中国家庭の常備薬

板藍根(ばんらんこん)について

板藍根は中国ではどの家庭にもある常備薬です。
本来“せいねつげどく清熱解毒”の薬です。
“清熱解毒”とは、外部からの邪つまり風邪やインフルエ ンザの熱を冷ます働きをさします。

さらに免疫機能を向上させる働きがあるので、風邪の予防に使うだけでなく、風邪や肝炎にたいする漢方薬の配合のなかにも加えられる事があります。
私も秋から冬にかけて、風邪の患者さんがみえると予防 のためによく飲みます。
ちょっと甘くて口当たりも良いです。
副作用もありませんから妊婦の方でもOKですし、花粉症やウイルスによる疾患にも有効とされています。

以前中国の小学校の門前で、溶かした板藍根を登校する児童の咽喉に噴霧していたという話を聞いたことがあります。
また、10年程前、上海でA型肝炎が大流行したことがありました。
みなさん板藍根を飲みつづけた話は有名です。

風邪をひいたことがきっかけで突発性難聴になった場合、 風邪を早く治す事が耳閉感などを取り除く助けになります。
また、慢性的に風邪気味で鼻の状態が耳の状態に影響する場合は、風邪をひいても追い出す力がない状態です。
この場合も風邪を抜く事と免疫能力のアップのために板藍根は有効だと思います。
しかし不眠や過労、ストレスがもとで発病した場合は、発病の 原因が異なりますので、有効とはいえません。

鍼灸治療院呼泉堂
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