ダイオキシンとは
農薬を作るとき,紙を作るとき,そしてプラスチックのゴミを燃やすときにできる毒物です。
動物実験では,びっくりするような結果が出てきました。 毒ガスのサリンより少ない量(質量)で,人が死んでしまうのです。
死ななくても,その毒性は子孫にも影響を及ぼすというとんでもないものです。
学校で焼却炉を使わなくなったのも,ダイオキシンを発生させる危険性があるからです。
大きな焼却炉で焼けば,ダイオキシンの発生をかなりおさえることができます。
発生源として危ないのが,塩化ビニール,塩化ビニリデンです。塩化ビニリデンのラップをたき火で焼く,これはダイオキシンの発生する原因となります。
対策としては,塩素を含むプラスチック類を野焼きしないことです。
大きな焼却炉で焼く,埋め立てる(でも,くさらずにいつまでも残る),リサイクルする,という対策をしていきましょう。
一番は,むだづかいしないことです。
洗濯のりからスライムもどきを作ることができます。それを燃やした場合,ダイオキシンは発生するでしょうか。
しません。ただし,それは単独で燃やす時に限った話です。
ダイオキシンは,C,H,O,Clの化合物なので,塩素原子のないスライムからはできっこありません。(塩化ビニールを混ぜれば,話は別。)
塩素原子を含む化合物かどうかは,銅線があればチェックできます。
銅の針金をガスレンジで加熱して,調べたい物にくっつけます。
すると,とけて銅線の先にくっつきます。
それをまたガスレンジの炎に入れます。
塩素原子が含まれていれば,塩化銅ができて緑色の炎になります。