8ミリビギナーのためのQ&A















































































































更新履歴

2002/11/19 ホームページにアップ
2002/12/10 機材の入手方法に情報を追加(「初心者向け質問回答会議室」長谷川さんの情報)
2002/12/20 目次と更新履歴を追加
2004/09/28 コダックエクタクローム7240(VNF)の製造中止を追加

2006/01/05 コダクローム(K40)の製造中止、育映社の8ミリ現像サービス終了、レトロ通販のフィルム・現像サービスについて、8ミリ映写機を追加、その他全面的に内容を見直して更新
2006/07/01 富士フィルム8ミリフィルムの製造/現像サービス中止決定、項目ごとにページを分割し画像を追加、その他の更新


目次

8ミリ全般

8ミリフィルム

8ミリカメラ

8ミリ映写機


8ミリ全般

Q.8ミリってどんなものですか。8ミリビデオとは違うのですか。
A.8ミリは1970年代に全盛だった、動画の録画再生システムです。録画(撮影)にはビデオテープではなく、映画館で上映される映画と同じように長く巻いたフィルムを使います。このフィルムの幅が約8mmであることから「8ミリ映画」と呼ばれています。撮影には専用のカメラが必要です。また撮影したフィルムを見るには、現像して専用の映写機にかけます。フィルムを8ミリビデオカメラに入れても(入りませんが)録画できませんし、現像後のフィルムをビデオデッキに入れても再生できません。

Q.8ミリで映画を作るには何が必要ですか。
A.最低限必要な機材は以下のものです。
○8ミリカメラ(詳しくは「8ミリカメラ」の項目を参照)
○8ミリフィルム(詳しくは「8ミリフィルム」の項目を参照)
○フィルム編集用機材(「編集」の項目は近日中にアップ予定)
○8ミリ映写機および映写用スクリーン(詳しくは「8ミリ映写機」の項目を参照。スクリーンは他のものでも代用可能です)

Q.8ミリは音が出ないのですか。ビデオのように録音できませんか。
A.かつては撮影時に録音できるカメラとフィルム(サウンドカメラとサウンドフィルム)が発売されていたので、これらを使うことで撮影時に録音(これを同時録音縮めて同録と言います)ができました。しかし、現在サウンドフィルムは製造されていないので撮影時にフィルムに録音することはできません。ただし、「シングル8」フィルムでは現像時に「アフレコ仕上げ」といってフィルムの端に磁性帯を塗布してくれる「マグネコーティング」のサービスがあるので、MDやDATなどに音声だけ録音しておき、音声を録音再生できる映写機(サウンド映写機)を使って後から音入れ(アフレコ)することができます。また、かつては、エルモ、キヤノン、フジの各社にはカセットレコーダーの音声再生と映写機の映写をシンクロさせるシステムがありましたが、これらの専用機器の入手はかなり困難ですので残念ながら一般的な方法ではなくなっています。

Q.家に昔の8ミリカメラや映写機が残っていました。今でも使えるのでしょうか。またこれらを使うにはどうしたらいいでしょうか。
A.カメラについては使用できるフィルムの種類を確認します(詳細は8ミリカメラの項目参照)。次にカメラ映写機ともに動作チェックを行ない、そのまま使えるか修理やメインテナンスが必要かを見ます。動作チェックの方法は「8ミリカメラ」「8ミリ映写機」の各項目を参照してください。
カメラや映写機の操作方法は、取説(マニュアル)が残っていればそれを参照し、残っていない場合には以前にそれらを使っていた人に確認するか、インターネットで検索したり、掲示板などで質問するとわかる場合もあります。また、製造元のメーカーに資料が残っていて教えてくれたり、取説を有料でコピーしてくれる場合もあります。

Q.8ミリで映画を作るにはお金がかかるのでしょうか。
A.ビデオと比較した場合、フィルム代と現像代(シングル8の場合、それぞれ1300円くらい)が高価で、また、フィルムは1本で3分20秒程度しか撮影できないため、ランニングコストは高くなります。ただ、カメラや映写機は中級機くらいまでなら中古で比較的安く(完動品で3万円ぐらいから)入手できます。一方、ビデオの場合、カメラ(デジタルムービー)やリニア編集できる専用の編集機器がかなり高価なので、一から機材を入手するのであればトータルではあまり変わらないか、
むしろ安く上がると思います。

Q.機材を入手してもフィルムメーカーがフィルムの製造を中止して、せっかく購入した機材が不燃ゴミになってしまうことはないのでしょうか。
A.私個人としてはメーカーがずっとフィルムの製造を続けてくれることを何も保証はできません。実際に富士写真フイルム(シングル8)もコダック(スーパー8)もサウンドフィルムをはじめ、過去に製造していたフィルムのラインナップの中で何種類かのフィルムの製造を中止していますし、コニカ(旧さくらフィルム)のように8ミリフィルムの製造から完全に撤退したメーカーもあります。
また大変残念なことですが、2006年4月に富士写真フィルムがシングル8フィルム(「FUJICHROME R25N」「FUJICHROME RT200N」)の製造と現像終了を発表しました。(製造は2007年3月の最終出荷分で終了、現像は同年の9月で終了
ただ、現在でも自主映画や映像制作系の大学、専門学校などでは8ミリは主要なメディアとして使われている上、国内外に多くの8ミリ個人ユーザーが存在しています。さらに数社ですが現在でも8ミリカメラの製造を行なっているメーカーもあります。
また、海外では白黒フィルムを製造しているメーカーもあります。コダックは当面スーパー8の製造は継続するようです。

Q.8ミリ作品をビデオで見たり、インターネットで公開することはできませんか。
A.8ミリフィルムをビデオに変換することを「テレシネ」と言い、シングル8では富士フィルムがサービスを行なっているほか、シングル8、スーパー8ともに、いくつかの現像所でサービスを行なっています。また、ビデオカメラを持っているのであれば、映写機で映写した作品を自分でビデオカメラに録画してもいいでしょう(これを「簡易テレシネ」と言います)。
詳しい方法は「編集」の項目を参照してください。ビデオに録画できればデータを動画データとしてパソコンに取り込むことで、自由に編集したりインターネット上で配信したりもできます。


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last update 2006.7.1

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