まだ明けやらぬうち、山中湖東岸の水際にカメラをセットして、富士の朝焼けを待つ。 舞台の緞帳の上がるのを待つ心境。やおら山頂に薄紅が差したとみるや、忽ち真紅 に変わる。紅富士と呼ばれる。それは何度見ても感動を新たにする朝のドラマである。
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