同志社大学附属高校動物標本館トキ,アホウドリ,ガン,ハヤブサ編

これが動物標本館

 歴史と伝統のある同志社大学附属高校。その標本館を見せてもらいました。「すごい」の一言です。

 この鳥何だか分かりますか。トキですよトキ。特別天然記念物のトキがまだたくさんいたころ,剥製が買えたんです。その時代のものです。
 独特の長いくちばしで,「あっ,トキだ」と誰にでも分かります。このくちばしで,ザリガニ,小魚,コオロギなどを食べていました。
 では,トキの足はどうなっているでしょうか。
 
前に指が3本,後ろに1本の4本です。ニワトリと変わりません。水掻きは見られません。
 佐渡トキ保護センターのサイトへ

 これ以外に,すごい動物標本がいっぱいありました。

 左側の黒い方は,ガンです。カモと似ているので,分かるのではないかと思います。カモに比べて,ガンは数が減ってしまいました。
 ガン類は一般にハクチョウ類とカモ類の中間の大きさの鳥で,カモ科の中では最も陸上生活に適応していると言われます。くちばしが,草をかみ切るのに便利なようにできています。
 その右側の鳥は,何でしょうか。
 水掻きがありますが,水鳥です。しかも,外洋性の海鳥です。
 海面に浮いてきたイカ類や魚類を取りやすいくちばしをしています。
 海の上ではかなり強力な鳥ですが,陸上ではヨチヨチ歩きしかできません。しかも,人間のいないところで生活してきたので,人間の怖さを知りません。すぐに捕まってしまいます。
 それで,「アホウドリ」の名前が付きました。

 トビとハヤブサです。左がトビ,右がハヤブサ。ハヤブサは,本当に小さいです。
 胸の筋肉がとくによく発達していて,飛んでいる鳥めがけて高空から翼をすぼめて時速400kmもの高速で急降下すると言います。確かに,胸がふくらんでました。
 狩りの時には,脚の指でけり落とし,またはくちばしで獲物のくびの骨を折って殺すといいます。くちばしで首の骨を折られるのは,結構小さな鳥が相手の時でしょう。
 ヒヨドリ,ツグミくらいの大きさの鳥をおもに狙います。
 でも,ライチョウ類,ハト類,ときにはカモ類や自分よりも大きい小型のガン類も獲物とすることもあります。椋鳩十の「大造じいさんとガン」で,ガンをハヤブサが襲う場面がありますが,これはまれなことなのでしょう。物語のように,首おり攻撃はやらずに,蹴り落としを狙うのは当然です。相手が大きすぎます。
 ハヤブサ40cmに対して,ガン70cmほどです。

 ペンギンです。
 ペンギンが鳥類であることの証拠に,羽毛で体が被われていることが挙げられます。
 でも,図などでは,それが分かりづらいんです。
 これだと,「はい,よく分かりました。」となります。本当に天然のダウンジャケットを着てるんですなあ。

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