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1960年発売
D.Zuiko 30mm F2.8
3群4枚
逆ガリレオ0.56倍ブライトフレーム付ファインダー
シャッターコパル B・1/8〜1/250
巾108mmX奥行き40mmX高さ68mm
重量 400g
ハーフサイズカメラのレンズの焦点距離を35mmフルサイズに変換するには1.4倍する。30mmの場合は42mmとなり若干広角より。
ハーフカメラを使用するコツとしては、36枚撮りフィルムは使用しない。ハーフサイズでは倍の枚数72枚撮影可能になってしまい、フィルムがなかなか終わらない。24枚撮りフィルムでは48枚撮影できるが、これも最後まで使い切らずに40枚くらいで巻き戻すことで、36枚撮りに近い感覚で撮影できる。
また、ペンに限らないが、ハーフサイズカメラのファインダーは倍率が低いわりにはフレーム枠が太いので撮影では少し余裕を持ってフレーミングするとよい。また、そのまま撮影すると縦位置ばかりになってしまうので少し意識的に横位置でも撮影すると画面に変化が出る。
フィルムカウンターの指針は上から軽く押して回すようになっているが、あまりきつく押すと回りのガラスが割れてしまうので注意すること。
裏蓋は底蓋と一体ではずれるコンタックスタイプボディの上側の蓋がはまり込む隙間には黒い毛糸のような遮光材が入っている。これがなくなっているとカメラ内部に光線が入ってフィルムが部分的に感光してしまう(=カブル)ので黒い細めの毛糸やフェルトを細く切ったものなどで補修する。
今回、塗装に使ったのは、模型用のラッカー塗料なので、溶剤を含んだクリーナーで拭くと剥げてしまう。自分で塗装するコツとしては、
1)やすりなどでメッキを十分にはく離しておくこと(少しでも残っているとそこから剥げてくる)
2)下地を少し厚めに吹いておくこと(あまり厚く重ねると文字入れできなくなるので加減が必要)
3)3度くらい重ね塗りし、完全に乾いたら様子を見ながらオーブンで少し過熱し、塗料を硬化させる。ただしやり過ぎは禁物。
以上、あくまでも自己責任で。
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OLYMPUS PEN Sは、オリジナルのPENや広角レンズ付きのPEN Wと並んで、ハーフサイズカメラでもちょっと別格扱いみたいな感じである。ちなみに、PEN
Sには開放絞値がF2.8のものとオリジナルPENと同じF3.5の2種類あるが、自分が持っているのは明るいF2.8の方。開放がF2.8だとPEN
Sのように連動距離計が付いてない目測でピントを合わせるカメラはピントをはずす可能性が高くなるが、ハーフサイズは画面サイズが普通の35mmの半分になる分だけ、被写界深度(ピントが合う範囲)が広くなるので、2m以内の近接撮影以外では絞り開放でもあまりピントをはずすことはない。
オリジナルのレンズフードは中古でも高くてなかなか手が出ない。購入した時にケンコーが出していたスカイライトフィルターが付いていたので、フード代わりに付けっぱなしにしている。
PEN Sの特徴として、シャッターが非常に軽く音も小さい点がある。下の画像のようにシャッターボタンは四角で溝が入っており指がかりが良くなるよう工夫されている。オリジナルPENやPEN
Wはドキュメンタリー写真で隠し撮りに使用されたという逸話もあるが、たしかに町中などではカメラを構えても何時撮ったかわからないくらいだ。

フィルムカウンターは逆算式で撮影が終わってもリセットされない。
自分はコンパクトなカメラが好きなのだが、それは小さいカメラほどいろいろ工夫されているのが面白いからだ。このカメラの場合はフィルムの巻き上げをダイヤルで行っているのだが、このダイヤルはカウンターと連動していて、カウンターが1回転すると1コマ分進むようになっている。
裏蓋と底蓋が一体になったものがはずれる。

ちなみに、このカメラはブラックモデルは無いのだが、オークションで安く落札したものを自分で黒く塗装したもの。いわゆるナンチャッテブラック。
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