予想していました。が、案に反してそのストーリーが抜群におもしろく、一気に最後まで読まされました。
驚異的な生命と自然に満ち溢れる未来世界の描写は、椎名誠さんの「水域」と共通したところがあります。全編死と背中合わせの危険と冒険の連続で、教養小説的な「賢者の石」よりも飽きさせませんし、主人公の少年が成長とともに認識力・思考力があがるのに合わせて、読み手を思想の高みに引き上げていってくれるようです。主人公が精神的に非常に強靭でゆらがず、そこがウィルソンさんの提唱するところの超人である所以なのですけど、もう少し途中で迷ったり誘惑に負けたりして失敗するような俗人くささの抜けきれないとこがあっても、とか思ったり、途中から無敵すぎないか?とか思ったりしましたが。が、それも些細なことで、まぎれもなく歴史に残してしかるべき大傑作でしょうね。
小森先生の訳を読むのはこれがはじめてですが、一番感じたのが平易で読みやすかったということでした。こういう長い物語では難解な単語・文章一つあっても、読みつづけるうえで非常に煩わしいので。まさしくこれこそ「完訳」たる所以ですね。そういえば何か所か数行に渡ってフォントが大きくなってるとこがあって、これって誤字ってことで山のように返本されりゃしないかとちょっと心配です。(冬珠)。


 
<長編小説>
『コミケ殺人事件』出版芸術社 1994年11月/ハルキ文庫  1998年12月 

『ローウェル城の密室』出版芸術社 1995年 9月/ハルキ文庫  1998年 5月

『ネヌウェンラーの密室』講談社ノベルス 1996年 1月/講談社文庫 1999年 11月

『ネメシスの哄笑』出版芸術社 1996年 9月

『バビロン空中庭園の殺人』祥伝社ノン・ポシェット 1997年 4月

『神の子の密室』講談社ノベルス  1997年 5月

『眠れぬイヴの夢』トクマ・ノベルス 1997年11月

『マヤ終末予言「夢見」の密室』祥伝社NON NOVEL   1999年4月

『駒場の七つの迷宮』光文社カッパノベルス  2000年8月

<共著>
『贋作館事件』原書房 1999年9月 

『堕天使殺人事件』角川書店 1999年9月

『コミケ殺人事件外伝 ルナティック・ドリーム』原書房 2000年10月 

『新世紀犯罪博覧会』光文社 カッパ・ノベルズ 2001年3月 

<解説書>
『本格ミステリーを語ろう![海
外編]』

    原書房                                        1999年 
                             ISBN:4-562-03175-1 
                                         定価1500円+税 
                 (装丁:松木 美紀、写真:小野 進)
  ※有栖川有栖、芦辺拓、二階堂黎人との共著
 
 

 

現代の本格ミステリーの旗手たちが一同に会して語り尽くした「僕らのミステリーのすべて」。ファンならずとも必携の本
ミステリー・ガイド!!ポーの「モルグ街」からラウゼイ、デクスターにいたるまでを網羅。写真や図版満載、見ても
読んで も楽しい読書案内。

主に二階堂黎人氏が作成した路標的作品を作家がデビューした年代順に、四人で語り合った、対談形式の本格ミステリ談義です。小森は、戦後の海外
ミステリはあまり読んでいないので、そのあたりでの発言はめっきり少なくなっています。コラム二本(デュ・ボアゴベとロシア文学の話)で、自分の趣味を通
せたのには満足しています。好評なら、国内篇もやる予定だそうです(小森)。

<短編>
「チベットの密室」

   祥伝社「小説NON」                   1996年9月号掲載

 

その昔「幻影城」新人賞に応募した短篇を20年ぶりにリメイクして書き改めた短篇です。と言っても、一文として、元の原型と同じ文は残りませんでしたが。一応外国を舞台にした密室殺人ものですが、星野君江は日本にいて、手紙だけで謎解きをします。星野君江探偵ものの活字になった第一作です(小森)。
「インド・ボンベイ殺人ツアー」

   祥伝社「小説NON」                   1997年1月号掲載
   ※角川書店『新世紀謎(ミステリー)倶楽部』に収録
  ※ネット配信ページ「e-novels」にて、1999年12月より販売
    定価100円(クレジットカードまたはWeb Moneyにより購入)
 

角川書店から刊行された『新世紀謎(ミステリー)倶楽部』に収録されています。インドでの時刻表を使ったアリバイ崩しものです。星野君江がインドで謎解きをします。雑誌掲載時と角川書店版とで少し違いがあり、角川書店版の方では、前半20枚ほど、書きたしがあります。ボンベイは実地でまわったところなので、現地を描写するのは楽でした(小森)。
「池ふくろう事件」

