ヤマトシロアリ
成虫(画像をクリックすると拡大表示ができます。)
撮影日 : 平成13年 5月 15日
晩春のあたたかくて風のない日は、いろんなアリの結婚飛行を観察することができる。結婚飛行は、翅を持った♂と♀が巣を離れ、あらたなコロニーを作る儀式だ。
この日の掃除時間、生徒が「教室にたくさん虫がわいている!」という報告を受けて行ってみると、柱の穴からたくさんの翅アリがわいていた。兵アリ(白い奴)もでていたので、すぐにヤマトシロアリだとわかった。それにしても、ヤマトシロアリの分散の様子を見るのは初めてだったので、思わずカメラを向けてしまった。
シロアリの仲間(等翅目)は、アリと名前がつくものの、実はアリの仲間(膜翅目)とはかなり遠い仲間で、シロアリ自体はどちらかといえば、ゴキブリに近い仲間なのだそうだ。翅アリを作って分散するというシステムがまったく異なった分類群で同じように起こっていることに大きな不思議を感じざるをえない。