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平成12年3月27日
神戸市中央卸売市場西部市場/場 長 橋 本 嘉 巳
神戸市食肉衛生検査所 /所 長 森 本 征 生
神戸中央畜産荷受株式会社 /社 長 森 治 良
口蹄疫の疑似患畜発生にともなう対応について
売買参加者各位 様
1.当該移動制限区域からの牛の入荷は、出荷団体とも連絡を取り一切入荷をしないよう対処しています。
2.神戸市食肉衛生検査所は、毎日すべての牛の生態及び枝肉について検査を実施しています。
3.本病は、人に感染することはありません。
仮に感染牛の乳肉を摂取しても、人体に影響はありません。
肉牛出荷者各位 様
1.生産者名・生産地の所在地の名簿の添付
※関係3県(宮崎県・鹿児島県・熊本県)
2.車両の消毒の実施
(1)入場に際しての車両消毒 → 九州全県
(2)退場に際しての車両消毒 → 半勇車両全体
以上、周知徹底をお願いします。
<参考>
口蹄疫とは
1.原因(病原体)
口蹄疫ウイルス(Picornaviridae Aphthovirus)
2.感受性動物
牛、水牛、めん羊、山羊、豚、しか、いのしし
3.症状
突然40〜41℃の発熱、元気消失に陥ると同時に多量の流涎(りゅうえん=よだれ)がみられ、
口、蹄、乳頭等に水胞を形成し、食欲不振、跛行(はこう=足をひきずる)を呈する。
4.潜伏期間
牛では2〜14日
5.伝播様式
感染動物との接触(飛沫感染)、感染動物の生産物、汚染物品により伝播
6.発生状況
(1)国内・・・最終発生年:1908年(明治41年)
(2)外国・・・アジア、アフリカ、南米、他
7.診断法
(1)血清学的検査により抗体の確認を行う。
(2)水胞材料からのウイルス分離を行う。
8.予防法
不活化ワクチンが用いられているが、現在は発症牛の淘汰による清浄化の推進が中心となりつつある。
我が国では厳重な検疫を実施(発生国からの畜産物等の輸入禁止措置等)している。
9.治療法
(1)なし
(2)発生した場合は、家畜伝染病予防法に基づき、まん延防止のため家畜の所有者によると殺の対象とされている。