   祥伝社「小説NON」                   1997年9月号掲載
   ※ネット配信ページ「e-novels」にて、1999年12月より販売
   定価100円(クレジットカードまたはWeb Moneyにより購入)
 

星野君江は少し登場しますが、まったく活躍しません。公衆トイレで何時間も立ち小便を続ける男の謎を追う話ですが、これは私の実際に体験した謎に基づいています。池袋で本当に、何時間もトイレに立ち続ける男がいた事実をもとに、なぜ彼はあんなことをしていたのか?  という謎に迫ります。実体験に基づく謎を解こうとする意味では「50円玉20枚の謎」(東京創元社)に近いですが、あれよりずっと下ネタで、綺麗ではありません(小森)。
<翻訳書>
『ミルダットの書』

   壮神社                                     1992年12月                                                                                           ISBN4-915906-02-7
 

ミハイル・ナイーミ著 

ミハイル・ナイーミは、現在のレバノン(当時は英領シリア)出身で、アメリカに移民した、アラブ系の文学者。カリール・ジブランとは親友で、彼の伝記も書いている。ジブランが夭折して後、レバノンに戻り、アラビア語で文学活動を続ける。彼が唯一、英語で書き下ろした長篇文学が本書『ミルダッドの書』(1948)である。戯曲形式をとり、ニーチェの『ツァラトゥストラ』やジブランの『預言者』に似た形で、預言者ミルダッドの神秘的な教えを語る(小森)。

『漂泊者(さすらいびと)』

   壮神社                                       1993年5月
                                      ISBN4-915906-07-8 
 

カリール・ジブラン著(長井香里との共訳)

カリール・ジブランは、英語圏では、代表作『預言者』が有名で、累計百万部以上の大ベストセラー作品である。ジブランの著作は、過半数は母国語のアラビア語でなされているが、英語での著作もおよそ10あり、そのうちの三作の寓話集『狂人』『先駆者』『漂泊者』の三書をまとめて邦訳刊行したのが本書。イソップ寓話に似て、鋭い風刺と洞察がこめられた味わい深い寓話集。小森が訳したのは、『狂人』。『先駆者』と『漂泊者』の訳は長井香里(小森)。

『奇跡』

 国書刊行会               2000年1月

 

「イスラムの奇跡譚集」(イドリース・シャーのスーフィー関連の書物より選出)
「ラビアの奇跡」(マーガレット・スミス著『ラビア伝』の第四章)
※書物の王国第15巻。上記『漂泊者』も再録。
「ラビアの奇跡」「イスラムの奇跡譚集」

  国書刊行会『奇跡』収録
 

※書物の王国第15巻
「柘榴」「賢い王」「諸王朝」

  新潮文庫『謎のギャラリー 謎の部屋』収録
 

※北村薫編著によるアンソロジー
以下、小説・翻訳以外の公刊された文章一覧
(『』は単行本を、〈〉は雑誌名を示す)
<エッセー(雑文)>
「第5章 東大、その歴史と現在」 in 『東大画報』( 清水書院) ……1986年11月

