TOSS-TWO WAY/小学校/保護者会/小学校全学年/TOSS東京西部 鈴木康一

おこづかいは「どのように」「どのくらい」あげればいいのでしょうか?

おこづかいを「どくらい」「どのように」与えているかは家庭によって違うと思います。
お互いに「これぐらいが普通かな?」と思ってこづかいをあげていますが、お互いに話をしてみると案外違っているものです。

1、おこづかいを「どのように」与えていますか?
  「月ぎめ」「週きめ」「ほしいといったとき」「あげていない」など

2、おこづかいを「どのくらい」与えていますか?
  「500円」「1000円」など

1、おこづかいを「どのように」与えるか?
子供の年齢、家庭の方針によっておこづかいの与え方はそれぞれ違っていると思います。
それぞれの家庭でおこづかいについての約束事があり、子供とお金の使い方について話しているだろうとは思いますが、おこづかいはいずれ「月ぎめ」などまとまったお金を子供にす形にしていくのが良いでしょう。
子供たちはおこづかいによって、「計画的なお金の使い方」を学んでいきます。
計画的なお金の使い方を学ばずに大人になると、「持っているお金をいっぺんに使う」「計画性もなく欲しいものをすぐに買ってしまう」などお金の使い方で苦労をするようになってしまいます。
もちろん子供ですからおこづかいの使い方で、いっぺんに使ってしまい次のこづかいの日まで辛い思いをすることがあるでしょう。
しかし、それも大事な経験なのです。
失敗を通じて、こづかい帳をつける子供がいますが、これも見通しをもってお金を使うための有効な方法です。
大事なことは、おこづかいにしたら、その期限内に決められた額しかお金をあげないことです。
おこづかいは、子供たちにとってお金の使い方を学んでいく貴重な学びの場なのです。
 
お手伝いをしたらいくらあげる、という約束を子供としている場合をよく聞きますが、多くの場合失敗するようです。
子供に働く意欲を持たせたいという大人の思惑とは別に、子供にあるのはお金に対する執着です。
その内、子供たちはお金をくれなければお手伝いをしなくなります。

2、おこづかいを「どのくらい」与えていますか?
これもそれぞれの家庭や地域で違っていることと思われます。
しかし、お互いに情報交換をしてみると大体、「相場」が見えてきます。
こづかいの額に限らず、保護者同士での情報交換は大変重要です。
 
さて、こづかいの額の算定式に次のようなものがあります。

平均額=マイルドセブンの価格×学年数

たばこの値段は、物価を反映する変数になります。
この式の優れているのは、物価を反映しているため10年後の子供のこづかいの額でも算出できるところです。

現在(2001年)、この式によって各学年のおこづかいの目安は次のようになります。
1年生 250円×1=250円
2年生 250円×2=500円
3年生 250円×3=750円
4年生 250円×4=1000円
5年生 250円×5=1250円
6年生 250円×6=1500円

では、いくらもらうと「もらいすぎ」なのでしょうか。
これは次の算定式で求められます。

平均額+100円×学年数

現在(2001年)、この式によって各学年のおこづかいのもらいすぎの目安は次のようになります。
1年生 250円+100×1=350円
2年生 500円+100×2=700円
3年生 750円+100×3=1050円
4年生 1000円+100×4=1400円
5年生 1250円+100×5=1750円
6年生 1500円+100×6=2100円

おこづかいをもらいすぎると、子供の生活も変わっていきます。
例えば、「ゲームセンターへ週半分以上いく」「買い食いを週三回以上する」などです。
おこづかいをもらいすぎる子供の傾向としては、「欲しいときにもらう」子供が多いことです。

おこづかいの与え方も、子供の育てていく上で重要なことですね。

参考文献:『子どもウオッチングの技術』 明石要一著(明治図書)

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