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Key Word:未来予知、運命学、アガスティアの葉、マーフィーの法則、潜在意識
1.はじめに
人間の特異潜在能力として、未来予知、透視、残存情報読み取りなどの不思議
現象が起きることが実験的に確かめられるようになってきている。その発現メカ
ニズムに対して、意識次元を含む5次元空間での気・意念の作用とシンクロニシ
ティ原理を導入することで説明できるとの試論を、先に報告した1)。
本発表では、人間の関心が極めて大きい運命について、予知が可能か、また運
命を選択、変更することが可能か、既報のメカニズムを敷衍して論じる。特に、イ
ンドにおいて、人の運命を記載すると言われるアガスティアの葉が、個人的体験
と照らし合わせて、ある程度妥当性をもつものと考えられることから、その実現メ
カニズムを提言する。
2.アガスティアの葉とは
インドには、数万年昔、リムリアという大陸があり、人間の精神性を高める文明
があった。そこで人民を指導していたのが、アガスティアという人物で、マハーバ
ラーダなどの聖典の中には、アガスティアの業績が記録として残っている。2) そ
して、アガスティアの葉という預言書を使い、現代の我々と現在進行形で対話を
行っているといわれる。彼は、リムリア占星術を使い、時空間を超えた絶対不偏
の境地から、アガスティアの葉を取得するであろうと運命付けられた者たちに教
えを説き続けているそうである。 アガスティアの葉の驚くべきところは、個人に対
し、その時代の当人、父母、子供までの置かれる立場や特性まで特定し、救済の
言葉を投げかけていることであり、まさに「奇跡の予言書」といわれる由縁であ
る。
一方、アガスティアの葉は、占いではなくて宇宙の理が言葉になって出てきたもの
といわれ、理に叶った生き方をしている人は、この葉の通りに人生が進むが、欲
望が強い人はこの宇宙の理からずれてくるそうだ。
アガスティアの葉に対する個人体験を述べると、筆
者自身が、アガスティアの葉をピースオブライフ社の代行検索によって入手した
のは、2004年8−11月である。葉の記載する近年過去のところは、かなりの範
囲であたっていると判断された。近未来についても、私個人が意図している誰も
知らない計画に対する予言が含まれていた。驚くべきは、筆者の2人の娘に関す
ることである。彼女らは結婚後7年間子供に恵まれなかったが、アガスティアの葉
には、2005年に子供たちに子を授かるだろうとの記載があり、同年5月と8月、
その通りになった。
3.運命学
「運命の世界」は、その法則性が理解できていない。運命の法則性、運命原理が
判れば、未来の運命を改善していく事が出来るようになるはずである。
「運命学」「運命科学」という言葉は、あまり一般化されていないが、今後、重要
な分野を形成すると思われる。基本的には、運命学は、潜在意識の形成する宇
宙原理に基づいて顕現する現象学と意味づけることができよう3)。「潜在意識」を
最も正確に読み取る方法として、「占星術」があり、アガスティアの葉もその一種と
言える。
運命学は、その起源をたどると、ほとんどが整理や体系化されていない素朴な占
断法に行き着く。たとえば、カメの甲羅や動物の骨などを火であぶり、「亀裂の紋
様」から占断する方法などである。
占星術という運命学では、人間の運命が「生まれた瞬間に決定されるもの」と考
えている。ここで重要なことは、個人の「生年月日と生まれた時間、生誕地」のデ
ータを「絶対要素」として、個人の運命を予測していく技術であるということである。
人は生まれた瞬間に、潜在意識の心理構造が固定化されると考えられる。これ
は同時に、人間の運命が、ある程度固定化されることをも意味する。そしてこの
意識作用の働きが、能動的な世界を展開させていく。様々な個性的な意識同士
が交流して、意識の大循環を生じ、意識を交流させ、それを基礎として、運命が
展開していく。つまり、運命とは、「意識の変化」のことを意味しているようだ。「運
イコール意識」であるとすれば、アガスティアの葉は、意識次元で構成される個人
情報を読み取り、記載したものと考えられる。
