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タピオカ
芋の一種.
コラート
では,タピオカを原料に家畜の試料や澱粉などを作る工場が,たくさんあった(今もあるが,少なくなった).この芋澱粉工場は,澱粉を作るときの酸っぱいような腐ったような臭いがひどく,風向きによっては,かなり遠くまでその臭いが漂ってくる.
芋作りをしている農家の人達は,この芋の小売価格の値上げを求めているが,政府はその要求を飲んでくれない.また,タピオカを運ぶのにトラックを使うが,こっちの人は運送代を安く上げるため,積めるだけ積んで運ぼうとする.しかし政府は「トラックに積む荷物の重さ」を制限してしまい(道路の痛みが激しくなるため,と言うのがその理由),これもタピオカ農家の人にとっては頭痛の種になっている.
制限重量オーバーなら,警察に罰金を取られてしまうし,制限重量以下で運ぼうものなら,足が出てしまう.そんなこんながあって,よくタピオカ農家の人達が,荷台いっぱいにタピオカを積んだトラックで道路を封鎖してストを行なっているのをよく見かける.
タムブン
日本語でいう「喜捨」「施徳」になるが,要するに「自分の徳を積むためにお金や品物を施す」こと.アメリカなどで行われている慈善事業のような「チャリティー」とはちょっと意味が違う感じがする.大事なのは,それを望む人にお金や品物をあげることによって,あげた人自身の「徳(ブン)」が養われる,ということ.だから,お金や品物をもらった人は,それをあげた人に「徳積み」をさせてあげた,という立場なわけで,特にお寺などにタムブンするときには,どちらかというとタムブン「させて頂く」みたいな感じになる.お金や品物を持って行って,「タムブンさせて頂いて,ありがとうございます」という感じで,お坊さんに差し上げる.まぁ,それでもタムブンをしてもらうお坊さんも,やはり「ああ,ありがとう」みたいな仕草はされますけど.
タイに来て生活するようになると,こちらの人が何かにつけてお寺や学校などにタムブンするのを見かける.パッポンなどでもよく黄色いバケツが封筒と一緒に回ってきて,バケツには,「どのお寺で何日にこれこれという行事があるので,タムブンしてください.何日に回収に来ます」みたいなことが書かれていて,一緒に来た封筒に,女の子が20バーツとか100バーツとか入れている.会社などにも,黄色いバケツが回ってくるし,封書で「どこどこの小学校は,今度子供の日の行事をしますが,いくらか寄付していただけませんか」みたいな文面でタムブンのお願いが来る.私の働く会社では,これも地域への利益の還元の一つと思って,たいがいは無視せずに少しだけ寄付している.場合によっては,従業員に「タムブンしたい人はこの封筒に入れてください」と掲示を出しておくと,皆2〜3バーツから20バーツ程度,封筒に入れてくる.全部集めれば3〜4百バーツ程度になる.これに会社からの寄付や私のポケットマネーからの寄付を併せてタムブンすることになる.
街などで道にすわって道行く人にお金を無心する人達に施すこともタムブンの一貫らしい.このため,バンコクにいて道にすわってお金を無心する人達は,日本ほど苦しくないらしい.一日数百バーツ稼ぐ人もいるとかで,それなら普通のサラリーマンより稼ぎがいいことになる.このため,地方からこの仕事(?)のために出稼ぎに来る集団もいるらしい.
父の日(国王誕生日)
12月5日は,タイのプミポン・アドゥヤデート国王陛下の誕生日で,国民の祝日となっている.また,この日は「父の日」でもある.
この日が近づくと,タイのあらゆる場所に,国王陛下の大きな肖像画や写真が飾られ,その周りが奇麗な電飾で飾られる.バンコクでは,まるでクリスマスが一足早く来たような,そんな風情がある.
また,女王陛下の誕生日も同様に「母の日」になっている.
私の単なる思い過ごしかもしれないが,「父の日」より「母の日」の方が,みんなその日の意義を大事にしているように感じる.母の日には,花屋さんには多くのお母さんにあげる花束が出され,ドーク・マリ(ジャスミン)の花で作られた花飾りや,その造花などが,デパートにも街の片隅にも,たくさん並べられる.この日は実家に帰る人が多く,バンコクから郊外に向けての交通機関はことごとく満員.
日本でも同じ感じですよねぇ.「父の日」より「母の日」の方が何となく盛り上がっている感じがしません?
あ,そこのお父さん....いいじゃないですか.お母さんよりお父さんのほうがいつも楽している,とは思いませんか(笑)?母の日くらい,お母さんに楽をさせてあげましょう.
トゥックトゥック
タイ名物三輪自動車.ずぅ〜っと昔に日本にあったダイハツの三輪自動車
「ミゼット」
の中古を改造したものがその前身だと言われている.今ではタイで生産されているらしく,真新しいトゥックトゥックをたまに見かけることができる.
料金は交渉制で,1キロ程度走って30バーツ程度か.繁華街などへ出かける場合は納得のいく料金で乗ることができるが,反対に一般の民家のほうへ行く場合などは高くなる.繁華街へ行けばまた客をすぐ拾えるが,民家の回りならまた戻ってくるのに客が乗るとは限らないことを考えれば,まぁ,仕方ないかも.これは需要と供給の原理で決まり,雨が降っていて,トゥックトゥックがやっと1台捕まったときなどは,ちょっとくらい高い値段でも妥協しないといけない.
よくガイドブックなどに,「観光客とみると高く吹っかけられるから,できるだけ値切るべし」とか書かれているために,トゥックトゥックに乗り込む日本人観光客は,無理やりまけさせようとする.が,ちょっと待って.観光で来ているんだから,少しくらいお金は余分に持ってきているはず.普通の2〜3倍程度吹っかけられた所でせいぜい100〜150バーツ(5〜600円)なんだから,それをムキになって値切らなくてもいいと思う.まぁ,軽く「も少しまからない?」位のことは言ってもいいけど.
だって彼等いつもギリギリの生活してるんだし,やっと見つけた観光客なんだから,少しくらい多めにもらおう,って思うのは当然と思う.トゥックトゥックの運ちゃんに,30バーツの所を50とか60とか言われて,「こいつ,ナメてるな!」とか言って怒ってる日本人を見ると,「30バーツくらいチップと思ってあげればいいのに」と思ってしまうのは,私だけ?
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