足 下 注 意 !
毎年、サルビアの苗がポットに青々とした葉を茂らせる時期になると、どこからともなくたくさんのニホンアマガエルがやってきます。そして、葉っぱの上にたくさん止まって、天気の良い日は、じっとしています。どれも、小さなカエルばかり。おそらく、最近オタマジャクシからカエルになって上陸してきたものばかりが、このように集まってくるようです。
校舎周辺ではこの時期、いたるところでこのような風景が見られます。しかし、あまりの数の多さに踏まれて潰れているものが結構見られます。潰れたカエルにはアリがたくさん群がって、死んでしまったカエルの命は、確実に他の生物の生命をつないでいる様子も垣間見ることができます。潰されているもの以外に、卵からオタマジャクシ、そしてカエルと、親になるまでに、相当な数が命を落としているはずです。そして、完全に親になって、次の世代を残すことができるのは、ほんのわずかな数でしょう。
 カエルの死は決して無駄にはなっていないと思いますが、足下には充分気をつけたいものです。

プールの生物調査でわかったこと
 今年、2年ぶりにプールの生物調査を実施しました。プール清掃の日に合わせて、全校生徒で取り組みました。シオカラトンボ、コオニヤンマ、トビケラの仲間が数種類、ヒメアメンボ、カゲロウの仲間、マツモムシに、ミズカマキリ、コミズムシ、ゲンゴロウそして、オタマジャクシ・・・と、今年も、いろいろな生物達がプールで生活している様子が観察できました。また、集めた生物がいろいろ入ったバケツの中でも、ヤゴがオタマジャクシを食べたり、プールの中での生物同士のつながりを見ることができました。
 それと、おもしろいことに、2年前とは違った生物も観察でき、年毎にプールを利用している生物の様子も変わっていくことが分かりました。プールの生物調査をした後、各学年で全国の学校のプール調査の結果をインターネットで見比べて、弥富の自然について考えてみました。都会の学校では、種類が少ないけど、ヤゴの数がとても多かったり、他の生物がほとんどいなかったり、学校周辺の状況によって、プールで見られる生物の種類と数に大きな違いがあることがわかりました。
 他の地域と比べてみることで、弥富の自然の豊かさを再認識することができたようでした。

巨大なカミキリ発見
先週の金曜日のことでした。体育館から第1校舎までの渡り廊下に、大きなカミキリがいるとの知らせを受け、見に行ってみると、体長50mm近くあるカミキリが地面にとまっていました。そのカミキリの名前はシロスジカミキリ。おそらく日本で一番大きなカミキリだと思います。背中に白いスジ模様が入っているのが特徴です。手に取ってみると、ギィーギィーと大きな音を鳴らして、威嚇します。
最近では、このカミキリを見かけることが少なくなったような気がします。図鑑で調べてみると、成虫になるまで3年以上を要し、最後の1年間は木の中で成虫で冬を越すということです。とてつもなく長い時間を経て、木の中から出てきたときに、カミキリムシの気持ちはどんなだろう?こんなことを考えていると、カミキリムシに対する意識も少しはかわってくるのかな?

宵を待って、花を開く ─マツヨイグサ─
1週間ほど前のことでしたでしょうか?長瀬先生が、ハルジオンとオオマツヨイグサをたくさん持ってこられました。1年教室の花瓶にもこの花がしばらく生けられていました。
オオマツヨイグサは、天気の良い昼間にはいつもしおれています。しかし、夕方や早朝、曇りの日には元気に花を咲かせていました。植物の姿だけでなく、その生活の様子から名前がつけられて『待つ宵草』なんて・・・なかなか素敵なネーミングです。
宵から花が開く理由を考えてみると、ひょっとすると、夜中に動き回る虫をターゲットにして花粉を運んでもらっているのでは?と思ったりしました。もし、そうだったら・・・、植物の戦略もなかなかのものだと思いませんか?