東京国際ミネラルフェア

 アンモナイトの化石です。光沢がありますから,中身が別な物質に置き換わったのです。カナダだけで採れる特別な化石で,「アンモライト」と言います。
 こんなものが広い会場に所狭しと並び,販売もしているのが東京国際ミネラルフェアです。
 毎年,春に新宿で開催されています。
 入場料を払って,熱気のある「出店」を見て歩きます。

 ほら,ずらりといろいろなものが並んでるでしょ。緑色のがクジャク石,右が水晶です。
 アンモナイトも,数十万円から安い物では100円の物も。自分のニーズに合うものを探し出しましょう。ただし,100円のアンモナイトなどは,展示してある机の下に箱積みになっていたりしてますので,入念に探してください。

 これは何だと思いますか。
 すぐに答えの出る人は,その道の人です。
 答えは,アンモナイト。
 ウソだ!!!!
 そんな声が聞こえてきそうですが,中生代の末期,白亜紀あたりにはこんな異常なアンモナイトがいました。茨城県のひたちなか市に,白亜紀層というのがあります。その海岸には白亜紀の堆積岩があり,こんな巻き方をしたアンモナイトの化石が出ました。
 この写真はどこの産地のかは忘れてしまいましたが(化石は産地が分かっていることが大切。必ず聞いてメモしておきましょう。」\(TT。)ハンセイ・・・゜),中生代の末期のものであることには間違いないでしょう。
 ここでは,化石,岩石(宝石)の他に,こんなものも見ることが出来ます。

英語分かりますか。
自然金です。
文字通り,自然界にそのままあった金の固まりです。
空豆ぐらいの大きさで,お値段は18万円。
 さすがに眺めるだけになりました。
 でも,教材にするため,自然銅は買いました。こちらは,そんなでもなかったです。
 自然銅は,なかなか出にくいですね。金より化学的に活性で,化合物になりやすいですから。
 でも,古代人にとって,自然銅はあこがれの品。
 古代日本で自然銅が見つかったお祝いに,元号が「和銅」となったくらいです。
 そうです。あの和同開珎は,日本で自然銅が見つかったから出来たのです。
 

指とウミユリの大きさを比べてみよう。
ウミユリの上の部分を拡大したもの。
よくまあここまで丁寧に仕事をしましたね。


 これは,ウミユリ。写真より本物は迫力があります。

三葉虫には突起があった!

 今回のミネラルフェアで発見したのが,三葉虫の触覚というか突起物。
 博物館などでは,このような突起を丁寧に取りだした三葉虫は,値段が高いので買えないそうです。だから,私たちが普通に見る三葉虫は,ダンゴムシのようにおもしろくない形をしていたわけです。
 このように,三葉虫には細かい突起物があったのです。
 これのクリーニングの仕方を尋ねたところ,砂を吹き付けてまとわりついている土(堆積岩になっている)を取ったり,針でこすって取ったりしているそうです。やっている職人さん達は,芸術作品をつくっているような気持ちで取り組んでいるとのことです。


 今回ゲットしたもののうち,一番「おやっ」と思うのが,クジラの耳の化石。ヒトの外耳のようにも見えますが,「鼓室胞」ということなので,中耳と内耳の合わさったもののようです。それにしても,いわゆる耳の形に見えますね。
理屈抜きに美しい石達

ブラックライトを当てると美しく光る石達
白いのは,石こう。
針のような結晶がきれい。
直角石。
これだけで,30cmある。
みがいてあると大変きれいである。
輝安鉱
化学組成は Sb2S3の鉱物 Sbはアンチモン。
メノウ
オパール

 始祖鳥の化石 本物
 国立科学博物館にあるのは,レプリカ。本当に貴重なものを見た。価格は,800万円。

 アメシスト
 石の中に紫に輝く水晶がぎっしり。



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