
○ 緑の中の白い花 ─ニセアカシヤ─
5月になって、弥富の山々の新緑も眩しいくらいの美しさです。今、その新緑の中でひときわ白い花を咲かせた大きな木が目立っています(最盛期はちょっと過ぎましたが・・・)。学校周辺には、2本あります。1本は正門付近、もう1本は自転車置き場の裏手の山です。緑の中で、私に注目して!と言わんばかりに、白い花を付けています。
この木の名前はニセアカシヤ(ハリエンジュ)といいます。北アメリカ原産の木で、明治時代初期ごろから、各地で砂防用の植物として植えられるようになりました。花はとても良い香りがし、ミツバチの密源にもなる木です。学校周辺にはこの2本しか見あたらないのですが、きっと遠い昔にこの弥富の地に根付いたのでしょう。
ところで、このニセアカシヤ、何科の植物でしょうか?花が終わってできる種にヒントがあります。花が終わっても忘れないで、しばらく観察してあげてください。
○ 雨上がりの水たまりで
1年生の理科の時間、ふと窓の外を見ると干上がりかけた水たまりで、ツバメが何かをしています。よくよく観察してみると、水たまり跡の湿った土をついばんでは、体育館の軒下に運んでいるのです。そう、巣を作るための材料を運んでいたのです。何度も何度も同じように、小さなくちばしでついばんでは運んでいきます。1つの巣ができあがるまでに、一体、何往復するのだろう???と考えてしまいました。とてつもない重労働には間違いありません。
巣ができるまでの苦労もたいへんですが、これから子育てをして、雛が巣立ちをするまで、餌を運び続けることを考えると、親の姿って、すごいものだなぁ〜と思ってしまいます。
毎年やってくるツバメですが、このツバメにもいくつかの種類がいます。ツバメの種類によって、作られる巣の形も違います。ちょっと意識してみるだけで、その違いもけっこうわかるんですよ。せっかくの機会です。じっくり観察してみるのもいいかもしれませんね。
○ みなさん、知っていました?鈴野川の貴重な生物 〜ブチサンショウウオ〜
弥富・鈴野川は豊かな自然に恵まれています。モリアオガエルというカエルは、自然が豊かな場所にいます。鈴野川小学校の池には、毎年のように、このモリアオガエルがやって来て、産卵するそうです。モリアオガエルは、有名ですが、まだまだ、あまり気付かれてない、貴重な生物もたくさんいます。
私は、まだ実物をみたことがありませんが、鈴野川にはブチサンショウウオという生物がいるそうです。山間部のきれいな水のあるところでしか生きられないイモリに似た生物です。山口県でも発見例がきわめて少なく、山口県版RDBで、「情報不足種」に選定されています。
珍しいから・・・とか、貴重だから・・・ということで、これらの生物を保護するのでなく、これらの生物が住める、この環境があることがとてもすばらしいことだと私は感じています。貴重な生物といわれるものが住める環境をいつまでも、残し続けたいものですね。
○ オオアメンボの事情
昼休みに、中庭の池を眺めていると、オオアメンボが向き合って、長い中脚を押し合って、まるで、喧嘩をしているようなそぶりをしていました。アメンボにもいろいろな事情があるようです。眺めているだけでも、けっこう楽しめました(オオアメンボはそれどころではないのでしょうが・・・)。みなさんも池の中を覗いてみてはどうですか?なにかおもしろい事がおこっているかも・・・。