2003年 古紙関連の動き(新聞等情報)

新聞情報は大見出しと一部だけを掲載いたします。
詳しくは各新聞をご覧になってください。

2003年 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

                     

2003年12月

12月27日
(日経 )

パルプ対日価格針葉樹は横ばい 12月積み
 製紙原料パルプの12月積み対日価格は針葉樹が前月比横ばい、広葉樹パルプが下落でほぼ決まった。国際在庫が膨らみ、全体にやや弱膨含んでいる。ただ日本と競合する中国の買い意欲は継続しているため、一段と安値に進む可能性は小さいとの見方が多い。

12月27日
(日経 )

ティッシュ脱・薄利多売 紙の厚さ戻し、高級化の動き
チラシ登場頻度現象。特売品とはもう呼べない?

 箱入りのティッシュペーパー。代表的なスーパーの特売商品という位置づけが変わってきたという。石油ショックから30年。紙製品買いだめ騒動の記憶を持たない消費者も増えてきた。さて、あなたは安いときにまとめて買いますか。

12月22日
(日経 )

日本ユニパック中国進出 新聞・書籍用紙で合弁 国内過剰設備を移設
 日本ユニパックホールディングは2005年6月をメドに中国・北京市近郊で新聞用紙と書籍用紙の合弁生産を始める。現地の中堅製紙メーカーと共同で新工場を建設し、年15万トン製造する。日本での紙需要の伸び悩みで操業停止する国内の過剰設備を、年7%の紙市場の拡大が見込まれる中国の工場に移設。総投資額は約百億円に抑えた。

12月17日
(朝日 )

違法伐採 輸入材 流通調査へ 環境省 水際防止めざす
 
違法伐採された輸入木材やパルプなどの規制に向け、環境省が来年度から国内での流通の実態調査に乗り出す。 国内に出回る輸入木材のうち2割程度が違法伐採と見られるが、流通ルートが複雑で取り締まりが難しかった。地球温暖化対策にも関連するとして、同省は実態調査の結果を踏まえ、3年間かけて違法伐採木材を水際で防止する方策も検討していく。

12月16日
(都政新報)

世田谷区 持ち去り行為に罰則 条例施行区では 資源回収率アップ 2件目の書類送検も
 世田谷区は清掃・リサイクル条例を一部改正し、資源の持ち去り行為に罰則規定を設けた条令を5日の議会で可決、9日から持ち去り業者に対し、チラシで警告するなどパトロールを開始した。罰則規定は、04年3月10日から施行する。

12月16日
(日経 )

古紙在庫、今年最低に
 製紙原料となる古紙の問屋在庫が一段と減少した。指標となる関東主要古紙問屋32社の在庫率(出荷に占める在庫の割合) は11月末、前月末比1ポイント減の10%になり、今年の最低水準を更新した。アジア向けの輸出意欲が引き続き旺盛で、品薄感が続いている。

12月16日
(日経 )

家庭紙の卸値 下落 歳末商戦で安値販売 再生トイレ紙 下げ強く
 家庭紙の卸値が下落している。小売店の販売競争が年間で最も激化する歳末商戦の時期に入り、一部で安値販売に応じる中小メーカーや卸が出始めた。ただ作秋以降、大手メーカを中心に価格維持を貫く姿勢は継続しているため、一段の安値に向かう可能性は低そうだ。

12月12日
(日経 )

段ボール、来年国内生産最高に 日段工など強気予想
 2004年の段ボール(シートベース)の国内生産が過去最高になるとの予想を日本段ボール工業界と全国段ボール工業組合連合会がまとめた。景気持ち直しが年央まで続くとの判断を手がかりに、3年連続で市場が拡大する予想を立てた。

12月12日
(読売 )

古紙持ち去りで業者を書類送検
 
警視庁杉並署は11日、東京都杉並区内のごみ集積所に出された古紙を許可なく持ち去った窃盗容疑で、練馬区内の古紙回収業の男(54)を東京区検に書類送検した。男は10月21日午前6時50分頃、杉並区成田東のごみ集積所から、古新聞2束と古雑誌2束(計39円相当)を盗んだ疑い。

12月11日
(日経 )

新聞古紙、東阪で下落 問屋買値 製紙会社の在庫増加
 新聞・印刷用紙などの原料になる新聞古紙の問屋価格が東京と大阪で8−12%下落した。需要家である製紙会社が、在庫の増加傾向を背景に問屋からの購入価格を12月以降1キロ当たり1円(9%)引き下げたことがきっかけになった。問屋の流通在庫も増加が見込まれており、市場ではなお先安感が強い。

12月10日
(日経 )

段ボールの古紙輸出価格 2ヶ月ぶり下落
 製紙原料である段ボール古紙のアジア向け輸出価格が高値圏で2ヶ月ぶりに下落した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東) の12月積み価格は1キロ10.9円(問屋店頭)と前月比0.6円(5.2%)安で決まった。

12月6日
(日経 )

資源ごみ 持ち去りに罰金 条例可決 世田谷区で来春から
 東京都世田谷区議会は5日、ごみ集積場で古紙など資源ごみを持ち去る行為を禁止し、違反者に20万円以下の罰金を科す条例を賛成多数で可決した。9日から施行するが、罰金は周知期間をおき来年3月10日から適用する。資源ごみの持ち去り禁止で罰金を科す自治体は珍しい。可決した改正清掃・リサイクル条例は古紙やガラス瓶、空き缶などを集積場から持ち去る行為を禁止。違反者には警告や禁止命令を出すが、それでも止めない場合に罰金を科す。

12月6日
(日経 )

紙管原紙の値上げ浸透 上げ幅10%、原料高を転嫁
 レンゴーなどが進めていた紙管原紙やチップボールの値上げが浸透した。上げ幅は約10%で、主原料のパルプや古紙の価格上昇分を転嫁した。紙管メーカーなど需要家の抵抗姿勢は強かったが、他メーカ品に切り替えることが難しいため、結局はほぼ製紙側の要求通りの上げ幅で決まった。ただ実施時期は製紙側が打ち出した10月からは1−2ヶ月遅れた。

12月5日
(日経 )

白板紙、値上げ浸透  10−15% 古紙・重油高を転嫁
 菓子や洗剤などの紙器に使う白板紙の値上げ交渉がほぼ決着し、卸値が約3年ぶりに上昇した。王子製紙などメーカーは古紙や重油などの値上がりを理由に10−15%の引き上げを7月末から求めていた。採算悪化に直面する各社の値上げ意欲は強く、ほぼ満額が浸透した。紙器の転嫁値上げに焦点が移る。

12月3日
(日経 )

パルプ対日価格横ばいで決着 11月積み
 製紙原料パルプの対日価格は11月積みが前月比横ばいでほぼ決着した。北米産N−BKP(針葉樹さらしクラフトパルプ)の運賃込み価格は1トン510−530ドル前後。メーカー側は在庫の減少などを理由に値上げを求めていた。しかし10月積みまで4が月連続で引き上げられたこともあり需要家の製紙会社側には反発が強く、前月と同値で折り合った。

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2003年11月
11月29日
(日経 )

しわになりにくい軽量紙  ■王子製紙
 高速で大量印刷してもしわになりにくい軽量紙「軽量ノンリンクルシリーズ」を開発した。チラシやカタログなどに使う薄い紙は高速印刷・乾燥するとしわが発生する難点があったが、パルプ製造や紙の塗工工程などを工夫し解決した。2004年度に3万トン生産する。

11月28日
(日経 )

古紙の輸出量  10月は60%増
 製紙原料となる古紙の10月輸出量は18万2201トンと前年同月比60%増加した。増加は4ヶ月連続。1月からの累計は162万トンに達しており、このペースが続けば年間では2002年の190万トンを上回って3年連続で過去最高となる可能性が高い。

