◆ 逃したノーヒットノーラン
久々のインタビュー。この日は、この2日前の阪神戦について。ノーヒットノーラン、3年越しの対阪神戦連勝記録。もう少しのところで手のひらから滑り落ちた「記録」についても伺いました。
しかしその前に、まずは先制パンチが・・・。
駒 「こんにちは、お久しぶりです。」
上 「こんにちは。・・・何ヶ月ぶりですか。」
駒 「上原通信で私がお伺いするのは、、、開幕戦以来です。」
上 「今、何月やと思ってんの?」
駒 「うっ、6月末・・・。」
上 「あーあ、勝てない投手にはインタビューもできんか。いまだにスポーツコーナーのロゴは由伸やし。」(vol10参照)
実は、私が別の仕事で伺えず、代わりにディレクターさんがインタビューということが何度か続いていたのでした。。。
まずい、劣勢だ・・・話題をチェンジ!!
本題へ。
駒 「それにしても6月20日の阪神戦は素晴らしいピッチングでした!惜しかったですね〜。」
上 「惜しかったですね。・・・はぁ。。」
駒 「自分でも最初から手ごたえを感じて投げてたんですか?」
上 「いや、調子は悪かったんですよ。体が重いなぁと思って投げてて、(回を重ねるごとに)だんだん調子が出てきた。僕の場合(結果は)その方がいつもいいんですけどね。」
駒 「でも、5回まで一人のランナーも許さなかった。そして7回まではノーヒット。そういう時ってどういう心境なんですか。」
上 「記録より、味方が点取ってなかったんで、嫌やなぁと思って投げてました。点とってくれてたら意識してたと思いますけど。」
駒 「最初にヒットを打たれたとき、どんな気持ちでした?」
上 「(記録を達成できなかったというより)先頭打者を出したってことのほうが嫌だったですね。」
駒 「7回のラストバッター、代打の八木選手に対してはストレート勝負でしたね」
上 「ストレートで押そうと阿部を呼んだときに言いました。僕は気合いで投げるピッチャーですから。」
駒 「そして、9回・・・」
上 「ハァ・・・」
大きくため息をまたひとつ・・・。
駒 「ホントに惜しかったですよね・・・。」
上 「んー、最後まで投げたいっていうのはありましたよ。だって、敬遠で満塁にしたんですから。岡島にも悪いじゃないですか。・・・」
駒 「岡島さんには何か声をかけられました?」
上 「それは「ゴメン」ですよ。ゴメンとしか言えないですよ・・・」
◆負け試合の後は
駒 「試合終了後、しばらく立てなかったですよね。」
上 「あの後ロッカーでは荒れましたよ」
駒 「夜はすぐ眠れました?」
上 「僕ね、わりと寝れるんですよ。ただ、叫びましたね。」
駒 「え?叫ぶ??」
上 「そう。」
駒 「何て??」
上 「え?『クソォ−−−ッ』とか。遠征先のホテルって、だいたい同じ階が岡島とか條辺とか同年代なんですよ。で、一番先に戻ったから廊下とか歩きながら『クソォ−−−ッ』って。
他の人でも、なんか発散させないといられないと思いますよ。」
駒 「へぇー!でも、飲みに行って発散するとかじゃないんですね。」
上 「僕あんまり投げた後飲みに行かないんですよねー。だいたい叫んでますね。東京ドームで投げた後だったら、車の中で音楽ガーっとかけながら叫んでます。」
駒 「何の曲かけてるんですか?」
上 「激しい曲。ダンスマニアとか。」
駒 「じゃぁ、勝ったら?癒し系ですか?」
上 「うううん。ダンスマニア^^。」
それ、ダンスマニアが聴きたいだけじゃないですか!?
◆気合い十分
駒 「でも、ホントにまだ悔しそうですよね。」
上 「まさか阪神に負けるとは・・・。」
駒 「えっっっ??まぁ、連勝も10でストップしてしまいましたしね。」
上 「いや連勝よりも、僕の中では、前の日阪神が勝ったら翌日は負けるっていうはずだったんですけどねー。うーん。」
駒 「じゃぁ、次はリベンジを。」
上 「リベンジっていうか、、言葉悪いですけど殺したるくらいの気持ちで投げますよ!もう、ホント・・・今、勝ちに飢えてますからね。ほんっとに勝ちたい・・・。」
取材も一年になりますが、ここまで悔しがる上原投手を見たのは私も初めて。
でもその一方でちゃんと冷静に見て分析もされています。どんなにいいピッチングをしても負けは負け。勝たないといけないプロの世界で生きる厳しさをしっかりと受け止めているんだなぁと改めて感じるとともに、上原浩冶という人はこういう世界で生きるべき人というか、輝きを増す人なんだなと感じました。
とってもいい感じで気合いが入っているようなので、次の登板は期待できるのではないでしょうか?ジャイアンツファンの皆さん^^。
それにしても、、、久々にお会いしたら、やっぱり上原さんはデッカくて、10分くらいだったんですが、インタビューしてるうちに首が痛くなりました^^;。
see you next time...
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