
小児医療、小児の救急について
ちょっと重いテ-マです。ずっと開業以来考えてきたこと、まとまらないけど、自分の医療これでいいのか、どうしたらいいのか?いつも反省しています。
昭和区という市内でも子ども数が多くはない土地で当初は最初の2-3年までは患者数は30人ぐらいの予想で、ゆっくりじっくりお母様たちとお話しながらとおもってましたが、ありがたいことに順調に患者様の数が増え月曜、土曜などはてんてこ舞いでとてもじっくり診療の状態ではありません。欧米の医師は日に20人以上患者を診ないようで事実Swedenカロリンスカの小児病院の小児循環器外来は半日で3-4人、それも検査技師、診療内容をDrが数分間テ-プに吹き込み、秘書が診療録にタイプ、診療はゆったりで泣く子を無理に催眠剤で眠らせることなくじっとするまであやして待つ!この余裕!!話が飛びましたが、病気の子どもをかかえて、しかも兄妹も連れて順番を待つほど大変なことはありません。とにかく待ち時間なくじっくりと親が納得する医療を提供する、そして経営が成り立たねばならないわけです。
小児科医の減少、小児救急が問題化されるこの頃、この近辺をとってみても小児科専門の開業医は内科の十分の一以下でしょうか?子どもが病気になったとき、小児科専門を受診する(うちのようなクリニック、または病院小児科)、内科小児科と看板のある診療所へ行く、鼻が出たら耳鼻科へ行く、発疹は皮膚科へ行く、小さいうちは生まれた産婦人科に行く、など、小児科専門医の絶対数が不足している現状ではこれでまあまあプライマリ-ケアとしてはバランスがとれ、二次三次の受け入れ先もありがたいことに充実しています。(毎月送らてくる当直表を見ると連携病院でお世話になっているある病院ではある小児科Drの当直、待機が月に10回!!本当に自分の勤務医時代もそうでしたが激務!!です)
先日、中日新聞で小児医療の特集もありましたが、一開業医として自分が提供するプライマリ-ケアとは何なんだろうと考えてしまいます。コンビニ診療で24時間いつでもというには絶対的に体力が持たず、たとえ医者一人でクリニックを開けたとしても処置はもちろん投薬もできず相談か病院にまわすことになりますし、患者を診ずに電話相談でということは不安で私にはとてもできません。親がコンビニ弁当を買うつもりで(それは本来救急には当てはまらないわけですが)利用されるにせよ実際はフランス料理が必要な場合も多々あるわけですが、親にその判断を求めるのは難しいでしょう。
現時点ではプライマリ-ケアとして、一人医師で今の自分の力量で(もちろん優秀なスタッフに支えられですが)最大出来る範囲の最高の医療を提供するよう心がけています。
・・・・・でもほんとに、短時間で言葉足らずで、申し訳ありません。いつも反省し気を取り直して明日はもっとご満足頂ける診療をと努力していこうと思います。
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