11月28日
(日経 )

木材・紙…久々「秋需」  堅調な住宅着工・後押し 強含みに転じる品目も
 木材、紙など素材の国内需要が盛り上がり、メーカー・流通関係者から「久しぶりの秋需」との声が出ている。この時期の荷動きはここ数年、情報技術(IT)バブル崩壊や米同時テロなどの影響で低調だったが、住宅着工の堅調など一部に景気回復の兆しが見られることが後押ししている。価格も強含みに転じた品目が多い。

11月27日
(日経 )

新聞古紙買値関東なども下げ  王子製紙
 王子製紙は子会社の王子古紙パルプセンター(東京・中央)を通じて購入している新聞古紙の買値を12月1日購入分から関東・中部・東北・北海道でも引き下げる。古紙問屋店頭価格は現在の1キロ当たり11円から10円へ1円(9%)下がる。関西では11月21日から潜行して下げていた。

11月27日
(日経 )

輸入紙、再び増加  10月、ドル安が影響
 印刷用紙、PPC(普通紙コピー機)用紙の輸入量が10月、増加に転じた。代表的な印刷用紙のコート紙・中質コート紙は合計で前月比30%増の4万6057トン(前年同月比では31%増)、PPC用紙も30%増(同24%増)の3万1130トンに達した。前月の水準を上回るのはコート紙・中質コート紙が4ヶ月ぶり、PPC用紙が3ヶ月ぶりとなる。

11月25日
(日経 )

トイレットペーパー  オフィス「ごみ」から再生 三井不動産、封筒など回収
 三井不動産はオフィスビルで可燃ごみとして処分されている封筒、紙コップなどをトイレットペーパーとして再生利用するシステムを導入した。霞ヶ関ビル(東京・千代田)など同社が運営するオフィスビルから出るごみが対象で、年間400万ロール程度になる。

11月22日
(日経 )

紙の輸入比率 最高更新へ 今年、7.2%超確実に 製紙連合会調べ
 
紙(板紙を除く洋紙)の輸入比率が2003年は過去最高を更新しそうだ。日本製紙連合会がまとめた1−9月の輸入比率は8.3%に達し、96年に記録した年間7.2%を超えることがほぼ確実になった。

11月21日
(日経 )

新聞古紙の買値引き下げ  製紙大手2社
 王子製紙と日本製紙は新聞用紙などの原料となる新聞古紙の買値を引き下げる。両社とも下げ幅は1キロ当たり1円で、古紙問屋店頭価格は現在の11円から10円へ9%下がる。王子が関西地区で21日購入分から、日本は先行して下げていた四国・九州を除く関東・関西など各地域で12月1日購入分から実施する。

11月18日
(都政新報)

世田谷区  資源ごみの持ち去り 条例で罰金を徴収
 ごみ集積場に集められた古新聞などの資源ごみの持ち去りが後を絶たない世田谷区は14日、無断で持ち去った業者などに20万円以下の罰金を課す清掃・リサイクル条例の改正案をまとめた。持ち去った業者に数回警告をした上で禁止命令を出し、なお違反をする業者は警察に告発する。

11月18日
(日経 )

古紙在庫が減少 今年最低の11%  関東古紙問屋32社
 製紙原料となる古紙の問屋在庫が低下した。10月末の関東主要古紙問屋32社の在庫率(出荷に占める在庫の割合)は前月末比2ポイント減の11%になり、今年最低水準に並んだ。アジア向け輸出が堅調で、需給ひっ迫感が続いている。

11月18日
(日経 )

段ボールシート値上げ浸透  1年ぶりに17−18%程度
 段ボールシートの価格が約1年ぶりに上昇した。上げ幅は17-18%程度。シートメーカーは原料である段ボール原紙の購入価格上昇を受けて転嫁値上げを要請していた。値上げを認めない場合には取引を中断する例も現れるなどメーカー側が終始強い姿勢を貫いたため、値上げはほぼ全面的に浸透した。

11月15日
(日経 )

資源ごみ 持ち去り禁止に  世田谷区、違反者には罰金も
 東京都世田谷区の熊本哲之区長は14日、ごみ集積場で古紙やガラス瓶など資源ごみを無断で持ち去る行為を禁止し、違反者には20万円以下の罰金を科す条例を定めると発表した。罰金を科すのは全国でも珍しい。

11月13日
(日経 )

感熱紙、値上げ交渉長期化
 レジスターやファックスで使う感熱記録紙の値上げ交渉が長期化している。メーカー最大手の王子製紙は10月1日出荷分から10%の引き上げを求めて8月上旬に交渉を始めた。需要に力強さが戻らないため、需要家の抵抗が強い。王子に追随した三菱製紙、日本製紙が値上げ実施時期を王子より遅めに設定したことも影響している。

11月12日
(日経 )

段ボール原紙 メーカー在庫減少  12年7ヶ月ぶり低水準
 段ボール原紙のメーカー在庫が一段と減少し、12年7ヶ月ぶりの低水準となった。日本製紙連合会が11日発表した10月末の速報値は32万3900トンと前月末比2.5%減った。4ヶ月連続の減少。減量古紙の購入価格上昇を抑えるため大手メーカーが生産を落としたことが影響した。

11月11日
(日経夕 )

レンゴー、古紙調達強化  子会社業務移管 購買品種広げる
 レンゴーは製紙原料である古紙の調達を全額出資子会社のセッツ紙販売(兵庫県尼崎市、村上公治社長)に移管した。問屋から幅広い品種の古紙を機動的に買い入れる体制を整え、品薄気味になっている古紙の安定確保につなげる。

11月11日
(日経 )

段ボール古紙 反発  アジア向け輸出価格 タイの買い意欲強く
 製紙原料である段ボール古紙のアジア向け輸出価格が反発した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東) の11月積み価格は1キロ11.5円(問屋店頭)と前月比0.1円(0.9%)高で決まった。主要輸出先であるタイからの買い意欲が強いことが背景だ。

11月8日
(日経 )

印刷用紙 9月輸入量今年最低  一部で品質にクレーム
 印刷用紙の9月の輸入量が月間としては今年最低に落ち込んだ。日本紙類輸入組合(東京・中央)によると、コート紙と中質コート紙の合計で3万5346トン。前年同月比では52%増加したが、月間輸入量としては昨年10月以来11ヶ月ぶりの低水準だった。

11月5日
(日経 )

家庭紙の輸入が急増  トイレ用、中国製25倍に  国内市況への影響は限定的
 
トイレットペーパーなど家庭紙の輸入が増加している。特に中国からのトイレットペーパー輸入は1−9月で前年実績の25倍という急増ぶりだ。代表的な安売り品目だったため輸入はごく一部に限られていたが、昨年から今年にかけての国内価格の上昇で海外勢にも魅力的な市場になり始めたようだ。

11月1日
(日経夕 )

森林再生 官民ネット  都・林野庁 東電など 倒木や間伐材資源化
 東京都や神奈川県、岐阜県は東京電力など民間企業と森林再生事業に乗り出す。倒木や間伐材を官民が組織的に建材や発電用燃料に再利用することで、荒廃が進む森林の整備を促す。再生した森林は二酸化炭素(CO2)吸収源として排出源取引にも活用する。

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2003年10
10月31日
(日経 )

古紙輸出量 9月は68%増
 製紙原料である古紙の9月の輸出量は17万4627トンとなり、前年同月比で68%増加した。主力の段ボール古紙は84%増の8万5598トンに達し、今年2番目の高水準だった。タイを中心に旺盛な買い需要が継続している。

10月31日
(日経 )

NZ材丸太が上昇  産地、供給絞り値上げ 対日価格
 こん包材や合板の原料となるニュージーランド材丸太の対日輸出価格が上昇した。現地輸出業者が採算悪化で供給を抑制しているため。海上運賃の上昇もあり、今後も強基調が続くとみられる。

