なにやらかなしく水のんで去る


 おのずと飲む酒、味わう酒、酔う酒。酒を飲むよりも水を飲む。酒を飲まずにはいられないが、水を飲むよりも酒を飲む。いや、水を飲むように酒を飲む。こういう境地でありたい。

 はじめはほろほろ。そして、とろとろ、気づくと泥酔しきっている。やがて目覚めて、水を飲む。酔いざめの水は、実にうまい。
 この水を飲むために酒を飲んでいる。酒も水もない世界は、わたしにはありえない。水のように自然でありたい。

                                                    山頭火


半分アル中だった詩人の山頭火の詩である。
酒飲みの心得が書いてある(?)
ていうか、単なる酔っ払いの詩です。でも、おいらはすきです。こういうの。
いいいですね。「水を飲むように酒を飲む。」「酒も水もない世界は、わたしにはありえない。」てあたりが・・・・
ねっ


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