KOUNANナットクできる郵便利用法
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A.従来型ポスト  
2009年1月15日更新

1号 2号 3号 4号5号 6号7号 8号 9号 15号・16号  2つ口ポストの区別表示  印は希少種。

郵政によるポスト分類呼称は、時期によって変更されています。このサイトでは、2003年4月の旧日本郵政公社発足時の区別方法を採用しています。
*ポストの大きさは標準の寸法で、多少の差異がある場合があります。公示された寸法を基本に、実測できた範囲で修正しました。




1号ポスト  

A01  1号ポスト *旧方式の呼称「1号丸型
  • 【大きさ】 本体:直径40cm×高さ135cm、台座:直径60cm×高さ20cm、差し入れ口:左右17cm
  • 【写真】 左:静岡県熱海市福道町(来宮駅前)=2006年(右端も) / 中:神奈川県鎌倉市極楽寺三丁目(極楽寺駅前)=2008年
人が帽子をかぶったような形をしたポストは明治時代から使われており、A01の1号ポストは戦後1949年に導入されました。
差し入れ口は1カ所で、その下の四角い取り出し口には次回取り集め便番号の表示窓があります。
取り出し口の写真で表示窓にはプラスチックプレートが使われていますが、当初は金属プレートで表示されました。
最近は、取り集め便番号を表示しないポストが増えています。
取り集め時刻表のプレートは、差し入れ口の左に差し込み式で入る形になっています。

利用者にとっての1号ポストの難点は、大きな郵便物が差し出せないことです。
差し入れ口の横幅が約17cmでは、A4判どころかB5判のものを入れた郵便物でさえ、まっすぐには入りません。
2003年にエクスパック(A4判のものが入る)が導入されてからは、その封筒が入らないということが注記されるようになりました(写真のポスト2本とも、差し入れ口の下に掲出)。

鋳物(いもの)であるために、1970年代には製造が難しくなり、四角いポストに切り換えられていきました。
一部地域に残っているこのポストは、大半は1960年代までに設置され、そのまま残っているものです。
2005年度末(2006年3月末)現在の日本郵政公社統計によると、全国のポストの数は19万1423本で、そのうち5182本がこの 1号ポストとなっています。

1号ポストのある風景(来宮駅前、極楽寺駅前)
1号ポストがあるJR伊東線・来宮(きのみや)駅前(2006年12月)と江ノ電・極楽寺駅前(2008年5月)。極楽寺駅は、テレビドラマにもよく登場した。

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2号


A02  2号ポスト *旧方式の呼称「1号角型
  • 【大きさ】 本体:左右37cm×高さ80cm×奥行き51cm、脚柱:直径17cm×高さ59cm、差し入れ口:左右25cm
  • 【写真】 左:静岡県熱海市田原本町(熱海駅前郵便局)= 1996年 / 中:横浜市栄区本郷台二丁目= 2007年 / 右:横浜市港南区港南六丁目= 2008年

A03  3号ポスト
  • 【写真】 左:静岡県熱海市田原本町(熱海駅)= 1996年 / 右:神奈川県鎌倉市御成町(鎌倉駅前)= 2008年
  • 【大きさ】 本体:左右48cm×高さ106cm×奥行き54cm、脚柱:直径22cm×高さ33cm
A02は1970年から、A03は1951年から使用されています。
A02・A03ともに現在は、ポストの差し入れ口を2つは必要としない地域で、現行タイプのポストに置き換えられないで残っているものが主体です。
ただしA02は、差し入れ口が2つのポストが主に使われている地域で、ポストを置く場所に限りがある場合などに使われている例があります。
A02ではA01と同様に次回取り集め便番号の表示窓が付けられていますが、最近では使用しない例が目立っています。

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4号・5号


A04  4号ポスト *並んだ2本のうち右の青色ポスト
  • 【大きさ】 本体:左右37cm×高さ80cm×奥行き51cm、脚柱:直径17cm×高さ59cm、差し入れ口:左右21cm
  • 【写真】 東京都中央区日本橋三丁目(八重洲通り) = 1995年

A05  5号ポスト *並んだ2本のうち右の青色ポスト / 旧方式の呼称「特4号
  • 【大きさ】 本体:左右48cm×高さ106cm×奥行き54cm、脚柱:直径22cm×高さ33cm、差し入れ口:左右19cm
  • 【写真】 東京都中央区日本橋二丁目(群馬ビル前) = 1995年

A04A05は、ともに1960年代から速達郵便物専用として設置されたポストです。
このポストのある地域では、「青いポスト」といえば速達用であることが広く認知されてきました。

A04はA02と大きさが同じで、A05はA03と大きさが同じです。
ただし、郵便物の取り出し口が向かって右についており、左にトビラがある一般郵便物用ポストと並べられるようになっています。
A04は取り出し口のトビラの上部が丸く、鳥かごの出入り口のようになっていることが特色です。


4号ポストのある風景(東京・日本橋)
左:上の4号の撮影時の風景(1995年) / 右:並ぶポストが現行タイプ12号に(2007年)