10月30日
(日経 )

段ボールシート各社 取引慣行見直しへ
一律の上げ幅明示せず 条件の違いで価格差

 段ボール箱の材料となる段ボールシートのメーカーが取引慣行を見直そうとしている。メーカーは段ボール原紙価格の上昇を受けて需要家に値上げを要請中だが、各社とも一律の上げ幅を明示していない。顧客ごとに取引量や納期などが違い、販売価格にも差があって当然と、個別交渉の色彩が強まっている。

10月30日
(日経 )

古紙、問屋買値が上昇  段ボールは3年ぶり高値
 製紙原料となる古紙の問屋買値の上昇が続いている。最も品薄感の強い段ボール古紙は約3年ぶりの高値となり、新聞古紙も半年前につけた6年半ぶり高値に並んだ。アジア向け輸出価格が高値圏を維持しているうえ、国内製紙会社の購入も活発なためだ。

10月28日
(都政新報)

間伐材の出荷を後押し  奥多摩町 独自の奨励金制度を創設
搬出費用の半額を負担

 奥多摩町は森林に放置されている間伐材の出荷を促すため、町独自の奨励金制度を10月から立ち上げた。環境保全の観点から、東京都では2002年度から森林再生事業を行っているが、いわゆる切り捨て伐採で、伐採目は利用されずに林内に放置されている。町では「市場に出荷されて初めて産業振興につながる。間伐材には直径40センチのものもあり、建築材料として十分使える」として、林内から搬出する費用の半額を負担する。また、今後の事業の発展性と中立性を確保するため、申請と出荷に際し、現地確認をおこなう「奥多摩町地場産材活用推進センター」も設立した。

10月24日
(日経 )

パルプ対日価格が上昇  国際在庫、6ヶ月ぶり減 10月積み
 製紙原料であるパルプの10月積の対日価格が上げでほぼ決着した。4ヶ月連続の上昇となる。国際在庫が6ヶ月ぶりに減少するなど北米・北欧のパルプメーカーが品薄感を背景に値上げを求めていた。製品である紙が世界的に上値を抑えられているため、上げ幅は圧縮したケースが多。

10月23日
(日経 )

古紙などの持ち帰りダメ 江東区、条例で禁止 集積所の抜き取りに対応
 東京都江東区は清掃リサイクル条例を改正、22日から、ごみ集積所で古紙など資源ごみを抜き取る行為を禁止した。古紙の価格上昇で一部業者が資源ごみを持ち帰る例が増えているため、条例で資源ごみの所有権が区にあることを明記した。同様の条例は杉並区や大田区も施行しており、自治体の防止策が広がってきた。

10月18日
(日経 )

印刷・情報用紙 国内出荷2.7%減 9月
 
日本製紙連合会が17日まとめた9月の印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比2.7%減の89万8千トンとなった。前年実績割れは7ヶ月連続。輸入紙の流入傾向が続き、国内勢の出荷量が抑制されている。

10月10日
(日経 )

段ボール古紙 下落  アジア向け、5ヶ月ぶり
 板紙原料である段ボール古紙のアジア向け輸出価格が5ヶ月ぶりに下落した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東) の10月積み輸出価格は前月に比べ0.85円(6.9%)安い11.4円(問屋店頭)に決まった。ドル建て価格が小幅下落したうえ、円高・ドル安により円建て価格の下げ幅が大きくなった。

10月14日
都政新報
多摩の間伐材、道路整備に使って!
都西多摩建設事務所 ガードフェンスや木チップ舗装に活用
 
東京都西多摩建設事務所では、東京の林業振興を後押ししようと、多摩産の間伐材をガードフェンスや車止めに活用するモデル地区を拡幅工事中の道路に設置した。東京の森林をPRし、間伐材の活用ルートを確立する上でも、今後事業の広がりが期待される。
10月10日
(日経 )

こん包材を再利用  修理品配送 ノジマ、年200トン削減
 中堅家電量販店のノジマはゴミを出さない環境配慮型のこん包・配送システムを導入する。店舗が顧客から受け付ける家電の修理品を対象に、最使用可能なこん包材を採用する。まず大手プリンターメーカー一社と組んで開始、他の家電メーカーにも順次導入を促す計画だ。

10月3日
(日経 )

段ボール原紙値上げ浸透  1年10ヶ月ぶり 原料古紙高を転嫁
 段ボール原紙の価格交渉が決着、卸値は10月1日から1キロ当たり5円(中しんで13%)上昇した。原料の古紙高を背景とした王子板紙、レンゴー、日本大昭和板紙などメーカーの要請がほぼ全面的に浸透した。値上げは2001年12月以来1年10ヶ月ぶり。 これを受けて需要家である段ボールメーカーは製品(段ボールシート・箱)価格への転嫁を急ぐ。

10月2日
(日経 )

パルプ、2ヶ月連続上昇 9月積み対日価格
 製紙原料パルプの9月積み対日輸出価格が2ヶ月連続で上昇した。北米産N−BKP(針葉樹さらしクラフトパルプ)は1トン当たり500ー525ドル(運賃込み)前後と前月に比べ20−30ドル(6%)高くなった。原料の木材チップ不足などで生産コストが上昇したため、北米のメーカーが日本の製紙会社を押し切った。

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2003年9
9月30日
(日経 )

古紙輸出量 8月、34%増
 製紙原料となる古紙の8月の輸出量は17万6千421トンと前年同月比34%増えた。主力の段ボール古紙はタイ向けなどを中心に堅調で7万5千トンと同21%増加した。

9月27日
(日経 )

コピー紙輸入量 8月は9.4%増加
 
貿易統計によるとコピー用紙の8月の輸入量は2万5千192トンとなり、前年同月比9.4%増加した。これに対して日本製紙連合会がまとめた国内メーカーの出荷量(速報、輸出除く)は5万8千100トンと同2.2%減少した。国産コピー用紙が前年割れになったのは昨年6月以来。

9月26日
(日経 )

段ボール製品値上げ交渉
もたれ合い脱却試される  原紙値下げ望めず「転嫁」へ転換

 段ボール原紙と段ボール製品(シートと箱)の値上げ交渉が並行して進んでいる。これまでは原料の原紙値上げが浸透しても製品値上げが不十分だった場合、しばらくしてから原紙価格が下げられるという、もたれ合いの構造があった。今回は原紙メーカーに意識変化が見られ、段ボール製品メーカーにとっては体質改善を試される値上げといえる。

9月26日
(日経 )

日本ユニパック 段ボール事業を再編 6社合併2社精算 収益23億円改善
 
日本ユニパックホールディングは段ボール事業を再編する。傘下の日本大昭和板紙の6子会社を10月1日付けで合併させ、残り2子会社は2004年3月に精算する。一連の事業再構築を通じて3年後には約23億円の収益改善効果を見込んでおり、段ボールを主力とする板紙事業をてこ入れする。

9月23日
(日経 )

環境税導入に製紙連が反対
 日本製紙連合会(大国昌彦会長)は22日、2004年度の税制改正に向けた要望を決めた。環境省が早期導入を目指している温暖化対策税(環境税)について、石油石炭税の負担増に新税を上乗せする二重課税論議は妥当性を欠くなどとして反対を打ち出した。

9月22日
(日経 )

有価証券報告書消える  来年6月に完全電子化
企業 対応急ぐ 6割が移行完了
 企業の情報開示が本格的に電子化する。財務諸表などを記載した有価証券報告書について、2004年6月からインターネットによる提出が義務づけられる。すでに6割の企業が移行を済ませ、残る企業も対応を急いでいる。投資家の情報入手を簡易にする狙い。ただ、従来の印刷物に比べ利便性が劣る面もあるようだ。

9月18日
(日経 )