「書評/G・I・グルジェフ著『ベルゼバブの孫への話』」in  「ほん」第186 号( 東大生協書籍部) ……1990年11月19日

「書評/吉田戦車著『伝染るんです 2』」in  「ほん」第198 号( 東大生協書籍部) ……1992年 1月27日号

「書評/ステーヴン・キング著『IT』」in  「ほん」第199 号( 東大生協書籍部) ……1992年 2月24日号

「ミハイル・ナイーミ  人と作品」 in 『ミルダッドの書』( 壮神社) ……1992年12月

「カリール・ジブラン  人と作品」 in 『漂泊者』( 壮神社) ……1993年5 月

「著者からひと言  『コミケ殺人事件』」 in 〈週刊小説〉( 実業之日本社)1995 年2 月3 日号

「解説」in  辻真先著『白雪姫の殺人』(徳間文庫)……1995年10月

「陵禅会の部長だったとき」in『明暗雙々  東京大学陵禅会六十年史』( ぺりかん社) ……1995年10月

「  創元推理文庫  わたしの十冊」 in 〈創元推理no.11 〉( 東京創元社) ……1995年12月

「わがセイヤーズ作品探求記」 in 〈創元推理no.15 〉( 東京創元社) ……1996年12月

「推薦文」 in 清涼院流水著『ジョーカー  −旧約探偵神話』( 講談社ノベルス) ……1997年1 月

「ゲームな日々/わが愛しのスーパーロボット大戦」in〈小説すばる〉( 集英社)1997 年2 月号

「解説」 in 江戸川乱歩著『三角館の恐怖』( 創元推理文庫) ……1997年4 月

「1996年日本本格ミステリ・ベスト10」 in 〈創元推理no.16 〉( 東京創元社) ……1997年5 月

「ミステリー作家交遊録・第19回/小森健太朗からR・Nへ」in〈ダ・ヴィンチ〉 (リクルート)……1997年11月号

「書評/コリン・ウィルソン著『わが青春 わが読書』」in  「ほん」第257 号( 東大生協書籍部) ……1997年12月22日号

「赤い右手」へのコメント(傑作ミステリーベスト10)in〈週刊文春〉(文藝春秋 社)……1998年1月1日・8日新年特大号(199頁)

「短編 私のオススメ」in〈モーニング 新マグナム増刊〉(講談社)……1998年1月10日号(354頁)

「鮎川哲也、筆名の精神分析」in『鮎川哲也読本』(原書房)……1998年8月

「鮎川哲也長編レビュー」/ペトロフ事件・りら荘事件・憎悪の化石・白の恐怖・人それを情死と呼ぶ・翳ある墓標・死のある風景・死者を笞打て・鍵孔のない扉・・王を探せ・死びとの座 in『鮎川哲也読本』(原書房)……1998年8月

「解説」in 鮎川哲也著『死のある風景』(角川春樹事務所ハルキ文庫)……1999年1月

「’98年マイベストブック」in〈活字倶楽部99年冬号〉(雑草社)……1999年1月(14頁)

「アンケート回答」「近況」「海外本格について」in「’99本格ミステリ・ベスト十」(東京創元社)……1999年3月30日

「ミステリ作家が選ぶ〈幻想ミステリ〉この一冊」in「幻想文学55」……1999年5月31日刊

「マイベスト7」in「EQ」(光文社)……1999年7月号

「作家もし闘わば」in「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)……1999年11月号

「分岐する世界の試み」「現代日本ミステリマップをつくってみた!」in「鳩よ」(マガジンハウス)……1999年12月号

「もうひとつのあとがき/夏休みに研究室で」「文庫翻訳ミステリ・ベスト5」in「IN POCKET」(講談社)……1999年12月号

「20世紀を彩った100人の美女/イングリッド・バーグマン」in「週刊ポスト」(小学館)……2000年1/1・1/7日号(242頁)

「私たちは親指シフト・キーボードを支持します」in「月刊アスキー」(アスキー)2000年1月号(417頁)

「人気小説家50人大アンケート」in〈活字倶楽部2000年冬号〉(雑草社)……2000年1月(17頁)

「解説」in歌野晶午『正月十一日、鏡殺し』(講談社文庫)……2000年1月

「解説」in井上夢人『もつれっぱなし』(文春文庫)……2000年2月

「解説」in竹本健治『兇殺のミッシング・リンク』(ハルキ文庫)……2000年2月「解説」inディクスン・カー『月明かりの闇』(原書房)……2000年4月

「これぞ名解説」in「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)……2000年4月号(84頁)

「ロードテスト第二回/つないで祈った」(月刊アスキー2000年4月号)……以下2000年9月号まで連載「第三回/あの月を撃て」(5月号)「第四回/断食して眠れ」(6月号)「第五回/大いなる健康へ」(7月号)「第六回/狭き門より入る以外ない」(8月号)「第七回(最終回)/井の中の蛙、大海を知る」(9月号)

「西澤保彦インタビュー」「会員のおすすめ/『本格ミステリーを語ろう!〈海外篇〉』とその周辺』」「ベスト5」in「2000本格ミステリ・ベスト10」(東京創元社)……1999年3月

「解説」inウスペンスキー『ターシャム・オルガヌム』(コスモス・ライブラリー)……2000年6月

「密室講義の系譜」in二階堂黎人・篇『密室殺人第百科(下)時の結ぶ密室』(原書房)……2000年7月

「グルジェフとウスペンスキーの知られざる側面」in「データハウス一巻一号」(データハウス)……2000年7月

「密室大分類」in「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)……2000年11月号(91頁)

「文庫翻訳ミステリ・ベスト5」in「IN POCKET」(講談社)……2000年11月号75頁

「親指シフト・エッセー」(月刊アスキー2000年12月号〜2001年2月号)

