科教協関東ブロック大会 2001年神奈川大会
もくじ お楽しみ広場
回転する浮沈子 火起こし わんがけ 種の実物標本 航空写真 むらさきいも
ナイター 熱気球 全体会 総合的な学習の実践 分科会 ヤシの実
回転する浮沈子
物理サークルの鈴木さんが持っているのが,回転する浮沈子。オタマジャクシのように作ったガラスの浮きが,ペットボトルに圧力をかけると沈みます。これだけだと,普通の浮沈子。
でも,上下運動するときに,ガラスにねじりが加えてあるので,クルクル回転します。その様子が楽しいんです。
ただし,浮きの中に水を入れる量の加減が難しく,量を調節するときにはお湯に入れたり水に入れたりしながら,微調整をします。
天神さんが,物理サークルの例会の様子をホームページで紹介しています。
火起こし
原始的に摩擦熱で火起こしをする神奈川支部の町井さん。回す棒は,「アジサイは良く本に書かれているが,曲がっているのでやりにくい」とのこと。
気合いと根性(?)で火をつけて燃え上がらせるのに,1分を切る速さ!
町井さんのもう一つの出し物は,綿アメ器。
プラスチックコーティングされた空き缶を使うのは,やめましょう。プラスチックを直火にかけると,ビスフェノールAなど有害物質が出てくる危険性があります。
町井さんは,濃硫酸で洗って,コーティングを取り除いたものを使ってました。
火山灰を見よう
同じく神奈川支部の阿部さんがやっていたのが,火山灰の顕微鏡観察。
火山灰が入っている地層を取ってきて,お椀に入れて良く水洗いをします。その洗ったものを見るのですが,阿部さんは一工夫。
早く水を乾かすのに,洗った物をアルミカップに入れてそれをホットプレートに乗せて乾燥。
アルミカップからプリンカップに移して,磁石を動かせば磁鉄鉱(砂鉄)が見つかります。
ボール紙に両面テープを貼り,プリンカップの鉱物をスプーンで乗せます。余分な鉱物を落としてやれば,重なることがなく観察に適したプレパラートのできあがりです。
「これは,箱根の外輪山が噴火したときの火山灰がつもって出来た地層です」などと解説を入れられるのが,阿部さんの強みです。
ヘリウムガスを詰めたただの気球ですが,そこにカメラが付いているとなると,ただの気球ではありません。気球に35mmカメラを取り付けて,航空写真を撮るのです。実際の写真を見せてもらいましたが,なかなか見事な物でした。これも,神奈川科教協の人たちが作った物です。
これは,種の実物標本を作っているところ。
実物の種を色画用紙に貼り付けます。張り付けは,木工用ボンドでします。
後は名前を付けるだけ。
これで本物を見ながら,いろいろな種を見分けたり出来ます。これも,地元神奈川の野田 啓司さんブースです。
茨城支部
茨城支部の藤田さん,後藤さん,宮内でブースを一つ確保。
藤田さんは,PVAのフィルム(ワイシャツの袋)から,偏光シートを作る方法を披露。
PVA(ポリビニルアルコール)のフィルムをヨウ素液につけて,手で引っぱるだけです。乾くのに多少時間はかかりますが,ほとんどタダで偏光シートを手に入れることが出来ます。
後藤さんは,「生徒にウケなかったシリーズ」を披露。
Tシャツにアデノシン酸三リン酸と書き,「リン酸」と書いたスポンジを貼り付けます。それを着て授業。
「このリン酸を一つ取るとね,ほら,エネルギーが出たでしょ。」
と。なるほど,スポンジを外すと,下に「エネルギー」という文字が現れました。
その「エネルギー」という文字が現れたときに,動きながら説明するのだそうです。
板書をするとき生徒たちに背中を向けますが,その背中にはATPの文字が書かれていて,背中を向けているときにもATPを印象づけるというもの。
はっきり言って,大多数の生徒は引いていったそうです。(;´_`;) そりゃそうだ。
宮内は,日本一安い万華鏡を披露。何人かに作ってもらいました。
反射板をプラバン,アルミテープにしたため,大幅なコストダウンになりました。
どう見えるか見たい人は,ここをクリック。その後一番下までスクロールしてね。
同様の作り方が,モリユミコさんのなるほどの森にあります。
全体会で実践報告をする阿部さん。
総合的な学習で,地元の地形を理科的にしっかり学習し,それをもとに環境を考える実験を報告。
総合で環境を扱うところは多くなったが,キチンと地元の地質,地形を学んでからということはあまりないように思います。例えば,地元に流れている川の源流から河口までを具体的に学習しているのです。
総合だけでなく,教科教育を充実させることの大切さが伝わってきました。
理科の部屋ナイターがあり,天神さん,カルムシさん,たかすぎさん,河野さん,後藤さんらが集まって8周年を祝いました。( ^_^)/□☆□\(^_^
)
天神さんのしし座流星群のビデオや,河野さんのデジタルカメラスライドショーを楽しみました。
ナイターでテンダンという中国の熱気球をあげる神奈川のメンバー。
灯油を浸した紙を燃やし,その炎で赤く光ります。夜の闇にきれいに光りました。
驚くことに,上昇の勢いがものすごく,いとも簡単に高く高く上がります。下でひもを引っぱっておさえてないと,何処まで行くか分からないほどです。
10台近い望遠鏡を持ち出して,天体観察。
都会で明るい空なのですが,半月,土星,木星,すばるなど,主な星がよく見えました。
理科の部屋ナイターで出されたムラサキいもチップス。
ムラサキの色素は,酸,アルカリで色が変わります。
酸性で赤っぽく,アルカリ性の重曹で緑っぽくなりました。更に,強酸,強塩基である塩酸・水酸化ナトリウム水溶液でやると,もっと面白いそうです。
ナイターが終われば,交流会。
みんなで元気の出る飲み物を片手にワイワイと。参加者が多く,会場に入りきれないくらいでした。
実践を報告し合う分科会に,ヤシの実を持って参加する神崎さん。
(神崎さんのホームページへ 関東ローム層を観察するフィールドワークの様子があります。)
それにしても,大きなヤシの実です。
提供者は,野田 啓司さん。入手方法などの質問は,こちらへ。kkei.noda@nifty.ne.jp
どんな実践報告なのか,私は別な分科会に出て分からなかったのですが,こういう物が豊富にあるのが科教協のいいところです。
宮内の提案は,川が平野を造ったという授業内容です。詳細はこちらをクリック
2002年は茨城大会です。
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