古紙、問屋買値が上昇  アジア向け輸出好調で
 製紙原料となる古紙の問屋買値が上昇し、品薄感の強い雑誌古紙は東京で約11年ぶりの高値となった。中国やタイなどアジア向けの旺盛な古紙需要を背景に輸出価格が一段と上がり、国内価格を引っ張り上げている。

9月17日
(日経 )

パルプ国際在庫 8月末は1.4%増
 製紙原料パルプの8月末の国際在庫が微増となった。指標となるノースカン(カナダ、米国、スウェーデン、フィンランド)在庫は速報値で前月末比2万5千トン(1.4%)増の183万8千トン。増加は5ヶ月連続だが、例年の8月に比べると増え方は小幅にとどまった。中国などが活発な買い意欲を示し、出荷が好調だったためだ。

9月15日
(毎日 )

イラスト豊富に「古紙問題」冊子 市民団体が発行
 
古紙のリサイクル運動に取り組んでいる「古紙問題市民行動ネットワーク」(東京都新宿区)が古紙問題を分かりやすく解説した冊子「紙と古紙・環境の視点から考える」(32ページ)をまとめた。

9月12日
(日経 )

北越紙、経常益60億円  9月中間 コート紙など伸びる
 北越製紙の2003年9月中間期の連結経常利益は、前年同期比32%増の60億円前後になりそうだ。従来予想は58億円だった。紙需要が全般に低迷する中でも、主力とするコート紙や白板紙は数量が伸びた。古紙や原油の価格が見通しに比べて低く推移したほか、円高で輸入チップや薬品など原材料費が減ったことも利益を押し上げた。

9月12日
(日経 )

王子製紙  物流コストを2年で2割減
 王子製紙は2005年度をめどに物流費を約2割削減する。年内にも約9億円をかけて物流子会社と国内17工場を結ぶ物流管理システムを整え、紙製品を顧客に直接納入する体制を強化する。倉庫の集約などもすすめ、衛生用紙を除く紙・板紙の物流費を約530億円から430億円前後に減らす計画だ。

9月10日
(日経 )

段ボール古紙上昇  アジア向け、4ヶ月連続 9月積み
 製紙原料である段ボール古紙のアジア向け輸出価格が4ヶ月連続で上昇した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東区)の輸出価格は9月積みで1キロ12.25円(問屋店頭)と前月比0.1円(0.8%)高で決まった。タイを中心に旺盛な買いが続いていることが背景。

9月9日
(日経 )

白板紙、値上げへ動く  原材料・在庫増・消費の弱さ…
立ちはだかるハードル

 菓子箱や化粧箱などの紙器に使う白板紙のメーカが3年ぶりの値上げに向けて動き始めた。先行したのは静岡県富士市周辺に集中する中小製紙会社で、大手製紙が後を追うという異例の展開だ。メーカーの採算改善への意気込みは強いが、末端消費の弱さなど、実現へのハードルは何重にも立ちはだかっている。

9月6日
(日経夕 )

古紙値上がりで攻防  一部業者−集積所から横取り
自治体−条例で所有権宣言

  資源ごみとして出される新聞紙などの古紙を巡り、各地で自治体と一部の回収業者が火花を散らしている。経済発展の著しい中国で紙需要が高まるにつれ古紙の価格が上昇。もうかるとみた一部の業者がごみ集積場から勝手に持ち出し始めたためだ。業を煮やした自治体の中には条例で古紙の所有権を宣言するところも出てきた。

9月6日
(日経 )

紙管原紙など来月分から上げ  レンゴー
 レンゴーは紙管原料になる紙管原紙と紙器用板紙であるチップボールを10月納入分から値上げする。主原料であるパルプや古紙の購入価格が上昇し、「合理化だけでは吸収できない」(同社)ことが理由。10%以上の値上げを目指す。

9月5日
(日経 )

段ボール・銅管など  素材荷動き冷夏で低調
在庫増、価格下押し圧力も

 10年ぶりの記録的な冷夏の影響で、段ボールや銅管など産業素材の荷動きが低調になっている。現時点で素材価格への影響は限られているが、在庫増から価格の下押し圧力になる可能性がある。

9月4日
(日経 )

トーメン紙パ事業買収  紙パ商事、販売網を拡大
 紙流通最大手の日本紙パルプ商事はトーメンの紙パルプ事業を買収することで合意した。トーメン販売子会社営業権と、トーメングループが保有する製紙2社の株式を取得する。9月末にインドネシアの合弁会社の株式も取得。買収額は明らかにしていない。販売網拡大を目指す日本紙パルプ商事と、非主力事業の縮小を進めるトーメンの思惑が一致した。

9月4日
(日経 )

印刷用紙  需要低調でも市況安定
2大メーカー強気姿勢 業界再編で価格支配力

 印刷用紙の卸値が需要低調にもかかわらず下がらない。 王子製紙、日本製紙の2大メーカが再編で価格支配力を強め、他メーカーも含めて出荷価格の引き下げに応じないためだ。業界再編が市況安定につながっているといえる。

9月2日
(日経 )

レンゴー段ボール製品値上げへ
 レンゴーは段ボール製品のシートとケース(箱)を値上げする。期日や上げ幅は明示していないが、10−11月にかけてシートで1平方メートル当たり5円(15%)程度、箱で1個10%程度の上昇を目指すとみられる。原材料の段ボール原紙購入価格の上昇分を転嫁、製品の不採算を解消するのが目的だ。同社の製品値上げ表明は1年7ヶ月ぶり。

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2003年8
8月30日
(日経 )

パルプ対日価格 4ヶ月ぶりに上昇  中国勢が積極的な買い
 製紙原料パルプの対日輸出価格が4ヶ月ぶりに上昇した。北米産N−BKP(針葉樹さらしクラフトパルプ) の8月積み価格(運賃込み)は1トン470−495ドル前後と前月に比べ約20ドル(5%)高で決まった例が多い。購入量の多い中国の製紙会社が高値購入に応じ、足元の品薄感が出ている。

8月29日
(日経 )

7月の古紙輸出量 高水準
 製紙原料となる古紙の7月の輸出量は前年同月比5%増の19万6472トンと13ヶ月ぶりの高水準を記録した。貿易統計によると、白板紙に使う新聞・雑誌古紙が30%増の8万8千トンに達し、全体の水準を押し上げた。白板紙設備の新増設ラッシュとなっている中国が前年を6割上回るペースで輸入しているのが目立つ。

8月28日
(日経 )

コピー用紙輸入量  7月最大3万1131トン
 コピー用紙の輸入量が一段と増えている。貿易統計によると7月は前年同月比36%増の3万1131トンと、単月として過去最大になった。1−7月の国内市場で輸入比率は27.7%と前年同期に比べ3ポイント上昇した。

8月27日
(日経 )

CDジャケット・歌詞カード  SME、すべて再生紙に
年1500トンの紙節約
 音楽ソフト大手のソニー・ミュージックエンタテイメント(東京・千代田)は、9月以降に発売するCDジャケットと歌詞カードをすべて再生紙に切り替える。原料に古紙30%配合することで年間1500トン(CD3000万枚相当)の紙を節約する。再生紙に全面的に切り替えるのは大手レコード会社で初めて。

8月26日
(日経 )

パルプ対日価格強含み  中国の積極買が背景
 製紙原料であるパルプの対日価格が強含んでいる。北米パルプメーカーの一部は現在交渉中の8月積みについて、中国の製紙会社などの積極的な買いを背景に前月比4%程度の値上げを要求。据え置きを主張する日本の需要家が、品薄感の高まりから部分的に受け入れる可能性が出てきた。

8月22日
(日経 )

