庭の植物図鑑 8月9月
もくじ サルスベリ,キキョウ,イネ,沢ガニ,ヒガンバナ スズメバチ
![]() |
百日紅 サルスベリ![]() |
| 中国南部原産のミソハギ科の亜高木で,落葉性。 樹皮がはがれてなめらかであるところから,〈サルも滑るからサルスベリ〉の名が出たといわれ,また百日紅(ひやくじつこう)の名もある。でも,これぐらい太くないと,サルもすべらなそう。 この赤い花がさくと,夏休みも終わりである。 |
![]() |
| カキ カキノキ科の高木。昔は貴重な甘い果物として重宝がられた。宮内家にはたくさんのカキノキがあり,毎年多数の実をつける。 |
実がなって食べられるのはよいが,台風の後など落ち葉と落ちた実の掃除をするのが大変。 |
| ムラサキシキブ 実は緑色からだんだんに色づいてくる。 花は何色だろうか。 花はこちら |
| ホテイアオイ 熱帯,亜熱帯アメリカ原産の多年草。 ミズアオイ科。 |
|
| 6枚の花弁と,雄しべ・雌しべがはっきりしている。 水で育っても,種子植物なんだね。 |
キキョウ
オミナエシなどとともに秋の山野草を代表する草花。キキョウ科の多年草で,山の乾いた草地にふつうに生える。
普通,キキョウは合弁花で先が5つに分かれているけど,これは珍しい八重咲き。八重咲きの株に一重の花もあるんだ,と思い近くに寄ってみると(右)広がり損ねた花びらが中心にあった。

イネ
ゴールデンウイークの頃に田植えをし,敬老の日と次の日曜で稲刈りをした。
宮内家の田んぼは,コシヒカリしか植えない。コシヒカリは,何と言ってもうまい。
しかし,コシヒカリの最大の弱点は背が高くなること。背が高くなり,たわわに実ると倒れやすい。
もともとコシヒカリは,栄養が足りなくてイネが大きく育たない新潟県南魚沼郡で栽培するために選ばれた品種である。この田のように栄養分が十分なところでは,大きく育つ。
そこに持ってきて,2001年は台風が直撃。しかも2度。これでイネは倒れてしまった。このため,機械で刈ることは出来ず,昔ながらの手刈り。おだかけをしたこのような風景は,コンバインで刈ってしまったら見られない。
ちなみに,白く小さく見えるのが,イネの花。
イネは自家受粉で結実するので,コシヒカリのそばにササニシキを植えても交配しない。
2001年は手で刈ったために,こんなお客さんに気が付いた。沢ガニである。
谷川の清流に住むカニだが,我が家の田んぼにもいた。こういうお客さんなら,歓迎するよ。
よく見ると,右のはさみが大きいのだが,これは左のはさみを怪我したわけではない。雄の沢ガニは,右のはさみの方が大きいのだそうだ。
ヒガンバナ
我が家にも咲いた。この真っ赤な花は,印象的である。
秋の彼岸のころ(9月下旬)に群生して鮮やかな赤い花をつけるヒガンバナ科の多年草。マンジュシャゲ(曼珠沙華)ともいわれる。
有毒植物であるが鱗茎(球根)をすりつぶして水にさらし毒抜きをし食べられるので,縄文時代に食用にするため中国から持ちこまれ野生化したものであろう。毒があっても,それをぬくための工夫に人類の英知を感じる。すりつぶすのは,表面積を大きくするため。水にさらすのは,水溶性の毒を溶かすため。そんなことを考えて実践した人類は,すごいね。
花の時期には葉はまだなく,終わってから葉をひらき,春には葉が枯れるので,すこし異様であるが最近では観賞用に栽培される。葉は,ニラのように細いのがあとから出る。
日本に野生するのは三倍体で,種子はできない。この花が広まったのは,球根を人間が広めたからである。
| 例年,我が家にはこのようにスズメバチ が巣を掛けている。 |
2003年は,左と比べると分かるのだ が,大変大きな巣を作るヤツが来た。 |
| 今まで30年近く,家賃も取らずに軒 を貸してやっていた。 ところが,その恩も忘れたのか,もと もと知らないのか,ヤツらはご主人様 の頭を刺すという無礼を働いた。しか も2カ所もである。 病院で点滴を受け,1日寝ていなくて はならなかった。 許さん! |
|
| 今年は共存共栄をモットーとせず,退治 した。写真はまだ残っている羽化寸前の スズメバチ。 |
業者さんにお願いして,絶滅と相成っ た。キジも鳴かずば打たれまい。 |
トップに戻る ゴールデンウイークの頃 5月末頃 6月から8月 11月
このページは,日立デジタル平凡社の『世界大百科』で内容の確認を取らせていただいてます。