沢を登る気分良さ 燕山登山
茨城県の加波山近辺に,燕山という山があります。(ちなみに,つばくろ山です。)
茨城県の大和村,石材屋さんのたくさんある村ですが,山の自然も見事なものです。
もしこの登山コースを知っている人がいたら,ぜひ案内してもらってください。沢を登る気分良さが,最高です。
ただし,トイレや休憩所などの施設はありません。自動販売機なんて,当然ありません。登山道も整備されていなくて,足場の悪いところがたくさんあります。予備知識なく一人で行くと,まず迷ってしまうでしょう。
それでも,本当に自然の中に浸ったなあと言う気分になれます。おすすめです。
途中で見られた植物たちへジャンプ
| 登山道入り口の目印は,「花の入り公園」です。 駐車場とトイレがあります。ここに車を止めて,トイレを済ませてスタート。 その前に,コンビニなどでお弁当と飲み物を用意しておきましょう。 靴はトレッキングシューズかスニーカー。サンダルやハイヒールでは通行不可です。 軽いハイキングのつもりで行くと,ひどい目に遭います。 |
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| 登山道は,これぐらいの細さ。1列で歩くのが基本です。 登り初めてすぐに水の音がします。この音でやる気が出ます。 |
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| 雪が残っている日にも登ってみました。 雪景色は大変きれいです。 でも,ご覧の通り道に詳しい人と一緒でないと,迷います。 |
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| 流れに沿って登っていくと,砂防ダムから滝のように水が流れてきます。 本当にきれいな水が流れてきます。いい景色だなあ。 |
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| 更に上流では,川底が岩石。というか,土のように細かくなっているものは,運搬作用で下流に行ってしまったのかも。 登山道からこのような景色が飛び込んできます。 |
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| 巨大な岩石の上に出て,一休み。 青ジャージのズボンの人の足下には,川が流れています。石の上をきれいな水の流れがあり,思わずしゃがみ込んで手を入れたくなります。 さて,この大きな岩を見ていて,面白いところを見つけました。 見て分かるように,左側が白っぽい岩石,右側がやや黒っぽい岩石。 私の見たところ,白っぽい方が花崗(カコウ)岩。やや黒っぽい方が閃緑(センリョク)岩です。 花崗岩と閃緑岩では,元になるマグマが違います。 (地下のどろどろのマグマが冷えて固まり,岩石になります。このような岩石を火成岩といいます。火成岩のうち,熱い地下深くでゆっくり冷え固まったのが深成岩といい,花崗岩,閃緑岩,はんれい岩などがあります。) 花崗岩の元になるマグマは,ドロドロになる温度が低くて(とはいえ1000℃近く)粘りけの強い物です。このようなマグマが地上に出たとすれば,溶岩ドームのような火山になります。 閃緑岩の元になるマグマは,それより少し高い温度でドロドロになり,粘りけが普通の物です。このようなマグマが地上に出たとすれば,富士山のような形の火山になります。 それより黒い岩石は,はんれい岩,玄武岩ですが,その元になるマグマは1200℃近くでドロドロになります。粘りけはあまりありません。このマグマが作る火山は,三原山やハワイのキラウエアのように,山頂が平らな盾状火山になります。とんがった山にはならないのです。 さて,この岩石を見ると,二種類のマグマが作る岩石がくっついていることが分かります。 これは,出来た時代が違うと考えるのが,自然です。 つまり,まず花崗岩の岩石が出来たところに,閃緑岩のマグマが割って入ったと考えるわけです。その逆も考えられますが。 1つの大きな岩石に見えますが,実はいろいろな歴史を刻んでるようです。 |
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| もっとも,一緒に行った民間人達は,「この流れで,流しそうめんやろうか。」などと別なことに関心を持っているようでした。 | ||
| その大きな岩の上流は,二手に分かれています。 左のように,石の上を流れてくる滝でこちらが支流かな,右のもう一方が本流です。 夏でもここで休んでいると,涼しくなってきます。 |
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| 雪が残っている日です。 このようにきれいですが, 大変すべりやすくなっています。 |
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| 珍しく案内表示がありました。 この「天狗の踊り場」を見て,燕山頂に向かいます。 この先,かなり傾斜がきつくなりますので,足腰に自信のない人はここでリタイヤしましょう。 天狗の踊り場に向かう途中。 思わず「ヤッホー」と叫びたくなるような景色です。 先ほどは,沢を歩いてましたが,見て分かるように尾根を歩いています。つまり,かなりの登りを歩いてきたんですよ。ハーッ。 |
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| これが,天狗の踊り場。誰が乗せたのか,巨大な岩石の上に小石が2つあります。 残念ながら,霧雨のために視界は最悪。 晴れたら,絶景でしょうね。 それで,晴れた日にもう一度登って,写真を撮ってきました。 |
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| 天狗の踊り場から,「うそっー,こんなとこ行くの。」という道を登って,頂上へ。 1行で書けるような生やさしい傾斜ではありません。この行程で,体力をかなり消耗してしまいました。 頂上といっても,ただ看板が立っているだけで,大した感動はありません。 ここまで,9時50分頃から登り初めて,12時頃に着きました。 |
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| 山頂から少し歩くと,加波山神社に着きます。ご覧の通り,立派な建物です。日光東照宮のような彫刻もありました。いつも社務所にどなたかがいるようです。 | ||
| 風化した火成岩 この燕山には,風化してボロボロになった火成岩(主に花崗岩)をたくさん見ることができます。 写真のように,ボロボロになり,手でさわると砕ける岩(半分土)があります。 このようになると色は茶色っぽくなってきます。 |
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| 拡大図です。 茶色っぽいのは,風化の進んだ部分です。 |
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| 「天狗の踊り場」を脇から見たところ。 |
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| 木を伐採したら,山肌にたくさんの岩石が見えました。 「天狗の踊り場」だけでなく,至るところに巨レキがあるわけです。 これらの岩石も徐々に風化して,土になっていきます。 |
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山歩きに疲れたら,温泉に浸かりましょう。
おすすめはこちら。
○途中で見られた植物たち 秋
トリカブトが咲いてました。
このきれいな青い花,枝分かれしている葉が特徴です。
枝分かれしてない葉もありますが,それは,ツル性植物,別な植物が巻き付いているためです。
根がふくらんで行き,そこの養分と毒分が蓄えられてます。
母根は烏頭,子根は附子とされていたのですが,烏頭はそのまま乾燥したもの,附子はなんらかの加工を施したものを指すようになりました。
狂言に「附子(ぶす)」と作品があります。砂糖を「毒だ」と言って食べさせないようにしていましたが,それをまんまと食べられてしまう話です。
その毒が,トリカブトだった訳なのですね。
トリカブトからは強心剤ができますが,さじかげんを間違えは即死につながるくらいの猛毒です。
キンポウゲ科のトリカブト属です。
サラシナショウマ
同じくキンポウゲ科の植物ですが,印象的な白い花が特徴です。
根は漢方薬の原料として,解熱・解毒・消炎の効果があります。
また若葉をゆで,水にさらして食用にすることがあります。だから,「さらし菜」なのです。
ミズヒキ
タデ科タデ属で,上から見ると赤,下から見ると白に見える花がさきます。
これが,お祝い袋の水引のもとになりました。
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