4月5日(木)晴れ。ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』を読み終えた。少しは聖書を読んでいるから、この小説の理解には役立つ。『白痴』に比べるとドキドキ感は少なかったが、DVDでは終わりがよかった。小説にはない少年たちの大きな樹を囲んでのシーンは、ロシアの希望を少年たちに託しているようだった。わたしたち日本人は、とかくロシアに対してよい感情は持てないのだが、小説を読み、映画を見て、ロシアという国への尊敬の念を改めて覚えた。トルストイやドストエフスキーを生んだ国、また、最近ではテレビでプーチン再選に反対する人々のデモの様子を見たが、こういう国と将来にわたって戦争をするという愚かしさだけは、絶対にしてはならないと思った。このドストエフスキーの集大成ともいえるこの小説では、『罪と罰』や『白痴』と人物像が重なっていることが、また興味深かった。
4月14日(土)晴れ。午後2時から、カメリアプラザで江東あかつき会第31回総会。役員は、午前11時半に5F第1研修室に集まった。出席者は保健師さん4名を含めて26名だった。午後の講演会は、東京都精神保健福祉センター医師田中祐(たすく)先生。演題は「統合失調症と家族の対応」で、内容もわかりやすくよかったと思う。来賓には共産党区議の大月かおり氏、ゆめグループ福祉会の萩田理事長のお二人が出席され、挨拶をして下さった。今日はあいにくの雨と寒さで、出席を取りやめた方も4名いた。
4月25日(水)晴れ。午後1時から会報「あかつき会」を発行するために、いつものように北砂ドリームクラブハウスの3階に行った。昼食は清州橋通りの反対側にある喫茶店「ツェッペリン」で、ピザトーストとホットコーヒーを注文した。その間にある考えが浮かんできたので、ママさんに話してみた。それは、私たちの例会をこの喫茶店を借り切ってできないかという考えだった。すると、意外にも私の時間があるときだったらいいですよという答えがママさんから返って来た。今日は渡辺さんと亦野さんと私の三人だけだったので、その計画を二人に話したら、たまにはそういうところでするのもいいんじゃない、とのことだった。役員会に諮ってとにかく実行してみようと思う。
5月10日(木)曇り時々晴れ。午後にわか雨。今日は、江東区木場にある精神障害者の作業所「らふぁえる」をあかつき会の希望者で見学した。参加したのは、7名だった。作業所は木場公園近くのファミリー型マンションの一室に設立されていた。今日は料理教室ということで、三人の男性が料理をつくっていた。ハンバーグを職員と一緒につくっていたが、部屋は比較的に新しく、二部屋が充てられていた。当事者よりも職員の方が多いという感じだった。全体としては手狭な感じはしたものの、江東区内のこれまでの作業所とはかなり雰囲気が異なると感じた。さまざまな志を持つひとたちが、障害者に関わってくださることはとてもよいことだと思った。見学は、30分ほどで終わって、皆で木場公園に場所を移して昼食を食べた。園内は晴れていたせいか、大勢の小学生たちが遊びに来ていた。歓談をしているうちに、空が急に曇ってきたので、時間はまだ1時半ごろだったが、解散することにした。バスに乗ってからすごい勢いで雨が降り始めたので、早く解散したのは正しい判断だったと思った。帰りは錦糸町行きのバスに乗ったのだが、「亀戸駅前通り」の停車場で降りるところをついうっかりと考えごとをしていて、終点の錦糸町まで行ってしまった。雨は本降りとなり、バスが来るまでにかなり濡れてしまった。家に帰ってふと考えてみたら、あのマンションには18年前に行ったことがあることに気づいた。わたしがまだ商売をしていたころ、お客さんに呼ばれて行った場所が同じマンションだった。世間とは狭いものだと改めて感じた。
5月15日(火)雨。借りていた本の返却日が来たので、あづま図書館へ返しに行った。ドイツの児童文学者ミヒャエル・エンデの『モモ』と吉本隆明の『わが転向』の二冊である。それぞれに有益な本であった。次に、同じ吉村隆明氏の『マルクス』ー読みかえの方法ーという本を借りてきた。この際、同氏の本を続けて読んで見ようと思い立ったからである。それで、『わが転向』以降の本を館員の女性に調べてもらったら、前書発行の1995年同年の『マルクス』を教えて貰ったという次第である。
5月16日(水)曇り時々はれ。午後から江東短歌会の例会に出席した。今日は今年で一番の暑さだったのではないだろうか。わたしは、ヘブライ語の同義反復法を用いた作品を出したのだが、点数はわずかに2点だった。しかしまったくの不評判でもなかったようだ。皆さんの批評を受け入れて修正した歌は以下の作品である。帰りに亀戸駅近くの「天や」で天ざるとグラスビールを注文した。
・風にさやぐ欅の若葉見るたびに気持ち安らぎ心癒さる 
5月16日曇り。朝寝覚めても疲労がとれない感じ。北十間川の遊歩道を散策した。すると対岸で躑躅の花を折っている女性を見かけた。実はわたしも名のわからない綺麗な花が咲いていたので手折って家に持ち帰ろうかと思ったのだがやめた。
5月19日(土)晴れ。朝から雲ひとつない快晴。あしたはカンダエクレシアの礼拝の司会なので、亀戸中央公園へ祈りの準備に行った。木々はは今若葉から青葉へ移りつつある。一年中で最も美しいさわやかな時節だ。帰りは旧中川沿いを自転車で走った。途中で島になっているところがあり、そこへ渡ってしばらくは川の流れやボートを漕いでいる人達を眺めて過ごした。それから近くの島忠でホットコーヒーを飲んだ。島忠で食卓の下に敷く竹製の90センチ四方のカーペットを買った。
5月24日(木)曇りのち薄晴。午後スカイツリーの東京ソラマチに行ってみた。スーパー”オリンピック”まで自転車で行き、駐輪場に自転車を置いて東京スカイツリーへ行った。そこから徒歩で17、8分かかっただろうか。水族館とプラネタリウムを見学したが、両方とも期待したほどの感動はなかった。しかし館内は大変な賑わいだった。鳩居堂が出店していたので、手染め小紋のおり紙を買い、喉が渇いたのでブドウジュースを飲んだ。プラネタリウムの方は、とても混んでいて切符は2時間待ちの5時からの入館となった。今日でわたしの散歩コースがひとつふえた。