速達専用ポストは、東京都心部・横浜市・大阪市・神戸市など一部大都市の限られた区域で、原則として一般郵便物用ポストと並べて置かれました。
1970年ごろまでは、一般郵便物用ポストと取り集め時刻が違ったり、取り集める郵便局自体が隣の一般郵便物ポストと違ったりして、速く輸送する態勢がとられていたポストもありました。
現在は、並んでいる一般郵便物用ポストと、取り集め担当支店も取り集め時刻も違いはありません。
一般郵便物用ポストでも、2つ口のものは片方の口で速達を受けるようにしたため、速達専用のポストをおく意味は薄れています。

1990年代以降の速達専用ポストの設置場所は、東京都心では東京中央郵便局と日本橋郵便局の取り集め区域に限られていました。このうち東京中央局は、2006年に使用をとりやめました。

A04・A05の現在の設置場所は、全国であわせて10カ所余りとみられます。


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    A06  写真未入手


A06  6号ポスト 
  • 【大きさ】 本体:左右53cm×高さ133cm×奥行き53cm、台座:高さ6cm
郵便物差し出しのためだけでなく、郵便配達する仕事の途中に一時保管庫として使えるようにしたポストです。1959年に導入されました。
差し入れ口は1つで、左右の両側面にとびらがついている。
現時点での設置場所は10カ所以下とみられる絶滅危惧種です。


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7号


A07  7号ポスト 
  • 【大きさ】 本体:左右65cm×高さ106cm×奥行き54cm、脚柱:直径27cm×高さ33cm、差し入れ口:左右20cm / 24cm
  • 【写真】 左:東京都港区新橋一丁目(外堀通り)=2007年 / 中:東京都千代田区丸の内一丁目(みずほコーポレート銀行本店前)=2008年 / 右:横浜市戸塚区戸塚町(戸塚駅西口)=1995年

A08  8号ポスト 
  • 【大きさ】 本体:左右60cm/66cm×高さ80cm×奥行き51cm、脚柱:直径17cm×高さ59cm、差し入れ口:左右19cm / 24cm
  • 【写真】 左:横浜市港南区日野三丁目=2007年 / 右:横浜市港南区東永谷二丁目=2007年
A07A08は、1960年代に、多数の郵便物の差し出しに対応するため、差し入れ口を2つ設けたポストです。
A07は1962年から、A08は1966年から使用されています。それぞれに、大きさや、ひさしの形、表示される文字やマークの色に、製造時期や製造所の違いによる違いがあります。


2つ口ポストの区別表示



7号ポストと8号ポストの2つの差し入れ口は、当初は、左が「他府県」/右が「都区内」というように、あて先方面別に使われました。

1982年に横浜郵便集中局(現・横浜神奈川支店)が開設されたとき、横浜市内のポストで、左が近隣地域(具体的な市区名)/右が「その他の地域」という区別(写真が用いられるようになりました。
ポストに差し出された郵便物の消印・区分をする局が、近隣あて郵便物をその地域の集配局が、その他の地域あて郵便物を横浜集中局が担当するようになったためです。従来の「他府県」ではなく「その他の地域」と示す必要があったことから、横書き(左横書き)として自然なものとなるように、右に「その他」がおかれました。

この方法が一部の他の大都市でも導入されますが、以前から差し入れ口が2つのポストが使われていて左「他府県」で慣れている地域では、そのまま左が「その他の地域」となっています。

1990年代半ばからは、左「手紙・はがき」/右「その他の郵便」と、大きさ主体の区別に各地で変わっていきます(写真下の
郵便物が左右どちらの差し入れ口に出されても、同じ郵便局(現支店)で消印・区分することが一般的になったためです。

年賀特別郵便の取り扱いが始まる毎年12月15日から、年賀状の差し出しがほぼ終わる1月7日ごろまでは、左「年賀郵便」/右「一般の郵便」と、シールをはり足して区別しています(写真下の




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9号


A09  9号ポスト 
  • 【大きさ】 本体:左右33cm×高さ54m×奥行き40cm、脚柱:直径11cm×高さ82cm
  • 【写真】 静岡県熱海市水口町= 1995年
このポストは占有面積が小さいため、十分な場所が確保できないところで多く使われています。
写真の例は、民家の庭先の盆栽の脇に立っているもの。このほか、商店の片隅、駅の構内などに置かれた例などがあります。


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A10-14は欠番  




A15  15号ポスト  *旧方式の呼称「2号」→のちに「箱形1号」

   【大きさ】 壁掛け型、左右30cm×高さ60cm(前面高さ45cm)×奥行き25cm、差し入れ口:左右18cm
    【写真】 横浜市戸塚区汲沢=2008年


個人宅の郵便受け箱のようにも見えるポストです。以前からの郵便切手類販売所に数多く置かれており、その一部が現在も残っています。
別種のポストへの切り換えが進み、現在では少なくなっています。



   A16  写真未入手

A16  16号ポスト  *旧方式の呼称「5号」→のちに「箱形2号」

   【大きさ】 壁掛け型、左右30cm×高さ70cm(前面高さ55cm)×幅30cm×奥行き13cm

A15より、やや大きいポストです。A06と並ぶ絶滅危惧種であるもようです。
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