ビビ闘病記

ビビは、膀胱麻痺があるといわれ、医者に飼わない方が良いとまで言われた子。膀胱結石と膀胱炎を繰り返し、病院と縁が切れないが、なんとか5歳半になった。本当に頑張っていると思う。
事故など、明確な原因が分からないため、ビビの排尿が困難な理由は、分かっていない。大学病院などで精密な検査をすれば、原因は分かるのかもしれないが、色々と辛い治療を繰り返すのも可愛そうに思う。
試行錯誤しながらも、ビビが元気に生きていれば、今のやり方で良いのではと思う今日この頃です。

2000年10月 うちに来た時、嘔吐が止まらず、病院へ。
尿閉による尿毒症と診断された。
神経障害で排尿が上手くできなため、排尿障害があるのだと言われた。
神経賦活剤(しんけいふかつざい)で治療したが、効果が出ず打ち切り。

その後、自己流の圧迫排尿で、なんとか持ちこたえていた。
ただ、ビビの場合、嫌がるだけでなく、必要以上に我慢するので、完全な麻痺ではないのだろうか・・・。それに、僅かずつの自力排尿がある。何が排尿を困難にしているのか?
2001年2月〜
 2001年8月
ホメオパシー治療
化学薬品の投与が不安だったこと、神経を活性化するのに鍼灸が良さそうだと思ったことから、「アカシア動物病院(http://www.acacia-vet.com/)」で治療を受ける。
鍼灸とホメオパシー、漢方薬で治療。
圧迫排尿、自力排尿とも上手くいかないことは、相変わらず。
2001年9月 再び西洋医学へ
仕事から帰ると、部屋中に赤い点々が・・・。それはビビの血尿だった!!
夜8時を過ぎていたため、行ける病院を探し、見つかったのが「東村山動物病院」。とりあえずその日は、圧迫排尿をしてもらい、利尿剤と止血剤、抗生剤などで治療し、通院を開始。
治療は利尿剤や抗生剤で行われ、家では結石溶かす薬を投与。
2001年10月 通院によるストレスなどから、急性糖尿病に。
メバロチンの治療で回復した(インシュリンによる治療でないことを不思議に思い、先生に聞いたところ、インシュリンは一度使ったら、一生続けなければならないので、最後の手段なのだと言われた)。
急性糖尿病については、無事、完治。
2001年10月〜 膀胱炎と結石の治療のため、通院を継続。
排尿の状況は、あまり変化がない。病院の先生にも、難しいと言われるビビの圧迫排尿。

膀胱炎と結石で排尿に痛みがある。→圧迫排尿時に我慢する。→定期的に圧迫排尿することが困難。→膀胱の緊張状態が続き、膀胱の弾力がなくなる。→膀胱が傷つく・・・・
こんな状態の繰り返し。

その上、、東村山動物病院は、とんでもなく混んでいて、5時間待ちなどザラなのである(現在は、電話予約が可能になったため、家で待つことが出来るようになった)。そのため、少し良くなると通院をサボり、症状は一進一退だった。
2003年2月8日〜
 3月2日
再び西洋医学へ
当時、野良だった「たっくん」の風邪が感染!!
20日程飲まず食わずで、わずかな流動食と点滴の繰り返し。体温が37度まで低下したときには、本当に駄目かと思った。1日に2度通院した日もあった。
水を一口、自力で飲み始めた日から、日増しに回復し、なんとか命をとりとめたのだった。

このときは、同室のクロも感染し、最初の1週間くらいはクロも一緒に通院した。同じく1週間近く飲まず食わずだったが、先に回復し、インターフェロンの投与で、みるみる良くなった。

ビビが回復し始めた頃、病弱なビビの側に、重症の風邪をひいた野良のたっくんを置いたこと(部屋な別だったが・・・)は、どんなに危険なことが、こっぴどく先生に怒られた。
2003年4月〜
 2003年12月
利尿剤、抗生剤、尿の酸化剤の治療を続けるも、細菌性の膀胱炎は、一向に回復せず。
病院での待ち時間の長さに耐えきれず、治療をさぼっては症状が悪化し、一進一退だった。
それでも、月2回程度のペースで通院していた。
2003年12月末 尿の出があまり良くなく、年末だし、ということでカテーテルを入れてもらい帰宅。
帰ると、尿が赤い・・・。しばらく様子を見ていたが、嘔吐が始まり、台所の隅にうずくまり出す。ビビの体調が悪い時の特徴だ。
慌てて、病院へ行き、カテーテルを外してもらい、点滴と投薬。
30日、大晦日、元旦と、かなり緊迫した状態だったが、2日には持ちなおし、ホッとした。

ビビの膀胱の炎症が酷いために、カテーテルが膀胱壁を傷つけるのか、尿道そのものに多少の奇形があるのか、先生も首を傾げていた。
いすれにせよ、二度とカテーテルを使わない事だけは、はっきりした。
2004年1月〜2005年1月 定期的な通院。
細菌尿の回復が見られない・・・。
2005年2月〜現在 再び西洋医学へ
抗生剤の耐性菌が心配になり、自己流で漢方治療を開始。
アカシア動物病院で処方されたことのある、 猪苓湯(ちょれいとう)を使用。
その後、いつも後肢が冷たいのは、血行不良があるのかもしれないと、私も愛用していた霊鹿参(れいろくさん)を投与。カプセルをばらし、2つを5つのカプセルに分割。朝晩、与える。
また、結石の治療として、五淋散(ごりんさん)をも併用(漢方薬の名前をクリックすると詳細説明へ移動します)。
最近は、霊鹿散については人の1/6、猪令湯と五淋散は1/12程度で問題がないので、カプセルも錠剤もそのまま与えている。
2号カプセルや錠剤を水なしで飲まされるビビは、いい迷惑かもしれないが・・・。

現在、ビビは毛艶も良くなり、体重も増加。動きも活発になった。
膀胱炎については、時々尿が茶色くなることがあり、完治しているわけではないが、そんな時は猪令湯、おさまったらしばらく五淋散、そしてほぼ毎日、霊鹿散といった組み合わせで、ほとんど通院せずに元気にしている。

圧迫排尿は、不定期。
自力排尿は、一踏ん張り分、約10cc程度の排泄が可能。
また、スーパのシャカシャカいうビニール袋で排尿が触発されるらしく、溜まり気味の時は、部屋にたくさん袋をまいている。普通の猫だったら、問題行動なのだろうが、ビビにとっては重要だ。排尿回数をかせげれば、それだけ排尿量が増えるのだから。
そして、オーバーフローも自力排尿の不足を補っているのかもしれない。たまに、ポタポタを超え、かなりたくさん溢れることがあり、膀胱もかなり小さくなる。
今の方法がビビにベストだとは思わないが、日々のビビの状態を物差しに、無理はせず、ゆっくりしたペースで付き合っていこうと思っている。
これからも、試行錯誤の日々は続くと思うのだが・・・。