
最近の流行
2月に入り少し忙しい日々です。
インフルエンザ、10日ほど前からA型がほとんどですが日に数人発症がみられます。昨年2-3月日に数十人が熱でインフルエンザ検査という事態とは程遠い感じです。抗インフルエンザ薬であるタミフルはお話の上ほとんどの方で処方しておりますが内服開始後1-2日で解熱して著効といった印象です。ありがたいことにインフルエンザによる脳症など精神神経症状はでていません。タミフルも副作用云々で新聞で一時いわれていますが小児科医としてはインフルエンザそのものによる脳症など重篤な合併症を考えると使わざるをえません。こちらも問題となるような副作用はでていません。
ロタウィルスによる乳幼児の腸炎で脱水きたす子が昨年より多い印象です。日に10例近く点滴することもあり、なかなか症状が改善せず心配なケ-スもあります。大半で軽度ですが肝機能も上昇するようです。うちは優秀な看護師ぞろいでこどもたちの状態、親の理解度も含めかなり時間をかけて水分のとりかた、食事などお話するようにしておりますが、お子様が嘔吐下痢症になったのがはじめてという親御さんのなかには、なんでうとうとしてぐずるのかわからず、母乳栄養児なので便はいつもと同じ?水様だけどなんだかはきそうにする、お乳をのみたがらない、熱もないから入浴もしていたけど本で読んだら脱水が心配と症状がでて3日目に初めて受診というケ-スもあり(もちろんもうとっくに血中ケトンが何百倍に増え脱水状態でした)とにかく様子がいつも違っていたら早く!受診してください!
いつもその時点でできうる最高の治療でと努力していますが、帰宅後も状態が改善しない場合、症状が変わってきたようなときは迷わず救急に行ってください。決して、点滴してもらったから、薬があるからと安心しないでください。ぐったりしている子が抱えられてこられると点滴は何とかできたものの、帰られてから翌日まで本当に本当にスタッフ一同心配しております。
2006年2月12日