印刷・情報用紙の出荷減
 日本製紙連合会が21日まとめた7月の需給速報によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比1.1%減の87万1千トン5ヶ月連続で前年実績を下回った。大手メーカーの減産に加え、輸入紙の拡大が続いていることが理由。輸出は9.1%減の5万3千トンと4ヶ月連続の前年割れだった。月末のメーカー在庫は78万8千トンで前月末比1.2%増えた。  

8月20日
(日経 )

天候不順で回収量減  古紙在庫、低水準続く
7月末、2年前のほぼ半分 輸出価格高止まりも影響

 製紙原料となる古紙の在庫が底ばいを続けている。指標となる関東の主要古紙問屋32社の在庫率(主要3品種、出荷に占める在庫の割合)は7月末で13%前月末比1ポイント上昇したものの、2年前のほぼ半分となる13%以下の低水準が1月以降継続。景気低迷による発生の減少に加え、長梅雨など天候不順で回収量が落ちている。

8月19日
(日経 )

製紙用パルプ 国際在庫増加  7月末、4ヶ月連続
 
製紙用パルプの国際在庫が4ヶ月連続で増加した。指標のノースカン(カナダ、米国、スウェーデン、フィンランド)在庫は、7月末の速報値が前月末確定値に比べ9万9千トン(5.8%)増の181万6千トンとなった。紙の荷動き停滞が背景だ。

8月16日
(日経 )

商法こう変わる ’03夏 B 株券廃止、ペーパーレスへ
企業のコスト 大幅削減

 株主の証である株券がなくなる?法務省は早ければ年内にも、企業が株券を発行しないペーパーレス制度の導入を柱とする商法改正案を国会に提出する見通しだ。

8月14日
(日経 )

白板紙、追随値上げ相次ぐ
 日本大昭和板紙と北越製紙は 10月1日出荷分から白板紙を値上げする方針を固め、需要家との交渉に入った。両社ともコート白ボールで15%以上、特殊板紙では10%以上の引き上げを目指す。先行した王子製紙などと併せて白板紙メーカの値上げ表明がほぼ出そろった。

8月8日
(日経 )

循環型社会に挑むA 間伐材使いごみ減 静岡県竜山村
林業振興、良質肥料も

 天竜川沿いの山間地にある静岡県竜山村が特産品の杉を生かしたゼロエミッション(ごみゼロ)運動に取り組んでいる。間伐材をチィップにして使う生ゴミ処理機「エコママ」を配布し、家庭ごみ減量と特産品の杉の有効活用の一石二鳥をねらったものだ。

8月13日
(日経 )

印刷用紙の大幅減産継続 大手2社
 日本製紙、王子製紙の製紙大手2社は、8月も印刷用紙の大幅減産を継続する。輸入紙の増大などで緩んだ国内需給を引き締める目的。印刷用紙の卸売価格は6月にやや弱含んだが、両社が約1年ぶりの大幅減産を7月に実施したこともあり、現在は横ばいで推移している。

8月12日
(日経 )

段ボール古紙 輸出価格が3ヶ月続伸
 板紙原料になる段ボール古紙の アジア向け輸出価格が3ヶ月連続で上昇した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の輸出価格は8月積みで1キロ12.15円(問屋店頭)と前月比0.85円(7.5%)高で決まった。タイ向けを中心にまとまった量の輸出が継続している。

8月9日
(日経 )

王子、感熱紙10%値上げ  10月から、他社も追随か
 王子製紙はファックスやレジで使う感熱記録紙を10月1日出荷分から値上げする。全品目の販売価格で10%の引き上げを目指す。値上げは2000年上期に実施して以来約3年ぶり。ここ数年の価格下落で悪化した採算を改善する。王子はシェアー3割を超えるトップメーカーで、三菱製紙、日本製紙なども追随する可能性がある。

8月8日
(日経 )

中央省庁ペーパーレス化  2トン車1500台分の紙節約
 霞ヶ関全体で2トントラック約1500台分の紙を節約−−。総務省は7日、中央省庁の事務業務のペーパーレス化目標の達成率が2002年度で約95%に達したことに関連し、こんな試算結果を発表した。

8月8日
(日経 )

段ボール原紙在庫4.3%減
 日本製紙連合会がまとめた7月末の段ボール原紙のメーカー在庫(速報値)は36万3500トンとなり、前月末暫定値に比べ1万6400トン(4.3%)減少した。3ヶ月ぶりの減少。大手を中心とする減産効果が表れ、今年2番目の低水準になった。

8月7日
(読売 )

ペーパーレスなど1億円経費削減策 衆院事務局
 衆院事務局は6日までに、内部文書のペーパーレス化などを柱とする経費削減策をまとめた。先行実施している自動車整備工場の廃止などを含めると、計約1億円のコスト削減になる。
 具体的には、パソコンで閲覧可能な衆院広報や議事録について、事務局内部用の印刷をやめることで年約5千万円を削減する。また、委員会の審議状況などを伝える「委員会週報」も次期国会から廃止し、約千5百万円を節約する。

8月6日
(日経 )

ベトナムに新工場  ■王子製紙
 2004年10月からベトナムで段ボール箱の合弁生産を始めると発表した。 マレーシアの化学薬品メーカー、テクスケム(ペナン市)と新会社を設立し、年産能力が4千万平方メートルほどの新工場を建設する。投資額は約15億円。王子の同国内での段ボール拠点は2カ所目になる。新工場はハノイ市周辺に建設する予定。

8月5日
(日経 )

段ボール原紙 値上げ 王子板紙 原料古紙高を転嫁 他社も追随の可能性
 段ボール箱の原材料になる段ボール原紙について、最大手メーカーの王子板紙は値上げする方針を固め、4日、代理店向けに説明会を開いた。10月1日出荷分から、中しん原紙を15%、ライナー(外装材)を13%引き上げる。主原料である段ボール古紙の調達価格が急上昇しており、コスト高を転嫁、採算を改善する。他の原紙メーカーも追随すると見られる。

8月4日
(日経 )

中国の植林事業 日本製紙が撤退  土地確保難しく
 日本ユニパックホールディンググループの日本製紙は中国での植林事業から撤退する。広東省陽江市と共同で1998年から製紙原料となるユーカリの植林を始めたが、土地の確保が計画通りにいかなかった。今後は豪州での植林を強化し、原料調達と地球温暖化対策を進める。事業会社は年内に精算する方針。

8月1日
(日経 )

日本製紙、熔解パルプを海外販売
 日本ユニパックホールディング傘下の日本製紙は繊維などの素材となる熔解パルプの海外向け販売に乗り出す。 子会社の日本製紙ケミカル(東京・千代田)が米大手パルプ会社、バッカイテクノロジーズに独占供給する契約を結んだ。供給量は年2万5千トンで、バッカイの販売網を活用し欧米の繊維・化学メーカーなどの販路を開拓する。溶解パルプはレーヨンなどの繊維やセロハンなどの化学品の素材として使う。

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2003年7月
7月31日
(日経 )

紙市況安定  迫られる流通再編  需要家から下げ圧力強く
 洋紙・板紙の主要品種の出荷価格が下がりにくくなっている。製紙会社の統合が進んだことで供給側の価格支配が強まった結果だ。末端商品の価格低下圧力が続く中、最終需要家との中間に立つ流通業者は今、再編を迫られている。

7月31日
(日経 )

王子、白板紙を値上げ  3年ぶり、原料高転嫁へ
 王子製紙は菓子箱などの原料になる白板紙を3年ぶりに値上げする。30日、代理店(一次卸)に対し10月1日出荷分からコート白ボールを15%以上、特殊板紙を10%以上引き上げる方針を説明した。販売価格の下落と古紙など原材料の値上がりで悪化した収益を改善するのが目的。

7月30日
(日経)

