霞ヶ浦付近の自然 旧玉里〜玉造
 高浜入りの堤防を,旧玉里から玉造に向けて走りました。
 霞ヶ浦と筑波山は,よく似合います。

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 対岸は,かすみがうら市になります。
 太陽光が水に反射して,とても美しい光景です。
 ここで望遠レンズに付け替えて,筑波山をアップに。筑波山と霞ヶ浦は,良く合います。
 霞ヶ浦の湖岸は,このようにコンクリートの堤防で守られています。
 しかし,湖岸にヨシなどの植物は見られません。
 霞ヶ浦は広い湖なので,風を止めるものがありません。
 風によって波が立ち,堤防近くの浅瀬の土を運び去ってしまうのです。
 ヨシの芽も,波で運び去られてしまい,根付かないのです。
 霞ヶ浦には,舟だまりがあります。漁業が行われています。コイヘルペス問題で水質の悪化を気にする方は多いと思いますが,今でも漁業が行われています。ワカサギも数は減りましたが,捕れてますよ。
 波を静めるために,湖の中に堤防のような物が造られています。
 これは,園部川河口付近。グーグルの航空写真でも分かるくらい,大きなものです。
 アサザを植え付けているところがあります。アサザの周りは,波よけが造られています。
 こういうものがあると,ヨシなども生えることができます。
 ただし,勝手に造ることはできません。国土交通省に許可を得て造るそうです。
 ここは,旧玉造。
 ヨシが整然と生えているので,これは植え付けたと分かります。
 囲いを造って,中にヨシが生えるようにしてあります。
 湖の水に含まれる肥料分を使って植物を育てることは,湖の水をきれいにすることにつながります。
 アオコに窒素やリンを渡す前に,ヨシに渡してしまえばよいわけです。
 これは,旧玉造駅(2008年現在,駅舎は取り壊されています。)近くのがけです。
冬に行けば,ススキが枯れています。

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2003年の様子が載っています。
 このがけには,ヒメスナホリムシの生痕化石らしいものが見られました。
 2008年1月現在,残念ながら分かりませんでした。
 しかし,このように貝殻がざくざく出てきます。
 これは,ただの貝殻ではなく,化石です。新生代の化石なので,それほど古くはありません。大体12万年ぐらい前の下末吉海進のころのものでしょう。
 ありました!!トウキョウホタテ。
 茨城のこのあたりも,下末吉海進時代には,東京湾の一部でした。古東京湾といいます。
 そこに住んでいたホタテ貝なので,トウキョウホタテです。絶滅種です。

 でも,一般の方は,ここに許可を得て入らなければなりません。また,化石は掘らずに写真を撮るだけにしてくださいね。

 ホタテの貝殻が欲しい場合,魚屋さんへどうぞ。
 1つの地層に貝化石がぎっしり。
 貝塚とは違い,水平分布しています。

 不思議な模様もありました。
 このように,クズやススキの生えているがけですが,よく見てみましょう。
 このように,貝化石がぎっしり詰まった地層があります。
 さて,こちらの露頭を見ると,生痕化石で一杯でした。
 ここは,ある田んぼの近くのがけです。
 よく見ると,ここにも貝殻ぎっしりの地層があります。この貝も化石です。
 こちらの地層には,トウキョウホタテは出てきません。
 別ながけにも行きました。
 かつては,カキの化石がたくさん出てきたがけがありました。
 しかし,コンクリートに被われてしまい,ススキなどが伸び放題で,化石に出会うことはできませんでした。