4.運命の要素と時空間における新たな表現
個人の運命は、「生年月日時」と「出生地」が、その基礎的な部分を決定するとな
ると、その延長として、生涯のどの時期、どこにいるかということが、大きな運命
の要素となる。そのほか、個人的な運命要素として、寿命、職業、結婚相手・時
期、健康・病気、財運、家族・親子関係、友人関係、その他諸々がある。
更に、大きくは、地球、国、地域、集団、家族などの運命要素があるが、本報では
論じる余裕がない。
ところで、ある個人が、どの時期、どこに存在するかを図に表現することによっ
て、運命の一断面が表現できると考えられる。しかし、通常、時空間は4次元を形
成するので紙上に表示することは困難である。そこで、本報では、3次元空間の
位置も数学的には、1次元の位置に1対1で対応可能となることから、1軸表示す
るとする。時間も1軸で表示し、これらのなす面に対し、交わる軸方向に、意識軸
があると仮説する。
この場合、空間が3次元以上の存在であっても、時間が2次元以上の存在であっ
ても、同一の次元図で表示することができる。(図1参照)
この図によって、ある個人が、どこかの空間位置で
どの時間で生まれ、どこで成長し、いつどこで結婚し、いつ子供が生まれ、いつど
こで寿命を終えるかを、時空間平面に表現することができる。この、時空間平面
に対して交わる意識軸方向に、多層の時空間が存在し、意識は、全空間に広が
って存在すると仮説できる。
目に見える現象は、図1に示す時空間平面に存在するが、それを生み出す源・潜
在意識は、意識軸方向に広がる時空間に存在し、そこから、様々な心理現象を
生じ、運命を構成する。しかも、誕生と同時に発生する「呼吸」が、潜在意識と深く
関っているらしい。3)
図1 時空間と生命存在形態(運命)
5.運命変更の可能性
誕生の条件は、運命の初期条件であり、多くの傾向
性を与えるが、未来における細かな出来事まで全てを定めるものではない。未来
を形成していくのは、現在の当人の生き方で、潜在意識の質や量が、未来の運
命を、今現在も作り出していると考えられる。
意識軸方向には多層時空間が存在し、そこに広がる意識が決断等で収縮し、現
在の時空間平面から別時空間に移動できれば、運命は変わると考えられる。そ
のとき働く原理が、因果律やシンクロニシティ原理で、推進力が潜在意識で働く意
思エネルギーではなかろうか。これにより、運命は変えられ、現在、過去、未来が
ともに変化すると考えられる。
6.マーフィーの法則
ジョセフ・マーフィーは、自身がかかわった膨大な人々の人生を研究して、「強く思
えば実現する」という法則を見いだしたといわれる。4) それは潜在意識をうまく
活用することに根拠を置いており、一面の真理ではある。しかし、実際は実現す
る確率は低いように思われる。坂本政道氏は、その著書「超意識」において、な
ぜ思いは、必ずしも実現しないかという命題に対し、「因果律にのっとった範囲で
のみ実現する」との仮説を提言している。5) 個人の思いに対して、道徳律のよ
うな集合無意識的エネルギーのフィルターが懸かった上で、物事は実現するのか
もしれない。
7.まとめ
人の運命は、誕生の時と場所によって傾向が決められ、潜在意識の構造が固定
されることと関係している。人の潜在意識が変われば、事象の解釈、意義が変わ
り、運命も変わる。そして、現在の事象に介入すれば、過去、未来、つまり全運命
が変わりうると考えられる。
8.参考文献
1)前田豊:「人間の潜在能力と不思議現象について」、人体科学,Vol.12(2)2003,
42-46、Vol.14(1)2005,61-65
2)小宮光二:「アガスティア近未来予言」ピースオブライフ出版、2004.12.25
3)八島高明:「占いと運命の科学」(沖縄運命科学研究所、インターネットホーム
ページ)
4)ジョセフ・マーフィー:「人生は思うように変えられる」、三笠書房 、1998.03 な
ど。
5)坂本政道:「超意識・あなたの願いを叶える力」、ダイヤモンド社、2005.1.27
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