安達太良連峰の紹介
安達太良連峰2003/4/22

 那須火山帯に属する安達太良(あだたら)連峰は、磐梯朝日国立公園の南端に位置し、南から 和尚山安達太良山船明神山鉄山箕輪山鬼面山と南北に9kmにわたって 連なっています。
 この主峰である安達太良山は、別名「乳首山」とも呼ばれる標高1700mの休 火山です。詩人・彫刻家として有名な高村光太郎は、「あれが阿多多羅山、あのひ かるのが阿武隈川」(樹下の二人)、「阿多多羅山の山の上の毎日出ている青い空 が、智惠子のほんとうの空だといふ」(あどけない話)等を詠み、智惠子のふるさ ととしても知られています。

 鉄山と船明神に囲まれた「沼の平」は明治33(1900)年の大爆発によって できた直径500mの噴火口で、荒々しい山肌がそそり立ち、月世界を思わせる不 気味な様相を呈しております。
 東に広がる勢至平・僧吾台には高山植物も多く、初夏には、「石楠花」(天然記念物) が咲き乱れ、美しい渓流は登山者の心をなごませ、秋の紅葉が終わると山麓一帯は、 一面銀世界のスキー場となり、4月まで滑れ、四季を通じて楽 しめます。

 江戸時代の日本百名山といわれる谷文晃の「日本百名山図会」に安達太良山(吾田多良山) として描かれているのは、じつは和尚山である。
 また、代表的な登山口には温泉があり、岳、塩沢、新野地、野地、鷲倉、横向、沼尻、 中ノ沢、安達太良、磐梯熱海、土湯などの各温泉がある。




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