コピー用紙 輸入比率高まる  1−6月 国内シェアー27.1%
 普通紙コピー機用紙(コピー用紙)の輸入比率が一段と高まっている。1−6月の輸入量は前年同期比18.7%増の15万2千トン。国内市場でのシェアーは27.1%になった。前年同期は24.6%だったため、この一年で2.5ポイント勢力を拡大した。供給国はインドネシア、タイ、中国など。

7月18日
(読売)

古紙リサイクル  市民団体が小冊子
 古紙のリサイクルについて広く知ってもらおうと、市民団体「古紙問題市民行動ネットワーク」(東京・新宿区)が小冊子「紙と古紙」を作成した。
 紙ごみが古紙として再生されるしくみや古紙リサイクルの現状などを、イラストやグラフを多用してわかりやすく説明、紙を無駄にせず使うコツにも言及している。紙の歴史や生産・消費量といったデーターも充実している。
 同ネットワークは「環境学習や、市民が環境問題を考えるときの手引き書として活用してほしい」と話している。
 一冊100円(送料別)

7月17日
(日経)

日本ユニパック  中国で段ボール一貫生産 来秋、合弁で原紙工場建設
 日本ユニパックホールディングは2004年秋をめどに、中国・浙江省で段ボール箱の生産を始める。近く合弁会社を設立し、年産能力15万トンの段ボール原紙工場を建設する。現地の段ボール加工会社にも出資し、段ボール原紙からの一貫生産体制を整える。日本企業が中国で段ボールを生産するのは、レンゴに続き2社目。

7月17日
(日経)

北越製紙 日本加工製紙の工場買収
 北越製紙は昨年5月に経営破綻した日本加工製紙の勝田工場(茨城県ひたちなか市)を今月29日に買収することで破産管財人と合意した。買収額は6億円。北越製紙は隣接地に雑誌の表紙などに使う白板紙の工場を設けており、当面は倉庫として利用する方針。

7月17日
(日経)

段ボール古紙 需要ひっ迫続く
 板紙の原料になる段ボール古紙の需要ひっ迫が続いている。関東の主要な古紙問屋32社の在庫率(出荷に占める在庫の割合)は6月末時点で8%と3ヶ月連続で10%を割り込んだ。

7月17日
(日経)

紙・ガラス一体の食品包装材開発  飾一
 正月飾りを製造する飾一(横浜市、岩宮陽子社長)は、紙にガラス質の加工液をしみこませた新しい食品包装材を開発した。食品の油分がにじみ出るのを防ぐ対油紙として使う。天然素材を使うことで安全性を高めたのが特徴。フライドポテトの包装紙や弁当の総菜入れ用の素材として、食品容器メーカーなどに販売する。

7月11日
(日経)

トイレットペーパー 再生品の卸値下落  2年3ヶ月ぶり 荷余り感台頭
 
トイレットペーパーのうち、古紙を原料とした再生品の卸値が2年3ヶ月ぶりに下落した。イラク戦争の前後に一部消費者が買い増しに走った反動で売れ行きが鈍り、夏場の不需要期に入ったこともあり荷余り感が台頭した。ドラッグストアーなど小売店からの値引き要請は強く、店頭でも安売りが出始めている。

7月10日
(日経)

段ボール古紙上昇 関西問屋買値 輸出好調で品薄感
 
関西で段ボールの取引価格が上昇している。回収問屋買値(現金)は現在、1キロ3−3.5円と前週に比べ0.25円前後(約8%)高い。古紙輸出の好調を背景に国内の品薄感が強まり、段ボール原紙メーカーが原料となる古紙の確保を急いでいる。

7月7日
(日経)

紙の伝票感覚 ウェーブで入力 ソフトクリエイト
 
ソフト開発のソフトクリエイト(東京・渋谷、林勝社長)は紙の伝票と同じ感覚で伝票などの帳簿をウェブ上で入力できるソフトを発売した。

7月3日
(日経)

値決め革命 リサイクルの波紋 3
市況揺るがす再生原料 アジア需要で存在感増す
(前略) 
 「湾岸戦争」。昨年秋以降、東京のベイエリアで繰り広げられた古紙問屋の激しい仕入れ競争を業界ではこう呼ぶ。江東区や大田区に古紙ヤードの新設が相次ぎ、都心で発生する古紙が高値で吸い寄せられた。仕向先は鉄スクラップと同様、アジアだ。

7月3日
(日経)

印刷用紙 大手2社が減産強化 卸価格の弱含みに対応
 王子製紙、日本製紙の製紙大手に社は7月、印刷用紙の減産を強化する。売れ行きの不振や輸入紙の増加によって在庫が膨らみ、卸価格が弱含んでいることに対応した。約1年ぶりとなる大幅な減産で需給をを引き締め、卸値の維持をねらう。

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2003年6月
6月27日
(日経)

輸入パルプの交渉が長期化 6月分、対日
 製紙原料となる輸入パルプの価格交渉が長期化している。通常なら今月内に合意する6月積み対日価格はまだ決まっておらず、決着は7月にずれ込む公算が大きい。パルプの国産在庫の増加を背景に値引きを要求する需要家側と、下落を最小限に抑えたい供給者側の調整がつかないためだ。

6月24日
(日経)

再生コピー用紙値上がり  国産、古紙上昇が背景   
 国産の普通紙コピー機用紙(コピー用紙)のうち、再生品の卸値が5−6月にかけて3−5%程度上昇した。日本製紙、王子製紙など大手メーカーは昨年7−8月に採算改善を目指しコピー用紙全体で10%以上の値上げを打ち出し、輸入紙と競合がない再生紙の値上げが浸透した。競合する上質紙の値上げはほぼ不発に終わった。

6月21日
(日経)

国産材3年で倍増 農水小調べ  加工技術向上 間伐材の活用広がる
 
合板材料に国産の杉間伐材が有効利用され始めた。農水省によると、昨年全国で使われた間伐材など国産材は27万9千立方メートル程度で過去3年で倍増した。安価な外国産材に押されて衰退が続いていた国産材が勢力を盛り返すきっかけになりそうだ。

6月20日
(日経)

印刷・情報用紙の出荷減
 日本製紙連合会が19日にまとめた5月の受給速報によると、印刷・情報用紙の国内出荷は前年同月比0.7%減の86万4千トンと3ヶ月連続で前年実績を下回った。コート紙やコピー用紙の輸入の増加傾向が国内メーカーの出荷を圧迫している。

6月19日
(日経)

パルプ国際在庫2ヶ月連続増加 5月末
 製紙原料のパルプの国際在庫が2ヶ月連続で増加した。指標となるノ−スカン(カナダ、米国、スウェーデン、フィンランド)在庫は5月末時点で前月末比6%増の168万7千トン(速報値)となった。出荷が生産以上に落ち込み、在庫は6ヶ月ぶりの高水準に膨らんだ。
 5月の出荷は前年同月比9%減の168万3千トンと2年3ヶ月ぶりの低水準だった。カナダと米国の工場稼働率はボイラー点検などもあり、83−84%に落ちた。

6月19日
(日経)

印刷用紙 卸値弱含み  国内出荷抑制でも輸入増
 
印刷用紙の卸価格が弱含みになってきた。印刷会社など需要家が輸入紙の使用量を増やしているためだ。王子製紙、日本製紙など国内メーカーは出荷抑制で価格維持に努めているが、急増する輸入紙が国産紙市況の圧迫材料になりつつある。

6月14日
(日経)

段ボール古紙 在庫率が低下 5月末
 製紙原料である古紙の在庫のうち、段ボール古紙が減少している。関東の主要古紙問屋32社がまとめた5月末の在庫率( 出荷に占める在庫の割合)は7%と前月末比1ポイント低下した。2カ月連続で10%を割り込み、品薄感が続いている。

6月13日
(日経)

