本栖湖岸に立ち、富士の夕焼けを待つ。陽が西に傾くにつれ、右岸にある竜ケ岳に 遮られて、湖面は早々と薄暗く沈み込む。富士の嶺はほんのり色づく程度に終わった ものの、ススキの穂が秋の風情を添えて、薄暮の情緒はたっぷりだった。
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