「解説」in高木彬光『わが一高時代の犯罪』(ハルキ文庫)……2000年12月

「超古代史から高次元の意識へ」(『開封 高橋克彦』)……2000年12月

「ベスト5(国内・海外)」「火蛾」「和時計の館の殺人」「インターネットでミステリ」「近況」「あとがき」in『本格ミステリ・ベスト10 2001』(原書房)……2000年12月

「火蛾」へのコメント(2000傑作ミステリーベスト10)in〈週刊文春〉(文藝春秋 社)……2000年12月28日号(157頁)

「占星術殺人事件」へのコメント(20世紀傑作ミステリーベスト10)in〈週刊文春〉(文藝春秋 社)……2001年1月4・11日号(71頁)

「人気作家43人大アンケート」in〈活字倶楽部2001年冬号〉(雑草社)……2001年1月(15頁)

「解説」in芦辺拓『死体の冷めないうちに』(双葉社)……2001年2月

「解説」in梶尾真治『さすらいエマノン』(徳間デュアル文庫)……2001年2月

「幻想ベストブック1993−2000」アンケートin「幻想文学60」……2001年3月(33頁)

「カルト教団・ミステリの興隆」in『創元推理21別冊本格ミステリこれがベストだ!2001』(東京創元社)……2001年4月

「英文学の地下水脈−−隠されたミステリの伏流を訪ねて/第一回・アリスの「私」探しの旅」in『創元推理21・2001年夏号』(東京創元社)……2001年5月

「火蛾」「占星術殺人事件」「赤い右手」へのコメントin『傑作ミステリーベスト10』(文春文庫)……2001年5月

「黒岩涙香の訳した原典の探索」in伊藤秀雄・榊原貴教『黒岩涙香の研究と書誌』(ナダ出版センター)……2001年6月

「英文学の地下水脈−−隠されたミステリの伏流を訪ねて/第二回・『妾の罪』における叙述トリックの位相」in『創元推理21・2001年冬号』(東京創元社)……2001年9月

「文庫翻訳ミステリ・ベスト5」in「IN POCKET」(講談社)……2001年11月号114頁

「ドイツで見えた光景」in「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)……2001年12月号(77頁)

「ベスト5(国内・海外)」「時の密室」「近況」「あとがき」in『本格ミステリ・ベスト10 2002』(原書房)……2001年12月

「親指シフト・エッセー」……in月刊アスキー2002年1月号

「『死美人』の原作『晩年のルコック』をめぐって』in「ミステリマガジン」(早川書房)……2002年1月号156〜159頁

「時の密室」へのコメント(2001傑作ミステリーベスト10)in〈週刊文春〉(文藝春秋 社)……2001年12月27日号(147頁)

「解説」in『幻の探偵雑誌 「探偵」傑作選」(光文社文庫)……2002年1月

「親指シフト・エッセー」……in月刊アスキー2002年2月号

「私のベスト3 2001年」in「ミステリマガジン」(早川書房)……2002年3月号249頁

「神秘家としての矢吹駆」in「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)……2002年4月号(86頁)
 

<インタビュー>
「『コミケ殺人事件』の小森健太朗にきく」 in 〈ニュータイプ〉( 角川書店)1995 年 8 月号 

「ロングトークインタビュー/小森  健太朗」 in 『ニューウェイブ  ミステリ読本』 ( 原書房) ……1997年4 月 
 

<対談・座談会>
「ユニークサークル訪問  東京大で自分と向き合おう」in〈進研スコープ〉1990年8月号・160〜161頁(福武書店) 

「密室のお仕事」(千街晶之との対談)in(〈週刊アスキー〉1997年6月30日号) 

「これがミステリ・フロンティアだ!」(西澤保彦・清涼院流水・大森望との鼎談)in(〈小説現代別冊・メフィスト〉1997年夏号)……1997年7月 

「親指シフト対談」in〈月刊アスキー〉2000年8月号

「座談会」in『創元推理21別冊本格ミステリこれがベストだ!2001』(東京創元社)……2001年4月
 

<漫画原作>
「氷の遺言(作画:夢野一子)」in〈モーニング 新マグナム増刊〉(講談社)……1998年7月8日号 

「愛と正義の名のもとに/水たまりの暗号事件(作画:夢野一子)」in〈週刊モーニング〉1998年8月13日号(同年35号) 

「愛と正義の名のもとに/消えた脅迫状事件(作画:夢野一子)」in〈モーニング 新マグナム増刊〉(講談社)……1999年1月14日号 (※原案のみ) 
 


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