医療小話

 夏かぜ流行

 もう7月です。名古屋は蒸し暑く、我が家でもついに夜のエアコンなしでは眠れない真夏日に突入しました。

 6月は例年になく夏かぜ大流行でした。

 ヘルパンギ-ナ:突然39℃近い高熱でのどは真っ赤、のどの奥に水泡が出来て高熱は2-3日ですがその後ものどが痛く食事のとれない状態が続くこともあります。

 手足口病:手や足のうら、小さい子ではおしりや膝に発疹ができ舌にもアフタができます。まれですが髄膜炎(高熱で頭痛嘔吐をともないます)の合併にも注意で!

 プ-ル熱:咽頭結膜炎、目が真っ赤になって熱が出ます。アデノウィルスが原因で外来で検査診断もできます。

 伝染性紅斑:いわゆるりんご病(ほっぺが赤くなることから)、頬、四肢に紅斑ができます。熱は出ないことが多いようです。

 水痘、おたふくかぜも結構はやりました。

 紫外線やあせの影響で皮膚がかゆくてしょうがなく、アトピ-の子の皮膚状態の悪化もみられます。赤ちゃんであせものひどい子も。

 また溶連菌咽頭炎(のど痛く熱が出て体にじんましん様の発疹がでる)も従来ののど真っ赤でみただけでわかる状態でなく、皮膚科や内科でじんましんといわれ、高熱もでずのどの赤みもこれで陽性?とおもわれる症例も多く、のどや皮膚の状態のみでは診断できない状況で、りんご病やヘルパンギ-ナに重なっていたりただの蕁麻疹と誤診しそうだった症例もあり、一例一例慎重にみております。

 2005年7月3日

 

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