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| 古典ぱん通信は、ただ今、休息中です。 |
| 一体何のための歴史なのだ。 人間は歴史に学ばないのではなく、学べないのだとつくづく思う。 かつてのハリウッド製西部劇に登場する町の悪徳ボスが格好の役どころのアイツをなんとかしてくれ! ハッピーエンドはお得意のはずではないか。ゲーリー・クーパーはいないのか。(3月10日) いるのはパウエル何某という戦争屋パラノイア。悪徳ボスおかかえの同じ穴のムジナだ。「野のゆり」シドニー・ポワチエはいないのか、今一体どこをほっつき歩いているのだ。(3月11日) 夜の大捜査線? 査察中? うん? 何を?(3月12日) 理由なき反抗、のお国柄だからといって、理由なき戦争だなんて、悪徳ボスはジェームス・ディーンでも気取っているのか。ああ気色悪い!(3月15日) ユートピアのトマス・モアよ、「わが命尽きるとも」とはあんたを主人公にしたイギリスの映画だったよ(原題は A MAN OF FOUR SEASONS だったけれど)、トマス・モアよ、ポール・スコフィールドよ(映画でトマス・モアを演じた名舞台俳優)責任をもってブレア何某をどうにかしてくれ。そうしないと多くの人の命が理不尽にも尽きてしまうんだよ!(3月16日) 「汚れなき悪戯」の国・スペインの何某首相よ、よくもまあ、汚れある悪戯を…、そして「生きる」の国の首相、小泉何某よ、生きているのか、ほんとうに。(3月17日) 天日干しで乾燥させたイラン産の白いちじくを買ってきて食べる。見た目は固そうだが二度三度噛むとすぐにほぐれて甘さもにじみ出る。おいしいものである。いくつも食べられてしまう。しかし少々高いものだから、ケチ臭くちびりちびりと晩酌をやるようにして食べる。昨日は一気に四つ食べてしまったけれど、今日はひとつだけにしておいた。イランのお隣の国でも白いちじくはなるのだろうか。なったにしてもそれどころではないだろうが。(3月22日) 違反した事をやっているものが相手の違反を口にする、という本末転倒。一方では「イカサマな」「虚構の」「偽りの」という言葉を使い本当のことを口にする同国人。私はこの訳の原語が知りたくて手探りでCNNのホームページにまで捜しにでかけた。そして捜し当てた。その言葉は“fictitious”。fictionの形容詞。“fictitious times”“fictitious election results”“fictitious president”“fictitious reasons”。オー、Shame on you,Mr.A Fictitous one.(イカサマ氏) かつてロバート・ライアンが演じたところの『誇り高き男』の原題は“A Proud one”だったっけ。(The proud ones でした。3月27日)(3月25日) 劣化ウラン弾をまたしても使う、いやもう使っている。イラクの人々の根絶やしを謀るイカサマブッシュ。我が身を安全な場所に置いて指令・命令を出す者たちよ。せめて歴史の嗚咽ししゃくりあげて泣く声を聞いてうなされよ。悪い奴ほどよく眠るという。うなされながらよく眠れよ。イカサマ氏!(3月27日) 輝ける21世紀、なんていう言葉は、この時期、嘔吐とともにでもなければ人の口から出せるものではない。しかし実際にはマジックでもするかのようにいとも簡単に出せる人がいる。あれはトリック? イカサマ師?(3月29日) 散髪の帰り、とある公園に寄り道をしてベンチに座っていると、一目でそれとわかる美しい鳥がいた。信じられないが明らかにカワセミである。鯉がウジャウジャいる大きな池のほとりの木に止まったり離れたり、そうこうしているうちに池にポシャと飛び込んだ、と思う間もなく小魚を口にして跳ね返っえるように水面から躍り出てきた。あたりには何を狙うかカラスも飛び交っている、おおなんという光景だ。なんというグロテスク。輝ける21世紀の、これが正体だ。場所は杉並区荻窪にある大田黒公園。大田黒某という音楽評論家だった人(その昔NHKラジオの名物番組「話の泉」に出ていた人という)の元大邸宅を公園にしたものという。それにしても人はこんな広い家に住んでよいものだろうか、と貧乏性の私は思う。(3月30日) 心も言葉も及ばれず。(4月1日) 心も言葉も及ばれず、ということになったら次に何がくるのか、何があるのか、黙するのみ、黙す、しかしこれも言葉だ。……言葉は伝えて、そして伝わらなければ言葉は言葉とならない。(4月2日) 心も言葉も及ばれず、なんて気楽な傍観者だな。当事者たちには心も言葉もすでに失われているのだ。(4月3日) 我がパソコンはこのごろ電源をいれると勝手にクラスタスキャンというものをはじめる。放っておくと五時間くらいの長きにわたる。そのたびに、不良クラスタというやつが見つけ出されて、その数ももう七つか八つになっている。我がパソコンも不良クラスタに占領される日が近いということか。ええーい、くそッ!(4月5日) この戦争に終わりはない。ずっと始まりであり続けるだろう。人間という生き物の底の浅さをみんながみんな隠す奥ゆかしさも忘れあざやかにストリップして見せあってしまったのだから。だからたとえ絶望するにしたって、悲しいかな、絶望しようとする本人自身が拍子抜けしてしまうほどすべてが浅いのだ。だからまた虚無の底に錨(怒り)をおろそうとしても、浅すぎて沈むことは決してないのだ。こうしてひとつひとつ言葉が消えていき人間の内面も消えてゆく。(4月6日) 新しき世紀末の始まり。特徴・始末がつけられない、いかなる意味においても。(4月7日) 世紀初めの世紀末、この逆説は本物だ。おお、やっと本物に出会えた、という浅き夢見しことよ。やはり浅いなあ。(4月8日) われわれはわすれる。わからないからおぼえていようがない。いつもわれわれのそういうわれわれであることをわかっているものたちのおもうままだ。(4月13日) オレは本当に一瞬嘔吐しそうになった。ソニーが自社のゲーム名として「衝撃と恐怖」を米国に商標登録申請したというのだ。心も言葉も及ばれず。(4月14日) |