番外編 ◆vol.3

NNN24「スポ天ワイド」

取材日:9月24日

場所:東京ドーム

 

 私ったらなんてラッキー!主にジャイアンツ情報をお伝えしている番組のキャスターを始めたその年に、その球団がリーグ優勝とは・・・。      

 東京ドーム最終戦

 マジックが出てから24日目。ついに、ジャイアンツがリーグ優勝しました。
 練習前からいつもとは違う雰囲気。報道陣も優勝後の選手のテレビ出演スケジュールの割り振りを取り決めたりと忙しく動き回っていました。
 カメラは長島監督や先発の上原投手、松井選手、清原選手を狙う中、ひっそりと二岡選手がバント練習をしていました。

 そこへ弘田コーチ登場。

  「ダメダメ!!」と自らバットを持って芸術的なバントを次々と披露。

 負けず嫌いな二岡選手、マシンから投げられる球に向って意地になってバットをあてていきます。
 そしてようやく、「出来たーっっ!!」
 パッと目を輝かせて顔を上げた時に弘田コーチの姿は・・・。

  「いないよー!!」

 吠える二岡選手でありました。

 でも、試合ではバントの成果を披露をするまでもなく、ミレニアムVを決めるサヨナラ逆転ホームラン!!
 顔をくしゃくしゃにしてホームに帰る二岡選手の笑顔が印象的でした。

 その瞬間…

 私は確かにあの優勝決定戦の試合を東京ドームで見ていました。しかし、放送があるため、午後9時にはドームを後にしなければならず、8回途中で日本テレビへ。
 局へ着いたら何だか満塁になってるじゃありませんか。

 そして、満塁HR、逆転HR。

 あぁぁぁぁ、あんなっ、あんなにも劇的な、ミラクルな決定的瞬間を逃してしまった私・・・。人生ってこんなもんだわ。 

 8回までは全く打つ気配なし。中日・前田投手を前に無得点。5回に組んだ円陣も虚しく、完全に抑えられていました。

 でも、お客様の応援が凄まじかったんです。
 巨人戦はいつも大入りだけど、この日はドームの廊下にビニールシートを敷いて応援している人がたくさんでる、超・超満員。

超満員の東京ドーム。廊下にビニールシートを敷いて観戦する人の姿もありました。

松井選手がシングルヒットを打っただけで、割れんばかりのメガホンの音。(耳が痛いのなんのったらありゃしない!)
 中日の攻撃のときでさえ、わずかに見えるレフトスタンドの中日応援団の声はかき消されそうな勢いだし、場内アナウンスなんて意味をなしていない状態。

 でも、だからこそ、9回のサヨナラ劇が生まれたような気がしました。
 ファンの皆さんの声援・パワーがものすごくて、それに後押しされてドーム最終戦はああいう形で幕が降りたんだなと思います。

 次は日本シリーズ。どんなドラマが待ち受けているのか・・・。


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