段ボール箱 年115万トン流入超過 古紙再生促進センター調べ
古紙需給把握の重要試算に

  家電製品や食品などの輸出入に伴ってこん包材として流入・流出する段ボール箱は年間で差し引き115万3000トンの流入超過になっていることが、財団法人古紙再生促進センター(東京・中央)の調査で分かった。古紙需給を正確に把握するための重要な試算になりそうだ。

6月12日
(日経)

製紙会社の廃棄物再利用 ■豊田通商
 製紙会社が出す廃棄物の再利用事業を始める。紙の表面加工に使われる鉱物を、鉄鋼の保温材や土木骨材、外壁材に加工して鉄鋼や建設、住宅メーカーなどに販売する。製紙会社と共同で事業を手掛けるほか、加工技術や設備を販売する。第一弾として 丸王製紙(静岡県富士市)と共同で富士環境マテリアル(同)を設立した。2004年末までに10数億円を投じ工場を設ける。

6月12日
(日経)

段ボール原紙 在庫2.4%増加 5月末
 
日本製紙連合会がまとめた5月末の段ボール原紙のメーカー在庫(速報値)は37万1100トンで前月末比8600トン(2.4%)増加した。5月の生産は前年同月比2.2%減だったが、輸出を含めた出荷が3.5%減少したことが響き2カ月ぶりに在庫が膨らんだ。

6月12日
(日経)

新聞古紙 買値下げ  製紙大手、荷余り感が台頭
 
王子製紙、日本製紙など製紙大手は、新聞用紙の原料になる新聞古紙の購入価格を各地で引き下げる。受給が緩んできたことが背景。6月16日購入分から関西と中部で、7月1日購入分から関東と東北でそれぞれ1キロ当たり1円(8%)下げ、古紙問屋店頭価格を11円にする。

6月11 日
(日経)

王子製紙 中国工場建設を発表 2006年末稼働 総投資額2000億円
 
王子製紙は10日、中国・江蘇省に新工場を建設し、2006年末に書籍などに使う塗工紙の一貫生産を始めると正式に発表した。投資額は約600億円で、素材メーカーの中国投資としては最大規模。2010年をめどに紙の原料となるパルプを含めた上質紙・塗工紙の一貫生産も進める計画で、総投資額は約2000億円を見込んでいる。

6月10 日
(日経)

段ボール古紙 アジア向け価格反発
 
板紙の原料になる段ボール古紙のアジア向け輸出価格が反発した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の6月積み価格は1キロ10.4円(組合購入、問屋店頭)と前月比0.75円(8%)高で決まった。アジア市場で競合する米国品が値上がりしたことが背景。割安感から引き合いも強い。

6月7日
(日経)

グリーン通信 繰り返し使うOA用紙
 
パソコンなどOA機器の普及で、紙は使われなくなっているのかと思いきや、日本製紙連合会によると、コピー用紙などの生産量は年間3000万トンに達し、ここ10年で約8%も増えている。内容を十分に確かめもせず、とりあえず何でも印刷してしまう姿勢が、使用量をかさ上げしているのではないか。むろん貴重な森林資源のことを考えれば、地球環境によい影響を及ぼすわけではない。

6月3日
(日経)
4月の古紙輸出44%増
 
製紙原料になる古紙の4月の輸出量は前月比44%増の18万9678トンで、10カ月ぶりの高水準となった。タイが段ボール古紙を大幅に買い増し、全体の水準を押し上げた。最大の需要国である中国は段ボール古紙を買い控える一方、雑誌古紙の手当を増やした。価格が高値圏だったため、古紙問屋などの輸出意欲も旺盛だった。
6月1日
(日経)
適切管理の森林お墨付き   環境に配慮
 
農薬使用に注意するなど環境に配慮しながら管理が行き届いた森林を、第三者機関が証明する日本独自の認証制度が6月3日にスタートする。林業関係者にとっては、新制度を契機に森林管理の健全化と林業の再生を目指すとともに、日本が責任ある森林経営をしていることを国際的にアピールすることもねらいだ。
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2003年5月
5月26日
(日経)

王子製紙 中国に一貫工場  700億円投資、塗工紙生産
 
王子製紙は中国で紙を一貫生産する。上海市近郊に新工場を建設、2006年にも書籍などに使う塗工紙の製造を始める。投資額は700億円程度とみられ、素材メーカーの中国投資としては最大規模。中国の紙需要は急増しており、日本の製紙会社として初めて中国に本格進出、世界最大の製紙会社である米インターナショナル・ペーパーや現地メーカーと競う。

5月23日
(日経)

家庭紙、脱・安売りの動き 色・香り、品ぞろえ多様化 小売店には売り方提案
 
ティッシュペーパーなどの家庭紙は、大手メーカーが中心になって「特売の目玉」商品からの脱却を目指している。小売店との取引制度を見直し始めたのに続き、消費者ニーズを見据えながら品ぞろえを多様化させ、激しい価格競争に終止符を打とうとしている。

5月20日
(朝日)
【商品】段ボールの幼児用デスク
 文具大手のコクヨは、小学校進学前の幼児向けの段ボール製デスク「あそんですく」を7月15日から発売する。お絵かきや粘土遊びで食堂や居間のテーブルに汚れや傷がつくのが心配する親の不安にこたえた。接着剤なしで組み立てられる。二重構造で通常の荷重には耐えられる。机といすのセット(約4Kg)で3500円。 
5月15日
(日経)
段ボール原紙  在庫5.7%減少 4月末
 
日本製紙連合会がまとめた4月末の段ボール原紙のメーカー在庫(速報)は前月末に比べ2万2100トン(5.7%)少ない36万7500トンで、昨年12月以来4カ月ぶりの低水準となった。
 大手メーカーは古紙の価格上昇をさけるため、減産幅を拡大。4月の生産量は前年同月比2.1%減と9カ月ぶりの前年割れだった。国内出荷は1.7%増えた。
5月15日
(日経)

製紙原料価格に天井感  パルプ国際在庫5カ月ぶり増 
製紙原料のパルプと古紙の価格に天井感が出てきた。パルプは国際在庫が5カ月ぶりに増加し、年初からの対日輸出価格が一服する公算が大きい。古紙も国内市場で新聞古紙などの荷余り感が台頭している。製紙各社が紙・板紙の販売価格を引き上げるのが難しいため、原料調達を一段と抑制したことも影響しているようだ。

5月14日
(朝日)
森林保全に向け「間伐が不十分」  総務省が報告書
 総務省は13日、森林保全に 必要な間伐などが不十分な例がある、とする行政評価・監視結果報告書をまとめた。同省は「国土保全機能にも影響するおそれがある」と指摘。農水省に、国有林の間伐を適正に進めることや、市町村への助言など森林整備改善を勧告した。
5月13日
(日経)
段ボール古紙 急落  アジア向け、需要減少で 5月積み
 製紙原料である古紙のアジア向け輸出価格が急落した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の段ボール古紙の輸出価格は5月積みで1キロ9.65円(組合購入ベース、問屋店頭)となり、前月比2.85円(23%)安。中国などの需要が当面必要な古紙在庫を手当てし、買い意欲が後退している。
5月10日
(日経)
【市況診断】値上げ表明、微妙な情勢 板紙  原料高でも需要家は難色
 段ボール原紙、白板紙などのメーカーは主原料である古紙価格の上昇を受け、値上げを打ち出す時期を探っている。しかし、デフレ経済が続き、段ボール箱や菓子箱・化粧箱といった製品への価格転嫁は難しく、需要家の抵抗は必至。古紙市況にも変化の兆しがあり、値上げを表明できるか微妙な情勢だ。
5月9日
(日経)

輸入コピー用紙 国内シェアー上昇  1−3月、25%に
 輸入コピー用紙の国内シェアーが拡大している。1−3月の輸入量は前年同期比20%増の6万7千トンとなり、国内シェアーも25%と同3ポイント上昇した。輸入コピー用紙はオフィス通販などを通じて販売量を拡大しており、国内メーカーの値上げが十分浸透しない一因になっている。

