10 ラック式
鉄道は道路に比べれば、勾配でスリップ頻発という、弱い面があります。
これを克服する為、レールに沿ってラックギアを敷設し車両側と噛み合わせる、というのがラツク式線路です。 我国では「アブト式」という言葉でしばしば呼ばれますが、これは我国の大鉄道である国鉄がアブト式を輸入した為、国民はそう思ってしまったような面があるのですが、アブト式はラック式の一種に過ぎません。
ここでは4つの種類を説明します。
1 Riggenbach式
2つの平行に敷かれたチャンネル材の間に短い棒をセットして、歯としたもの
2 Strub式
大きめのレールヘッドに1列に歯をきざんだもの 図は歯の部分です
3 Abt式
strub式の歯を2列もしくは3列にして、歯を千鳥状にずらし、歯の噛み合いをスムーズにしたもの。 図は2列です。
4 Locher式
前3者とちがい、歯を中央レール側面にきざんだものです。 機関車も、水平に回転する歯車を持っています。 これを使ったPilatus鉄道はケーブルカー並みの急勾配を登ります。
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大井川鉄道の例です。
ラックギアは3列が平行で千鳥に
並んでいます。
正面図
平面図
側面図