ええっ,こうやっていたの?! 空気バルブのはんだ付け

 スプレー缶に自転車のタイヤの空気バルブをはんだ付けして,空気の重さを量る実験があります。
 このはんだ付けが大変難しく,はんだごてでやってもまともにくっついたことはありませんでした。
 そこで,スプレー缶の上から空気を入れる方法を奨励し,『楽しくわかる物理実験事典』(東京書籍)にも書いていたくらいです。
 しかし,はんだ付けは簡単でした。
 以下は,2003年科教協関東ブロック集会の科学お楽しみ広場で,足立理科サークルの小幡勝さんに実演して教えていただいたものです。ただし,この方法は代々受け継がれているようで,どなたがオリジナルかはよく分かりません。

1.バルブをはんだ付けする面をヤスリで削り,塗料を落とします。
2.釘でたたいて穴を空けます。この時缶が少しへこみますが,その方がバルブが安定してはんだ付けできるようになるので心配なく。
3.写真のように,バルブの下の方にはんだをグルグル巻にして,穴にピタリと合わせて立てます。立てるには,穴あけの時に使った釘を差し込めばこの通り簡単です。後は,ペンチなどで押さえて転がらないようにします。

4.写真のように,バーナーではんだをあぶります。はんだは簡単に液体になりますから,それが固まるのを待てば完成です。全体を均等に加熱するには,このようにバーナーを2つ使うのがよいようです。

5.実に簡単ですが,はんだの具合はご覧の通り。とてもできの良い仕上がりになっています。

トップに戻る