番外編 ◆vol.4

NNN24「スポ天ワイド」

場所:ジャイアンツ球場

 

 10月第1週目。日本シリーズに向けての宮崎合宿を前にジャイアンツ球場で軽い調整をしていたジャイアンツナイン。3日間の練習の最終日となった6日、遠投という独自の調整法で知られている上原投手がブルペンで投げ込みを行いました。
 滅多にないことにシリーズへの並々ならぬ思い入れを感じ、ぶらさがりインタビュー(タイミングを見て駆け寄ってアポなしでお話を聞くこと)にチャレンジすることに。
 インタビュー可能な場所はブルペンからグラウンド入り口までのわずか15m。20秒の勝負です。

 駒「お疲れ様です・・・今日はブルペンで結構投げられましたね。えっと、、50球ちょっとですか。」
 上「・・・50球です」(実際にはストレートのみ51球でした)

 NNNのカメラ1台だけのはずが、新聞記者の方々、他局のカメラさんが小走りに駆け寄ってきた。

 駒「御自身での感触はいかがでしたか?」
 上「まだ体は重いですけどね・・・・」

 気がつけば、目の前には半円を描くように黒い大群が・・・5、6台のカメラとそれに付随する音声さん、ディレクターさん、新聞記者さんらが、二重三重に取り囲み、上原さんの歩調に合わせてバックしている。
 全員が次の言葉に耳をそばだてながら一律に草と砂の混じった地面を踏み、その靴音が規則正しく響く。

 駒村、ちょっとビビる。
 私がコメントを取れなければ、うちの番組だけでなくココにいる人たちみんなが上原投手のコメントを逃すことになる。
 ってことは・・・うわっ、責任重大!失敗したら大変だっ!!

 駒「ミスタ・・あ、長嶋監督からは『うーん、いいねぇ』とか『今のアウトロー良かった!!』という声がしきりに飛んでいましたね」
 上「・・・・」

 やばい!もうグラウンド入口のフェンス目前。
 お願いっ!何かひとこと言って下さい・・・。

 上「・・・・シーズンより良いんじゃないですか。(シリーズは)大丈夫です。」

 よかったー!!
 とりあえず責任は果たせた・・・。

 脱力状態の私に「OK!ナイスインタ」他局の方からも「ごちそう様」と声をかけていただいてホッ・・胸をなでおろしました。
 実は、ぶら下がりインタビューをするのは今回が初めて。
 ただでさえドキドキしてたのに、こんなに人が集まるなんて、、、あー緊張した。。。

 今後もしっかりコメントを取れるように頑張ろうと思う駒村でした。

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