
”下痢”のときのみかた
最近のクリニックでの話題からその1
ここ6月から閑散としたクリニックです。きょうから2学期も始まり夏ばてもあり扁桃炎のこどもたちもちょっと。夏かぜの代表のヘルパンギ-ナ、手足口病、プ-ル熱はほとんどみかけません。おたふくかぜで耳下腺腫らした子も少しめだちます。まだの方は是非ムンプスワクチン接種を。
週あたりから下痢の赤ちゃんがちらほら、今年はありがたいことに病原性腸炎による下痢の幼児は目立ちませんでしたが赤ちゃんでも細菌性腸炎も混在しているようです。さすがに冬場のロタウィルス腸炎の時のように嘔吐下痢ひどく脱水症状でぐったりして点滴の子はいませんでしたが、製腸剤だけではなかなか改善せずおしり真っ赤にただれた子もいます。
下痢の時は回数よりも、熱の有無、水分はとれているか、顔色はどうか、元気ぐあい、機嫌はどうかなど注意し、下痢止めはあまり使用せず便がいつもの性状に戻るまでは1週間ぐらいかかることをお話し様子をみます。
一般に食欲があるようなら炭水化物(おかゆやうどんなどと言わなければわからないママもみえますが)中心の離乳食とし、乳製品は控えめに果物もリンゴ程度にし(東洋医学的にも温暖地域でとれる果物はおなかを冷やすといわれ実際ひかえたほうがbetterと経験的にも思います)イオン飲料もおおすすめです。味の好みもありますがソリタ顆粒といって水に溶かすと点滴のイオン配分になるものを処方もできます。ふつうのミルクは乳糖不耐状態で腸の負担になることもあり乳糖を分解したミルクに一時的に変えるのもbetterです。母乳に関してはどんどんあげてください。
下痢のときは一番あたらしい便で結構ですので、おむつごとお持ち頂けるとお母さんといっしょによくなっているのかどうか便の性状を観察でき、必要なら検査もできます。
お風呂は水分もとれていて元気なら大丈夫でしょうが、病気の始まり時はおしりだけあらってあげて、熱がないからといって体の負担になるような入浴はさけてください。
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