5月8日
(日経)
新聞古紙、問屋買値が弱含み
 新聞用紙などの原料になる新聞古紙の問屋購入価格が弱含んでいる。需要家である製紙会社が原料在庫を十分に積み増し、需給が緩和に向かったことが背景だ。製紙大手が5月1日に新聞古紙の購入価格を引き下げたのをきっかけに、古紙問屋の買値も近く反落する公算が大きい。
5月7日
(日経)
UVインキ 古紙再利用、容易に  精英堂印刷 東洋インキと開発
 有害物質を含む廃液を出さない「水なし印刷」を手掛ける精英堂印刷(山形県米沢市、鈴木高明社長、0238-28-2211)は東洋インキと共同で、古紙リサイクルにも適した水なし印刷用の新タイプのUV(紫外線硬化型)インキを開発した。従来のUVインキがリサイクル時のインキ抜き取り(脱墨)に難点があった点を改善した。
5月5日
(日経)
日本製紙 国内生産体制見直し  塗工紙と新聞用紙 搬入費用など削減
 日本ユニパックホールディング傘下の日本製紙は、塗工紙と新聞用紙の国内での生産体制を見直す。塗工紙の生産は原料が搬入しやすい工場に集約。新聞用紙は本州向けに北海道で製造している分を一部、本州の工場に移す。工場の特性や立地などに合わせて製品ごとに最適な生産体制を整え、コストを引き下げる。
5月3日
(日経)
現場見聞録  中国経済成長で古紙の紛争戦
 警備会社の社員二人を乗せた車が深夜から明け方にかけ、ごみ集積所の近くをパトロールする。東京都杉並区の住宅密集地域。守るのは新聞古紙だ。勝手に持ち去る回収業者らを見つけ、注意する。
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2003年4月

4月29日
 (日経)
古紙の輸出量 3月、10%増  8カ月ぶり高水準
 製紙原料である古紙の輸出量が3月は前月比10%の13万2150トンと8カ月ぶりの高水準に達した。28日発表の貿易統計でわかった。段ボール古紙を中心にアジア勢の引き合いが回復したため。ただ、昨年前半のような勢いはなく、前年同月比では28%減少した。
4月25日
 (日経)
パルプ対日価格が一段  1年10カ月ぶり500ドル回復
 製紙原料であるパルプの対日輸出価格が一段となった。指標品種の北米産NーBKP(針葉樹さらしクラフトパルプ)の4月積みは1トン当たり520−530ドル(運賃込み)前後と前月比8%上昇し、1年10カ月ぶりに500ドル台を回復した。国際需要のひっ迫を背景にパルプメーカーが強気な販売姿勢を取っており、3ヶ月連続の値上げとなった。
4月25日
 (日経)
素材産業が浮上  廃棄物再利用の担い手 政策投資銀がリポート
 紙パルプや鉄鋼メーカーなど素材産業が廃棄物リサイクルの担い手として存在感を増している。日本政策投資銀行がまとめたリポートによると、非鉄金属精錬、セメントを加えた四業種の廃棄物受け入れ事業はすでに3100億円規模に達しており、設備能力から計算すると新規に投資しなくても7200億円まで事業拡大できるという。
4月24日 (日経)
新聞古紙 買値下げ  製紙大手、品薄感薄れる
 王子製紙、日本製紙など製紙大手は新聞古紙の購入価格を関東、関西などで引き下げる。5月1日購入分から1キロ12円(古紙問屋店頭)と現在より1円(7.7%)下げる。各社は設備増強に合わせて原料古紙の確保を急いでいたが、在庫が積み上がったため。3月以降、古紙が発生期に入っていることも影響。品薄感が薄れつつある。
4月22日
 (日経)
印刷・情報用紙9カ月ぶり減少  3月、国内出荷
 日本製紙連合会が21日まとめた3月の国内出荷速報によると、印刷・情報用紙は前年同月比1.4%減の93万3千トンと9ヶ月ぶりにマイナスに転じた。輸入量が増加しているのに加え、国内卸(代理店)などの流通在庫が増加したためだ。
4月19日
 (日経)

印刷用紙、アジア向け上昇 10カ月ぶり
 印刷用紙のアジア向け輸出価格が4月生産分から10ヶ月ぶりに上昇した。香港向けの新価格(運賃・保険料込み)は上質紙が1トン当たり770ー780ドル、上質コート紙が760−770ドル程度となり、ともに安値が20−30ドル(2−5%)切り上がった。

4月17日
(日経夕)
再生原料の輸出急増  古紙・鉄スクラップ… 中国で需要拡大 国内価格が上昇
 古紙、鉄スクラップなど、製品にリサイクルする原料の輸出が大幅に増えている。経済成長が続く中国を中心にアジアの需要が急拡大しているためで、日本は有力な原料供給国に躍り出た。輸出増で国内需給はひっ迫し、取引価格が上昇。再生原料を使う国内素材メーカーの収益を圧迫するなどの影響も出てきた。
4月17日
 (日経)

パルプ国産在庫の減少続く  原料不足9か月ぶり低水準
 製紙原料であるパルプの国際在庫の減少が続いている。指標となるノースカン(カナダ、米国、スウェーデン、フィンランド)在庫は3月末の速報値で前月末比0.7%少ない147万6千トンとなった。4ヶ月連続の減少で、昨年6月末以来9か月ぶりの低水準。品薄感を反映して国際価格も強含んでいる。

4月16日
 (日経)
 

古紙値動き、品種で違い  新聞、反落の公算/段ボールじり
 国内製紙会社の古紙の購入価格が品種によって異なる動きをみせている。需給に差が出ていることが背景だ。洋紙の原料になる新聞古紙はメーカー在庫が潤沢になり始め、価格は反落する公算が大きい。板紙の原料である段ボールは製品の需要期を控えてひっ迫感が強く、価格はじりじりと上昇している。

4月12日 (日経)  

製紙工場、運営合理化急ぐ
地域で一元管理 ▲日本製紙 ▼王子製紙 間接部門を集約
 日本ユニパックホールディング傘下の日本製紙は、複数の工場の間接部門を集約するなど工場管理の合理化に着手した。一人の工場長が複数の工場運営を兼務し、各工場も一本化して運営コストや人員の削減につなげる。王子製紙も同様に工場管理を効率化する。景気の低迷で国内需要が伸び悩む中、生産部門全体の効率化に役立てる。

4月11日
  (日経) 
印刷用紙の輸入量急増  国産値上げで割安感
 印刷用紙の輸入量が急増している。アジアや欧州からコート紙、中質コート紙といったカタログ、雑誌に使う紙の流入拡大が目立つ。国内製紙会社による印刷用紙の値上げが昨年秋に浸透し、国産紙よりやや割安な輸入紙の需要が増えたと見られる。
4月11日
  (日経)
古紙、輸出価格が下落  アジア向け、4カ月ぶり
 製紙原料である古紙のアジア向け輸出価格が4ヶ月ぶりに下落した。指標となる関東製紙原料直納商工組合(東京・台東)の4月積み段ボール古紙(組合購入ベース、問屋店頭)は前月より0.2円(1.6%)安い1キロ当たり12.5円となった。
 4月4日
 (毎日)
古紙再生でCO2増加 
化石燃料使用で リサイクル伸びたが・・・対策捜す製紙各社  
 古紙利用の増加に伴い、製紙産業の二酸化炭素(CO2)排出量が増えていることが、日本製紙連合会の調べで分かった。古紙から製紙原料のパルプを再生する場合、本材チップから製造するより多くの化石燃料(石油、石山灰など)が必要なためだ。古紙リサイクルを脅かしかねない現状に、製紙各社はエネルギー活用対策を迫られている。
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