尾瀬ヶ原の下ノ大堀付近、池塘を前にして夜明けを待つ。薄っすらと朝靄が立つ。 潅木に縁取られた水面がヒツジグサを浮かべて微かに光る。空が次第に明るみを 増し、背後の燧ケ岳がセピアに色づく。さながら幻想の世界をそこに見た。
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