今週のクリニック

 麻しん発症!

 本日近くの保育園で麻しん発症ありとのことでご相談受け、緊急でMR麻しん風しん混合ワクチン接種した子が2人いました。ちょうど1歳と年長児の定期接種時期であり公費で接種できよかったです。
昨年の春も麻しんの流行が騒がれましたが、当クリニック周辺ではまったく発症はみられず、うちの患者さんたちでは乳児を除き未接種の子もいなかったので幸いでしたが、麻しんは乳幼児にとってはほとんどが入院になるような重症の疾患です。以前は園などで接触があればグロブリンを注射して発症を防いでいましたが、血液製剤でもありおすすめできません。日本では公費で受けられるのは1歳の誕生日以後になりますので、乳児期から集団保育に入る子どもたちにとって流行があるときは自費ででも入園前にワクチン接種をおすすめします。

 麻しん感染だけでなく乳幼児の集団保育に関してはワクチンによる病気の予防とともに、早めに小児科に受診し病気のみかた受診の仕方などへの親の理解と、適切な看護が必要です。保育園に預けておられる親御さんは当然仕事をお持ちでしょうし、子どもの病気や医療機関受診で仕事を簡単に休みづらいことも自分の経験から十分承知していますが、病気によっては急変したり、命にかかわるような事態もありえますのでどうぞ大切なお子さんをしっかり守ってあげる努力をしてあげてください。かかりつけ医として信頼してご相談されれば、できる限りの努力をし応援していきたいと思ってます。

 2008年4月10日

 

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