宗看・看寿以降、玉の全格配置は詰将棋作品集を組む際のひとつの目標となっていますが、
これまで実現した作家は、そう多くはなくて、わずか7人だそうです。

しかし、全格配置を実現するのは、多作家にとってはそう難しいことではないと思います。
詰将棋の配置は、「平行移動」や「対称移動」が可能なものです。
さらに、「逆算」という逃げ道を使い、作品に手を加えて玉位置を微調整することができます。

ですから、玉位置などは詰将棋においては二義的なものなので、
全格配置というのは意識的に追求する気になれない条件なのだと思います。

しかし、私は、あえて、「平行移動」や「逆算」などという「逃げ道」を使わず、
かつ、「穴埋め」を感じさせないで、この条件を実現する企画を思いつきました。

それは、「全格配置」をすべて「初形曲詰」でやってみようというものです。
つまり、盤上のあらゆるところで、あらかじめ決めておいた字形を作る。
これなら、「平行移動」も「対称移動」も「逆算」もできません。
全格配置は、シリーズものの初形曲詰には、ちょうどいい条件なのです。

名づけて『イロハ81』!平成13年12月よりスタートです!

さて、ここで問題。
@玉位置によっては実現困難な字形があります。
 たとえば右上からイロハにすると19が「リ」になりますが、これは字形的に無理。
 そこで、あまりイロハの配置順にはこだわらないことにしたいと思います。
Aイロハ81などといっても、現実問題として、イロハは48文字しかありません。(^^ゞ
 そこで、アルファベット26文字も入れてみます。合計すると74文字。
 あと0〜9までの数字を加えれば84文字となります。
 現在、あまり使用していないヰ、ヱ、および数字のゼロ(オーがあるからいらんだろう)を除き、
 81個の字形を選びました。
(H18.10.12追記) ヰ、ヱ、は含めました。数字のゼロも足りなければ含めたいと思います。
イロハ、の続きは、英語版イロハということで、Cwm fjord veg balks nth pyx quiz. の順番で入れていきます。

 左の将棋盤の文字の入っているところは、すでに出来ているものです。
(入れ替えられることがあります)クリックすると、その作品を表示します。
 いつ完成するとも知れない気楽な企画ですし、傑作はひとつもできないと思われますので、
まあ期待せずにいてください。

作品のヨコにはTerragenで作成したオリジナルCGがあります(平成18年10月からCGをやめて、愚息画像にしました)。
それをクリックすると、解答が表示されます。
※フレーム機能を使用しております。