vol.17
NHK教育「サイエンス・アイ」 10月放送予定
取材日:2001年7月16、17日
場所:気象庁気象研究所
GPSで集中豪雨の予測に挑む 毎年のように大きな被害をもたらす集中豪雨の発生を予測することは果たして可能なのか。 |
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GPSとは
GPSで気象予報? ところが、大気中に水蒸気があると、電波の速度が遅くなり、データに誤差を生じます。 中村さんたちは、このデータの誤差、大気中の電波の遅れを解析すれば、上空にある水蒸気の量を割り出すことができると考えました。 これまで気象庁では、大気の水蒸気量を測るため観測用の気球を上げていました。しかし、この方法では一日の観測回数はわずか2回。観測地点も全国で18ヶ所と限られており、集中豪雨の予測は不可能でした。しかし、GPSを使えば、全国1000ヶ所以上の観測点でいつでも水蒸気を測ることが可能になります。
地表の位置を知るためのGPS。中村さんたちの研究では水蒸気を計測するための強力な武器になるのです。 これまで気象学者にとって手のつけようがなかった集中豪雨の予測でしたが、水蒸気データが得られることによってその道が一気に開けたのです。
1999年、九州北部から中国地方を襲った豪雨。このときの水蒸気量の変化を調べました。
「今後は水蒸気の情報を数時間ごとにリアルタイムで日本の皆さんに提供できるようにしたい。それを使って集中豪雨の精度の予測をもっと向上させたい。」とおっしゃっていました。
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| あとがき お天気番組経験者の私としては非常に興味深いロケでした。観測機があっちこっちにいっぱい!というマニアックな感激です。天気予報とは「観測の成果に基づく現象の予想の発表」なわけですが、私は最後の部分「発表」のみしか携わっておらず、根源である観測には全く縁がなかったわけです。遅ればせながらちょっと触れられて嬉かったです^^。さらに、、、
感動したのは掲示板。何の連絡事項が張ってあるのかと思えば、サッカーサークルの新聞!しかもカラー刷りで中身も充実、素晴らしい。 クラブ名は長峰フットボールクラブ。どうやら、「Gリーグ」と呼ばれるリーグで戦っているらしく、今季の成績は2部の4位のようでした。 注目はポスター右下の緑色の部分にあった記載。ちょっと見えにくいので書き出します。
移籍って、まさか「旭川地方気象台」に移籍するとは・・・。 しかし、このポスター一つ見ても非常に真面目な印象が伺える気象庁。本当に勉強になりました^^。 |